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July 07, 2010

ストーンズ「ダーティー・ワーク」の1曲目ONE HITの凶暴さったらないね

Dirtywork これこれ。この写真。今回のストーンズの紙ジャケ仕様で一番驚いたバージョン。12インチのレコードだったときの仕様そのままなんだけど、こんな感じだったのを忘れていたので、懐かしさがこみ上げてしまった。
 そんな気持ちで久しぶりに聴いた1曲目のONE HITのギターの凶暴さに改めて驚いた次第。
 ギターの音色も凶暴なんですが、あのEギターリフのカッティングがシンコペしまくっているところがとにかく凶暴ですねぇ。なんつーか、怒りにまかせてギター掻き鳴らしているんだけど、そのタイミングがどんどん裏ビートに入っていく感じ。それでいてビシッと曲の屋台骨を貫いている。
 もうひとつそれに拍車をかけるのは、ビル・ワイマンのプリングを多用した捕らえどころのないベースラインで、これまた裏ビートを浮き立たせる原因になっている。
 結局ドラム以外のすべての楽器がシンコペしまくっているみたいで、スタジオに当時いたゲストミュージシャンとかは合わせ辛かったんじゃないかなぁ。ワン、ツー、スリーで入るオン・ビートの場所がよく分かんないような気がするんだよな。
 これこそがキース・リチャーズのサウンドで、間(ま)の取り方というかバック・ビートを紡いでいくサウンドなんだと思います。
 で、そんなことを思っていると、やっぱしビル・ワイマンのベースって、そうしたバック・ビートをデフォルメするような役割をはたしていて、重要だったんだろうなと感じるのです。リスペクタブル という曲の最近のライブ音源とビルがやっていたときのビートが明らかに違うのは、わざわざそういうアレンジに変えたのではなくて、ダリル・ジョーンズが同じように弾けなかったからなのではないかと思うんですね。

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