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February 22, 2009

J・ベック/E・クラプトン さいたまスーパーアリーナ 2009.2.21

 それぞれのソロは今回行きたいと思ってなかったけど、お祭り好きのサガです。しょうがないですね。遥々さいたままで足を延ばしました。遠かったよ、ウチから。。
 ベック1時間、クラプトン1時間、セッションで30分くらいだったか。入れ替え休憩入れて17時から始まって20時終演というプログラムでした。各々のバンドでてんでにやって、最後にファーザー・オン・アップ・ザ・ロード1曲で済まされるんじゃないかと勘ぐっていたので、セッションでそこそこ曲やってくれたのは嬉しかったですね。
 ベックは肩の力が抜けている感じで良い音でした。期待の小柄で華奢な若いベースのおねーちゃん(TAL WILKENFELD)は、ベックより歓声を浴びていたぞ。なかなかのテクニシャン。
 ベックバンドは今回のツアーでもやっているらしいA DAY IN THE LIFEで大喝采であったけど、全体的になんだか手数は多いがグルーヴはもうひとつだった印象ですね。エイトとかの曲は悪くないんだけど。。タイコとベースの相性が悪いんじゃないだろか?
 クラプトン・バンドは流石の風格。一曲目はクラプトンがひとりでアコギ引き語り、続けてレイラのアコバージョン。ベックがギンギンに弾いた後でのそんなセットを、風格と言わずになんというか。
 タイコのABE LABORIEL JRって人が凄かった。コカインのキーボードソロのバックで大した手数でないんだけど、物凄いグルーヴが出てて、あれは今日の見ものだったと思います。
 そういう流れで観てきたので、セッションのメンバーはクラプトン・バンド+ベックという構成に納得。みんな前を向かずにお互いを見ながら演奏している感じに笑みがこぼれる。当日リハのみだったのかなぁと。
 ベックもクラプトンもガンガンせめぎ合っておりましたね。こうやって同時に二人のギターを聴き比べると、クラプトンのギターの方が歪んでるのね。音色はベックの方が好き。
 悲しみの恋人達もレイラもクロスロードもそれぞれのバンドでやっちゃってるので、アンコールはどんなので来るのかと思っていたら、スライ・アンド・ザ・ファミリーストーンのI WANT TO TAKE YOU HIGHER。これも凄いグルーヴ出てたねぇ。欲を言えばきりがないけど、やっとセッションが暖まった頃に終了はもったいない。まぁそれでも、最初に言ったように、1曲で済まされなかったのを良しとするべし。
 さてこうして最後まで観て、ベックはギター職人であるという万人の認識があるけど、クラプトンはエンターティナーという側面を大事にしようとしているんだなぁと思ったのでありました。
 バンドやセットの構成はクラプトンの方が考え抜かれていたように思ったんですけど、共演に関して言えば、どういうわけだか今回、クラプトンの方が肩に力が入っちゃっていたような気がします。ベックの方が楽しそうに演ってたんじゃないだろか?緊張してたのかな?エリックさん。
 二人の共演はもう一回あります。あしたは、どんなことになるんでしょうね?

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