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July 27, 2008

土曜日のアレを観て(ほぼ私信)

 前にも書いたかも知れないが、友人のliveを見に行った東十条のハコで、当日ブッキングされていた他のグループが実はバンドではなくてお笑いコンビだったことがあって衝撃を受けたことがある。
 随分前の話なので今のような若手芸人ブームはまだ来ていなかった。そんな時代、LIVE HOUSEでロックバンドの合間に素人の若者がコントをやるという事に、「そういうのもアリなんだ」という思いが新鮮だった。決して大笑い出来るほどのネタではなかったんだけど。
 そういう実体験があって、自分では笑いを取るのが難しいんだけど、ロックとお笑いのコラボみたいな企画を考えてみたいなと常々話していたら、丁度半年位前に「そういう構想を持っているんだ」という男と呑んで、「是非やってみせてくれ!」と賛同したものだった。そういう土壌や原動力を持っていることが、うらやましい限りだった。
 以下かれらのPV
YouTube - SHUNTLES "Love Again"

Ca390083 この写真はそうした企画が実現化されたもの。トークライブという触れ込みであるが、この絵ってコントみたいだ(笑)。
 こういう企画で一番コワイのが楽屋オチだけの予定調和で終わるコトで、その場が楽しいだけならばただの宴会の余興であり、彼らもそれを大変恐れていたであろう。そうならない為のテクニックなりステージ態度が多分ふたつあった。
 ひとつは第3者的出演者の徹底的なツッコミ。もうひとつは主役が孤独に徹することだとおもう。
 一つ目はある程度クリアできるのだが、二つ目をわかって出来る人間はなかなかいない。それをわかる人間だけがエンターティナー足りえる人だからだ。それはジャニス・ジョップリンよりビリー・ホリディより昔からそうだった。
Ca390085 その夜、エンターティナーは居たとおもうよ。

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July 22, 2008

バットマンを観なおす

Img1297d6b5zikazj 3連休はゆっくり映画もみたし、dvdを借りたり本を読んだりでした。dvdは観ていなかったバットマンビギンズ。(本は今度書きます)
 「またバットマンなのかよ」とバカにして公開当時足を向けなかったのですが、予告編で観たダークナイトのヒース・レジャーの気合入りっぷりに衝撃をうけたのがきっかけ。
 ヒース・レジャーといえばアカデミー賞候補にまでなって、これから凄いことになっていくのかと思いきや、先日若くして他界と、すでに松田優作のような伝説となっており、「まぁ話題豊富だから売れるだろうな」くらいの斜に構えた見方しかしなかったワタシですが、予告編だけでノック・アウトされた次第。このポスターも凄いよねぇ。
 これは8月の公開に観に行かなきゃならんわと思いつつ、前作のビギンズを観ておこうとなったわけです。
 結果、ビギンズは良かったですね。よく言っている「アメリカの正義」をどう思うかという苦悩に満ちていて、荒唐無稽なコミックでありつつも、訴えかけるものを持っている。泣けはしなかったけど。
 そういう苦悩が逆に健康的だなぁと感じたものでした。
 そのまた前シリーズのティム・バートン物は結局おとぎばなしに帰結してるところがあって、当然おとぎばなしにだって訴えかけるものはあるんだけど、今シリーズのように真摯に訴えはしていなかったのではないでしょうか。
 次回作ヒース・レジャーのジョーカー登場で、さらにシリアスになりそう。そのくせキャッチフレーズが「WHY SO SERIOUS?」なんだよな。

 まったくハナシは別にそれて、ヒースといえば吉田秋生の「カリフォルニア物語」を連想してしまうのですが、ヒース・レジャーのヒースという名前も「嵐が丘」から取られたんだそうな。

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July 19, 2008

崖の上のポニョ

Ponyo_banner ライブの準備だの何だので先週まで忙しくて、待ちに待ってた何でもない3連休です。
 で、久しぶりに映画でもと宮崎駿。今回の作品はなんの予備知識もありません。ポスターから想像するに、子供にターゲット絞っているのかぁ?くらい。あの赤いキャラクターが魚で女の子であることすら、知らずに見ました。だからといって、感想が変わるわけじゃないですね。多分内容を知っていても感想は変わらないです。よかったですよ。
 現代的日本の人魚姫というのでしょうか。もののけ姫とトトロを足して舞台・主役を海にしたという感じ。
 そういえばこれまでの宮崎作品は、人と「森」であって、「海」って無かったなぁと、新鮮な感じ。そして冒頭の海の中の映像が生命感溢れること。
 ポニョの父母のキャクターが手塚治虫っぽく感じたのもなんだか新鮮。
 あらすじは「そうなるだろうなぁ」という方向へ流れ、びっくりするようなドンデン返しなどないのですが、ひたすら愛おしく感動してしまうのは、いわゆる愛が満ち溢れている作品だからなのでしょう。悪意のある登場人物はなく、すべての女性は大きな母性とずるさを持っており、男はみんな使命感を持ちつつ無垢であります。
 ええっとね、あの登場人物「サキばあさん」。ちょっとイヤミな感じのひと。あの人がいいねぇ。言ってることは正論なんだよね。「人面魚が来ると、津波が起こる」とかね。疎まれがちなんだけど、一番最初に男の子の無事を心から喜んだのも、この人なんだよなぁ。
 ま、大変心洗われる気持ちで観たのですが、トトロくらいキャッチーなアイコンがいないので、小さな子供達は途中退屈してたかもです。

