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September 16, 2009

あえて苦言をいうなれば Box Emotions(Superfly)

R6hyhyhy Superflyというバンド名を耳にしたのは一昨年くらいのことか、ウチのバンドのギタリストが自分の娘たちのヒーローが今「Superfly」なんだと言っていたのに始まる。
 「ふーん。名前をカーティス・メイフィールドからとっているんなら、もしかして俺とセンスあってるかも・・」くらいで暫くそのままだったんだけど、それからの進撃はいわずもがなですね。このアルバムもタイアップだのなんだので街のビルボードからポスターから占拠して、一色に塗り替えんばかりの勢いだ。
 ワタシの琴線に触れることは間違いないサウンドは、やっぱりこのユニットのコンポーザーであるギタリストがストーンズに大きく影響をうけたであろうサウンドだからなんだけど、歌詞やちょっとした楽器のキメとかに、サウナ出た後にザブンと水風呂入ったときの「はうぁっ!」と驚くような気持ちよいフレーズが少しづつちりばめられているところが好きです。今のヘビロテ。
 タイトルどおり苦言をいうのであれば(あくまで、敢えてだよ)、今の歌謡界全体に言えることでしょうが、歌詞の内容が子供っぽいのがなんとかならんかなと。こんなこというと「お前の加齢臭の方が臭いんじゃ!!」とボコボコにされそうなのでアレなんですけどね。
 つんくのプロデュース作品のように確信犯的なものはシャレだしいいとして、このユニットのように実力ある人達が全力投球で叫んでいる内容にしては、すこーし幼さが残る気がします。ワタシもシャレで歌うんなら良いですけど本気で気持ちを込めてこれを歌うのは、ちっと恥ずかしさが漂うなぁ。
 思えばミック・ジャガーにしても荒井由美にしてもこの人と同じ年頃の時代に歌ってた歌は、もうちょっと普遍性のある感情表現でオトナになって歌っても気恥ずかしさなんて感じられないものだったのではないだろうか?例に出してる人が大御所すぎて申し訳ないですが。
 アルバムの中にはオトナっぽいフレーズの歌詞の曲もあるんだけど、そっちはどっちかといえば紋切り型でつまんないです。さっき言った驚いちゃうようなフレーズが出てこない。やっぱり子供っぽい感性で創られた歌詞に凄くビートがあるんです。これは言葉のビートが頭の中からじゃなく、身にしみたところから作られているからなんでしょう。日本人全体が幼児化している表れなんでしょうか?それもワタシが年寄りなだけ?
 気持ちよければそれでいいじゃんという意見もありますが、それなら往年の楽曲のかっこよいフックをもじった曲作りで勝負してくるのはアーティスティックじゃないよな。そういう曲作りは嫌いじゃないですが、新しいメッセージとか叫びがプラスアルファされないとね。そういった意味でいうと、このような曲作りをするバンドにラブ・サイケデリコなんてのがいますが、歌詞が結構ソフィスケイトされていて良いバンドだと思ってます。
 どうなんだろうね。これはこれでもアリなんだけど、ワタシにはしっくり共感できないものもある。これがジェネレーションギャップなんだろうか?でも好きだけど。だから、もう少し人間味が熟してきたらもっと好きになるかもしれないですね。楽しみであります。

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