イングロリアス・バスターズ
土日も働き続けていたのですが、やっとおさまって連休にたどりつく。
朝起きてソッコーで観に行ったのがタンティーノの新作戦争映画。
タラちゃんが映画を撮ると毎回「最高傑作」みたいな宣伝が打たれますが、本当に繰り返し観たくなるのはパルプ・フィクションと前回のデス・プルーフかなぁ。ハデだけど映画好きのためのオマージュ的なものが多くてキル・ビルとかさ、物語に入り込みづらいじゃないですか。斜めに観て面白がる分にはいいんだけどさ。今回もそういう匂いがしたらちょっと残念かなぁと期待と不安入り混じりではありました。それでも好きなんだよね。オレ。
タランティーノの戦争映画ってどんなものなんだろう?という期待には、大きく応えてくれた感がありました。戦争なんだからドハデな打ち合いと爆発と手足飛び散る残酷シーン?確かに味付けとしてそういうシーンもあったけど、彼の戦争映画とは戦時下における人と人の駆け引きのスリリングさに重きが置かれているものでした。
今回は(マンガ的ではあるけど)ストーリーとして面白い。アクションシーンよりも会話がスリリングな2時間半以上の映画。だれることなくあっという間の時間でありました。
ブラッド・ピットの軍人演技はデフォルメっぽく見えるけど、本当にああいう人いるよ。やってて面白かったんだろうな。
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