最近のヘビロテ Bomb Shelter Sessions(Vintage Trouble)
ハリウッドから出たシンプルな4人編成ギターロックバンド。
ギターロックですが、ボーカルが黒人でソウルシンガーなところがミソ。かっちょ良い。
もとよりギターロックバンドはブルースやリズム&ブルースを大西洋挟んでイギリス人が再現しようとしたブリティッシュロックに磨かれたものだと思っていて、やはりブラックミュージックがルーツになるわけだけども、英国流の解釈や本質的にマネできなかった部分がロックとしてのオリジナリティーを生んで今に至っているとワタシはふんでいます。
本質的にマネの出来なかった部分というのは「ファンキーさ」という黒人ならではのリズムのノリで、これを表現したくても出来ない落としどころとしてアレンジリフにフックとなるよなシンコペーションを取り入れたりという工夫が進化していったのではないでしょうか?
で、このヴィンテージ・トラブルというバンド、リズム&ブルースをギター・ベース・ドラムというシンプルな編成で演奏するというギターロックバンドのルーツ的なアプローチでありつつ、ボーカルがそのブリティッシュロックがマネしえなかった「ファンキーさ」を持っているという点で、UKにおいて今大変人気があるという事実が納得できるきがします。
アルバムの楽曲もほとんどこの楽器だけでこなしており、シンプルであるがゆえにやりたいことが明確に伝わって好印象であります。PVのセンスもいいねぇ。
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