Ocean Eyes(Owl City)
ミソネタ州のアダム・ヤングがシコシコと作ったエレクトロなアルバム。ネットで発表していた曲が口コミで話題になりアルバムリリースしたそうな。
テーマはジャケットからも分かるように「海・空・夢」という感じで、シンセでどこまでも気持ちの良い音を追求する姿勢が感じられる。当然メロディーラインもキャッチーだしボーカルのトーンもウケそうで、ドライブがてらダラダラ流すのによさげ。
でも一回聴いた限りでは「おお、気持ちの良い音を出すねぇ」と記憶に残っても、曲としての記憶に残らなかったなぁ。ワタシとしては何処かに引っかかりのある(違和感のある)主張がないとのめり込めないのだろうな。全てがキレイすぎるからな。だからPrinceみたいなのは好きなんだけどね。
こういう大多数が好みそうな音を研究して作るのが産業ロックっていうのかな?しかしアダム・ヤング君は「売ってやる」というヤマっ気よりは寧ろ、如何に生理的に気持ちの良いものをエレクトロで作るかに全身全霊をかけているように窺えて、好感度がある。
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