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July 17, 2008

更新報告とか後日談とか

 先日のライブの報告をココにアップしました。ご興味のある方は、ご覧下さい。

51oh2ja45gl_ss400_ さて「不良読本」に掲載されて、ベタボメしていた矢作の「傷天」ですが、単行本化してますね。
 もう読んじゃったし、、、とか思っていたのですが、大量の加筆修正という言葉に負けて購入し、再読。
 あらすじは変わってないですが、何度読んでもラストの盛り上がりは泣けます。
 変更になったところは、細かい事実に基づいた書き足しとか、セリフ回しに工夫が入ったりとかの程度。
 映画化しないだろうか?ショーケン観たいねぇ。

 またまた前に言っていたツェッペリンのSHM-CDの発売が報告されました。発売中止ではなく、延期のような意味合いなんでしょうね。9月だそうで。
 なんかコレもめたのかもしれないですね。ま、いいや。前回リマスターしたのがいつだか知りませんが、ワタシが持ってるのは相当古いですから、気持ち新たにと数枚を予約。全作ではないのよ。

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July 14, 2008

2008/7/13 高円寺CLUB ROOTS ご来場ありがとうございました

 今回まだ画像が手元にないんですが、タイトルどおり、ご来場の皆様ありがとうございました。
 5曲のセットと短めでありましたが、初めてのハコでの名刺代わりということで、赦してください。
 次回は9月7日(日曜日)ホームグランドとなっている渋谷TAKE OFF 7にて、たっぷりお届けしたいと思っております。
 まずはごあいさつまで。画像が手元にきたら、また書きます。

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July 09, 2008

She's About to Cross My Mind(The Red Button)

Crossmymind ズバリ!ジャケ買い。
 スゥインギン・ロンドンかフレンチ・ポップかというデザインで、ツィギーみたいなミニスカートとブーツの足の運びがなんともストーリーを感じさせる写真です。
 で、中身は60’s!というか、これもスバリ初期のBeatlesなんだろうな。メロディーラインやコーラスが美しい。2007年の作品です。
 こういう曲を作ってそれっぽくやってる人たちは多くて(ワタシの周りにもいるんですが)、ビートルズへのオマージュだったりパロディーとも取れたりする現状でありますけど、このThe Red Buttonってバンドがどこまで本気で自分達のスタイルとしてやっているかはちょっと不明です。
 調べてみるとイギリスじゃなくてロス在住のSeth SwirskyとMike Ruekbergというおっさん二人のバンドだそうで、「おっさん」と聞くと、「どこまであの頃のサウンドに近づけるか」みたいなところに力を入れているのでしょうか?
 トッド・ラングレンみたいな曲でモダーンに感じるものもあって、やっぱり真面目に自分達のサウンドとして結果的にあの頃のサウンドに近づいたのか?と思いきや、おもいっきりジョージのスライドギターみたいなのや(そおいえば、ウチのバンドのこの間のレコーディングのスライドも、ソコを目指していたなぁ)、これはジョンの歌い方のマネだろう・・と思われるものもあり、本人達の意見を聞かないとなんとも言えんねぇ。
 もしかしてもしかすると、ビートルズっぽいっていうことが、ひとつの音楽ジャンルとして成立してきるのかなぁ?
 でも、そういう風に色々考えさせられたりするのを含めて、面白いです。とにかく美しいメロは良いねぇ。
 若い人たちの意見も聞いてみたいなぁ。

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July 05, 2008

立川談志 ひとり会 '92~'98 「初蔵出し」

21qwxwvs2tl_ss400_ 談志師匠の新しく出たdvdセット。
 ひとり会シリーズは他に2つ出てますが、これまでのものは必殺的十八番ナンバー(なんか変な言い方だなぁ)で、今回のはレア・ナンバーという位置づけのようです。だから高座が始まって師匠が「なにやろうか?ちょっとネタ帳もってこい!」とか、「楽屋でリクエストがあったので・・」というふうに、久しぶりにこんなのやってみようか・・とやってます。
 ストーンズ・ファンにしてもそうですが、十八番(オハコとよんでね)もいいけど、レアなものを聴けるのはうれしいものです。
 今回のネタはレアといわれるだけあって、ちょっとあやしい口舌のものもあったけど、江戸っ子のべらんめい啖呵で気持ちが良いものが多かったなぁ。「三軒長屋」とかよかったですね。
 吉川潮の解説ライナーがひとつひとつ付いていて、これも面白い。
 談志師匠は乱暴で暴言を吐きますが、そんな中に真実があって、色々インスパイアされることが多いですね。今回も「神戸の地震はTVで流れた途端、嘘になっちゃったな」みたいな事を言っていて、これを吉川潮が解説してますが、メディアの危うげさを的確に表現した言葉だとおもいます。
 いつも思うけど、芸だけじゃなくてこうして何かドキッとされられる高座が楽しみなんですわ。

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