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November 29, 2014

ザ・レイド GOKUDO 鉛色のジャカルタの空

Theraid2 ザ・レイドというインドネシア映画の続編という触れこみの格闘技アクション映画。
 1作目は並居る敵が待ち受けるビルを単身で攻略する警官のハナシで、この主人公がインドネシアの格闘技「シラット」の達人。悪漢たちを苦境に立ちながらも叩き潰していくという、いたってシンプルな作りでありつつも超絶な格闘ワザと迫力の画面構成とケレンで心を奪われたものでした。
 今作は「GOKUDO」というタイトルどおりマフィア抗争に日本のヤクザも加わって2時間超の大作。日本からはヤクザ役で松田龍平、遠藤憲一、北村一輝が参戦となかなか芯を喰ったキャスティング。期待高まり公開を待ち遠しく思っていました。
 ズバリ期待は裏切られませんでした。アクションもさることながらなんとも渋い画面構成。冒頭2・3分の映像は鉛色の空、雨の畑のロングショットで、画面を6分割したとしたらその一番左下の部分でだけドラマが行われるという演出。この出だしに早々からワタシはノックアウトくらいました。
 ちょっとした端役までドラマが作りこまれているし、多分色んなアクション映画の影響を受けていることがうかがえるシーンやキャラクターの数々。北野武とかタランティーノとかね。インドネシア映画をなめたらいけません。監督の映画愛を感じました。
 そんな熱い映画ではありますが、全国公開とはいえ神奈川では1館しかやっていないし、観られるところが少ないのが残念。もう日本の映画館はお子様かご婦人達だけのものになってしまったのかと寂しい気持ちになりますが、よくよく調べると血まみれの描写に対して、元々はR18指定だったのをなんとかシーンカットしてR15まで落としての公開だったそうで、色んな努力により公開場所を広げようとしていたのだなと。つーかシネコンは沢山できたけど映画館自体は少なくなってるってことなのかな?

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