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November 28, 2009

決して、一人では見ないでください

 「決して、一人では見ないでください」というのは随分昔の映画「サスペリア」の宣伝キャッチコピーである。グロいイタリアのオカルト映画だったと記憶するが、未だに覚えている衝撃的なコピーだし、宣伝文句として非常に優れていると評価されていた。
 このコピーの優れている点は、「おっかないですよ」というメッセージが的確に伝わる点と、みんなで誘い合って来てくれることで集客率を高める効果がある点である。当時の新聞のコラムか何かで「それまで一人で訪れることが多かった映画館へ、みんなで来てくださいというメッセージが新しい」と書いてあったのを覚えている。
 そんなことを思い出したのはつい先日のYahooニュースに「「ひとり映画館」5割超経験あり」という記事が出ていたのを見たからだ。
寂しくない? 「ひとり映画館」半数以上が経験アリ(RBB TODAY) - Yahoo!ニュース
 タイトルからして映画館へひとりで行くのが変わっている人かのような言い草ではないか?なんだか変な先入観で、出来ることと出来ないことが出てきてしまう世の中を垣間見る気がしてコワイなぁ。
 別にワタシはみんなでワイワイ観に行くのも好きだし、デートで映画だって悪くないし、すぐにでも観たいものだったらソッコー一人で観に行くし、その時々だと思っている。そういった点からも、ひとりで観に行ったり行かなかったりで5割っていう割合は、フツーであって健康的だと思うです。

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November 23, 2009

連休の終わりの日

 夜半に降っていた雨も上がり朝から良い天気。
 ちょいと出かけて少し時間が出来たので、なんだか周りで評判のよいマイケル・ジャクソンの映画でも見ようかとチケット売り場に並んだらなんとソールド・アウトだそうである。
 スゲーなぁ、マイケル。そのうちDVD出るんだろうから、まっいーか。

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November 21, 2009

イングロリアス・バスターズ

Inglourious_basterdsfly 土日も働き続けていたのですが、やっとおさまって連休にたどりつく。
 朝起きてソッコーで観に行ったのがタンティーノの新作戦争映画。
 タラちゃんが映画を撮ると毎回「最高傑作」みたいな宣伝が打たれますが、本当に繰り返し観たくなるのはパルプ・フィクションと前回のデス・プルーフかなぁ。ハデだけど映画好きのためのオマージュ的なものが多くてキル・ビルとかさ、物語に入り込みづらいじゃないですか。斜めに観て面白がる分にはいいんだけどさ。今回もそういう匂いがしたらちょっと残念かなぁと期待と不安入り混じりではありました。それでも好きなんだよね。オレ。
 タランティーノの戦争映画ってどんなものなんだろう?という期待には、大きく応えてくれた感がありました。戦争なんだからドハデな打ち合いと爆発と手足飛び散る残酷シーン?確かに味付けとしてそういうシーンもあったけど、彼の戦争映画とは戦時下における人と人の駆け引きのスリリングさに重きが置かれているものでした。
 今回は(マンガ的ではあるけど)ストーリーとして面白い。アクションシーンよりも会話がスリリングな2時間半以上の映画。だれることなくあっという間の時間でありました。
 ブラッド・ピットの軍人演技はデフォルメっぽく見えるけど、本当にああいう人いるよ。やってて面白かったんだろうな。

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November 11, 2009

犬なら普通のこと(矢作俊彦,司城志朗)

4152090766_2 ミステリ・マガジンに連載されていたと既に聞いていたのでこの本が出たのには驚かなかったが、このコンビ、実に25年ぶりだそうである。
 カドカワ・ノベルで3作品を出していて、それらは矢作が映画用に書いていたシナリオから司城が小説におこすという分担で作っていた本だったというが、その後シナリオは山のようにあったものの、ふたりが喧嘩別れで今日にいたると聞いていた。本当かどうかは知らないが。ラジオのインタビューで矢作が語っていた内容である。
 今作はどんな分担か知らないが、過去の3作品がハリウッド映画並みにスケールのでかい冒険アクションだったのにくらべて、今回は沖縄が舞台のヤクザ・犯罪小説となっているので、幾分スケールは縮小したかなぁという気持ちは否めないし、もしかすると映画用のシナリオなんかなくて、矢作がストーリー・プロットの案を出して司城が小説化したというだけなのだろうか。
 沖縄は20代の前半くらいに行ったことがあって、金のない若造は海でのリゾート遊びよりも街の方に好んで飛び込んで行ったのを覚えている。だから沖縄というと、青い海よりも名護とかの街で感じた皮膚感覚が蘇る、その感覚そのままの街の描写が良い。なんともやるせない感じ。
 出てくる人物たちは、薄幸の女や自分勝手な男どもばかりの悪漢小説。こういった小説はどこが面白いかというと、出てくる人間全てが信用おけないので、どんな結末になっていくのか全く予測がつかないこと。
 そんな小説なので筋にはいっさい触れないでおきますが、本当に色々裏切られます。
 読後に残るやるせなさは、やっぱり沖縄の街を想わせるなぁ。

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November 08, 2009

サムライ・ノングラータ(矢作 俊彦,谷口 ジロー)

51ne2mekisl びっくりするものが突然新刊で出た。マンガの単行本である。
 90年代初めにGOROにて連載していたコミックであるが、単行本は2巻までで完結していなかったのだが、ここへきていきなり1冊に全話収録した完結版が出たのである。
 国家間の利害関係に及ぶような事件を、ヨーロッパ・日本・アフリカを又にかけて活躍する怪しい自称商人と敏腕傭兵という2人の日本人のお洒落なストーリー。
 なにがお洒落って、インテリっぽい会話とリアルなファイトシーンに裏打ちされる信念を持った男たちがとにかくお洒落だなぁって思います。ファッショナブルとかそういうことでない、お洒落な生き方っていうのだろうか。
 そういうストーリーを書かせたらピカ一の矢作でありましてそらもう大好きなんですが、先だって出た「海から来たサムライ」という小説の改稿版のタイトルがやっぱり「サムライ・ノングラータ」って、自分の作品の中で全く異なった作品のタイトルがカブってしまってるてどういうことなんだろう?そら駄目じゃないのか?(その作品についての記事はこちら
 良いタイトルだと思ったらどんなものにも同じタイトルをつけるのだろうか?
 例えばそれが絵画と音楽というジャンルの違うものであればわかるんだけどね。コミックと小説ではジャンルが違うって認識なのだろうか?ストーリーも登場人物も全く違う別物なのに??
 どういう心境なのかとっても興味があるんだよなぁ。

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November 07, 2009

先日の会食

 先日友人たちと横浜中華街で会食。
 よく晴れた日で関帝廟などを訪れたり散々飲み食いしたりと楽しい日であった。
 久しぶりの中華街なのでLOMOを持っていって写真を撮りまくっていたのだが、カメラトラブルにより全く写ってなかったよ。とほほ。
 楽しかった日であるのは間違いなかったのだが、残念至極にてまた天気の良い日にリベンジしたいよ。はぁ。

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