100 Miles From Memphis(Sheryl Crow)
どうもね、シェリル・クロウのアルバムって昔はあんまり好きじゃなかったの。なんというかダウナーな曲が必ず入ってるじゃないですか。そんなのないって?いやワタシが聴くとダウナーになる曲があるんですよ。キャッチーなのはいいんだけどね。
今思うと、彼女の曲のパターンっていうのがあって、ちょっとスタイリッシュな声質で歌う曲はマイナーな感じのダウナーな曲になるんだろうなって。
今回のアルバムではジャクソン5のカバーが入っていて、コレ聴いたとき「モノマネ?」と思ったくらいホンモノぽいと思いましたが、よくよく全編聴いて思いますに、彼女のアッパーなハイトーンボイスでの歌って、子供声だったんだということに気がつきました。
デビューして数年は、ああいう子供声で歌うとなめられちゃうから、大人の女の色気を出したトーンの曲が多かったのかなぁと勝手に納得。で、そんなトーンの曲がワタシはあんまり好きじゃなかったと。
しかして、デビューの頃からこんな子供声の歌ばっかりだったら、多分今みたいなヒットメーカーにならなかったでしょうね。今回は企画モノっぽくモータウンみたいな曲をやっていて、ワタシとしては好きなパターンですが、チャカチャカしたシェリルはもうひとつかな。ワタシみたいに聴いてるひとは勝手だよね。好きじゃないって言ったり、らしくないって言ってみたりで。申し訳ない。でもね、何度も聴いてるんですよ。今回バラエティーに富んでるからたのしいのかな?でもジャケ写真はアウト。鼻の穴おっぴろげて歯むきだしてるやつ。笑う馬みたい。
そうそう、今回キース・リチャーズが参加してるというアルバムの2曲目。みごとにスカされましたね。陽気な感じのロック・ステディー。キースってそういうことやるんだよなぁ。
それで、鳴り物入りでデビューしたマックス・ロメオのファースト・アルバムを思い出した。あれもキースのプロデュースだったけど、同じような陽気なロック・ステディーのレゲエテンポに合わせてギャッ・ギャーンって一発ギター入って終わり。音を聴いてないでアルバム紹介してる雑誌の記事なんざ酷かったですよ。「あのキースのギターが炸裂か?」なんて。最後の「?」が曲者ね。聴いてないって意味なんだよな。以上マックス・ロメオのアルバムの話ね。
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