Joanne(LADY GAGA) ワタシのGAGA師匠
GAGA様を初めてスゲーなと認識したのは生肉スーツより後のこと、ちょっと前の来日で初音ミクへのオマージュを色んな所で行ってたのを見てからなんだけど、その時のマスコミは多分何の事か分かってなく微妙な報道で、オイオイこの人の親日派ぶりはタダモノじゃないぞ、そうでなくても今の日本の最先端をアソコまで的確に、しかも面白おかしくエンタメし、かつメッセージ滑り込ませる芸当を出来る人はそんなにいねーぞ、という事で、もうこの人はワタシの知人がポール・ウエラーのことをポール師匠と呼ぶ様にガガ師匠と呼ばせてもらいたいくらいに凄い人だなと。
ガガ師匠の曲の特色は同じ言葉のフレーズの繰り返しが面白い響きを持つ所で、大人から子供までそのフレーズを口にしたくなる魔力を持ちます。これは先ごろ北米を皮切りに日本のピコ太郎が大ウケした理由と全く同じなのですが、ガガ師匠は歌詞全体がもっと社会的なメッセージを含んでいるのでちょっと相手にならないですね。
で、今回の新譜を聴いてワタシはズッパマリました。まーね、コソコソずっと前から聴いていて、前々作・前作はちょっと派手に行き過ぎて食傷気味の感あったけど今作はいいなぁ。つーかこの人こんな歌上手かったんだと。
上手いなあと思うのは、歌への感情の出し入れね。今作はじっくり聴かす曲が多いのもあるけど、すごくうまく感情を歌に乗せて、ある時は涙を誘い、ある時は爆発させ、ある時はスルッと流させる。あのキャッチーでポップなフォーマットの曲の中でそれをやるのは物凄く勉強になりました。やっぱり師匠と呼ばせて頂きたい方。
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