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July 18, 2010

「うた」と言葉のビートについて

 只今バンドでレコーディング準備と称して曲のアレンジの見直しや、リズム練習とかをやってます。 リズム練習は、やはし重要ですね。もともとワタシ、リズムキープあんまり上手くないから。唯我独尊弾き語りスタイルから歌をはじめているからなのかも知れません。カラオケ世代じゃないし。
 曲のテンポってのは、弾き語りみたいに「うた」の持っている感情のままに、緩急あってしかるべきと事実思っているのですが、踊れるビートを目指すならリズムがグラグラしたらノれないですし、多重録音を前提に考えるとき、ある程度リズムの粒を揃えてないとやりづらくてしょうがないとも思います。なによりバンドという複数メンバの息をそろえなければ、問題外ですから。
 まー、そんなワケでリハやってると、同じトコロで上手くいかないフレーズがあったりするわけですよ。何故だか、あるフレーズでハシる(早くなる)。
 その理由のひとつとしては、肉体的な理由。高い音程出すのにどうしても体力使うから、そこに来ると早くそのフレーズを歌いきってしまいたいという肉体的欲求が出て、歌が早くなってしまうとかね。だからこそ鍛錬が必要なわけですが、今回は何回踏ん張っても上手くいかず。で、考えて歌詞に少し手を入れてみると、なんとかかんとか上手くいきそうな気配が出てきたんですね。ハシる理由のいくつかのうちのもうひとつに、歌詞も関連しているということです。ま、鍛錬はこれからも必要なんですけど。
 「うた」って面白いなと思ったのは、ここでの歌詞の修正は決してその部分の歌詞を削除したのではなくて(笑)、逆に文字数の多い言葉に代えてることです。上手くいかなかった時の言葉の持つビートがそこのフレーズにうまく合わないからリズムがぐらつくんじゃないか?と試してみると、やっぱりその通りだったと。歌詞に選ぶ言葉そのものが、曲を決定づけていくということなんですね。
 世の中に「字余りソング」なんて言われ方をしている曲がありますが、実はそれだってきちんと言葉のビートが「うた」を紡ぎ出しています。文字数が多いってだけのハナシであって、作り手・歌い手は、その文字数で語る言葉のビートこそがその「うた」の良さだと思って作っているのです。
 逆もまたしかり。曲から先に作ったときには、その曲・メロディーにふさわしいビートの言葉を乗せていくことが「うた」作りのキモ、というか本質だと思います。それは単に文字数だけの制限ではなく、表現したい言葉のイントネーションも含むということも忘れてはいけないと思います。

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