グランド・マスター
「グランドマスター」は第二次世界大戦前後、歴史や愛憎に翻弄される中国の武術家達のハナシで主人公はトニー・レオン扮する葉問(イップマン)。
カンフー物でありながらウォン・カーウェイが追及する画は抒情的な物であり、血沸き肉躍るカタルシスとはほんの少しベクトルが違うものなので、そういったアクション物を期待すると裏切られることになる。多分日本の任侠物をスタイリッシュにするとこんな感じになるのかもしれない。
AGFAカラーとアクション時のスローときれいな女の人をなめまわすようなシーン作りはワタシの心を掴んで離さない映像美でありますが、どんなハナシだったかを覚えている自信はないかもしれないな。ウォン・カーウェイにとってはプロットとかどうでもいいのかもしれないですね。状況だけあれば。最後の最後に出てきた少年がブルース・リーなんだねって匂わすところとかのクスグリとか小粋だね。
出てる役者全員よかったな。特にチャン・ツィイーの演技は絶品。
The comments to this entry are closed.





Comments