Plastic Beach(Gorillaz)
バンドのリハの時にメンバーと、最近の新らしめの音楽でなんかいいのないかねぇ?今の音楽の動向がトンと分かんなくなってるからねぇオレたち・・なんて話していたのですが、その帰りにCD屋に寄ったら、なんとゴリラズの新しいのが出てるじゃありませんか。
5年前のDemon DaysはFeel Good Inc.のPVにヤラれて散々聴きました。音良し映像良しの大好きなパターン。かっちょよかったねぇ。アレ。
で、ついに新作登場。これも凄い。
元々がヴァーチャルなバンドという設定のゴリラズはその在り方自体がコンセプチュアルなのですが、今回のPlastic Beachは更にコンセプトアルバムになっているという2重構造。もとよりミュージシャンとコミック・アーティストのコラボなので、楽曲以外にも絵コンテやPlastic Beachの舞台となる島の模型まで作ってしまっている念の入れよう。これって映画なの?
付いてきたDVDは作成過程が収められているのですが、あまりの壮大なプロジェクトに理解がおよびません。どうもアルバムとPVとWEBに用意したインタラクティブなサイトで仮想の映画を作っているようです。彼らが言うには「アタマの中の映画である」と。
ともあれ、出来上がっている音やアートワークはやっぱりかっちょエエですわ。今回参加のミュージシャンもハンパなく色んな分野からですが、どうしてか統一感があるんです。コンセプトアルバムってことでやりたいことがはっきりしてるからなんでしょうね。
モスデフといったお馴染みのヒップホップ系も良いですが、印象に残るのはボビー・ウーマックやルー・リードの参加してる楽曲ですね。たまらん。
ファースト・シングルのスタイロのPVはブルース・ウイルスが出演。これもよし。
でもやっぱり未だにFeel Good Inc.のPVは色あせないねぇ
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