またもや意に反して
SOMEWHEREを観に行ったつもりだったんだけど、どういうわけかラプンツェルを観てしまう。
「塔の上のラプンツェル」ってタイトルがジブリ的で嫌。ジブリだってもう「~の~」ってタイトルから脱却してるのにね。と思っていたら、アメリカ本国では「Tangled」ってタイトルだって。もともとグリムの原作はもうちっと性的な話だったらしいが、冒険活劇風にストーリーがいじられて、そういうタイトルにしたそうな。
活劇もプロットも面白かったけど、赤ん坊の頃から育てた母と思っていた人が実は誘拐犯で自分はプリンセスだったって分かったときに、ラプンツェルが葛藤しないのがドラマとしてもうひとつだったな。それでも製作側は予防線を張って、誘拐犯に「ワタシは悪者になるよぉ」なんて言わせてこれは勧善懲悪ドラマなんですよって但し書きみたいにしているのがちょっと面白い。
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