80年代をスタイリッシュに アトミック・ブロンド
東西を分割する壁が壊される頃のベルリンでのお話。
80年代の映像を今見ると、妙にでかい肩パットが野暮ったくも感じて、同じ時代を知るワタシは気恥ずかしさ覚えたりもするんだけど、この映画はなんでこんなにもスタイリッシュに感じるんだろう?よくよく思うと肩パットましましの人とか出てきてないから今風に色々コーディネイトしたのかな?
選曲も良くて気分がとてもアがるし、出てくる女優もかっちょ良い。夢中で観てしまった。
ファイト・アクションが痛そうでその分リアルに感じられる。もの凄く強いスーパーファイターじゃないんだ。
西側の街と東側の街並みと質感の対比もいいねぇ。
ついこの間大学時代の先生と電話する機会があって、先生がベルリンで観たデビッド・ボウイのliveのはなしをしておられたのを思い出す。先生はドイツ文学の研究者で、ベルリンの当時の若者文化の熱さをよく教えてくれたものでしたが、そういう憧れみたいなものがワタシの中にあったのかもしれない。
そういったいろんなかっこいいと思う気持ちをくすぐられる映画でした。
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