Overexposed(Maroon5)
マルーン5の新譜は大ヒット間違いなしのゲバ評の中インポートではすでに発売されております。
アダムが歌えばマルーン5節になってしまう部分もありますが、曲を共作するキーボードのジェシーらで凝ったサウンドメイクになっているところがマルーン5ならではのものだと思います。
今回は捨て曲なしのヒット曲路線と謳われているので期待して聴いたけど、コレってLADY GAGAじゃんって誰か言わないのかな?
確かにマルーン5として消化されたサウンドなんだけど、ポップにするための手法がGAGAなんだよな。たとえば誰もが一秒後に口ずさめるようなリフレインの多用とかね。ビートもディスコだし。
だれでもウレスジの曲を考えるとき使う手法があるんだけど、それを単純化して結晶化して「そこまでしなくても・・・」くらいブッチ切ってやっていたのがGAGA、それとK-POPね(GAGAがアーティスティックと言われる所以は実はそこに少しカオスを加えているからなんだけど、その話はまた後日)。そこまでやったらもうミもフタもないのでは・・というラインを越えるのは、唯一無二のぶっ飛び姐さんGAGAだから許されるとか、「これはK-POPだから」って許して逆にそこを楽しむって構図があったと思います。
その部分をシレっとマルーン5がやっちゃってるトコロってどうなんだろう?って。ま、そこまで極端な作品じゃないんですけどね、其処此処に垣間見えるワケですよ。で、コレって彼らがイヤらしく商業主義に打って出てきたものなのか、面白半分にやっているのか、なにも考えずに時代の流れに乗っているのか評価に迷うトコロでありますね。
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