サブウェイ123
もう秋なのかな?という空の下。ようやく体調を取り戻す。夏の疲れだったんだろうな。そんなに色々やったつもりもないのだけれど。
テレビとのタイアップだのなんだのの映画を見たいと思ってなくて、この夏はあんまり映画館に足を運ばなかったんだけど、ようやく食指が動いたのが、サブウェイ・パニックのリメイクであるサブウェイ123。
サブウェイ・パニックという映画は、タワーリング・インフェルノだのポセイドン・アドベンチャーだののパニック映画が流行っていたころの映画だったので、「パニック」なんて言葉が入っていますが渋い犯罪ミステリー映画と言っていいでしょうね。現役で観ましたよ。伏線の張り巡らされたスリルある展開の佳作だったです。ラストシーンのウォルター・マッソーの顔が最高。
さてそのリメイク版。どんな感じに仕上がっているのか期待大でした。ウォルター・マッソー版が純然たるミステリー仕掛けで完全犯罪を狙う犯人の手際にも感心してしまう内容でしたが、これに対し今回はさまざまな人間模様を盛り込んでいて話が少し複雑になっているところが現代的といえば現代的。
犯人役のトラボルタのキレ方が良くて、これがスリルを生んでます。面白かった。
オチはウォルター・マッソー版の方が好きなんだけどね。やっぱりアメリカは家族へ回帰していくんだなと少し感慨深い今回のラストシーン。
秋はもっと映画みたいな。
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