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July 03, 2007

サムライ・ノングラータ(矢作俊彦/司城志朗)

51djanqtf7l_ss400_ 知ったのは、ネットの新刊お知らせメールからだった。好きな作家・キーワードを登録しておくと、新刊が出るときに、お知らせメールが届く。
 で、「サムライ・ノングラータ」とある。
 「サムライ・ノングラータ」といえば、知る人ぞ知る2巻くらいで打ち切りになった、矢作俊彦原作・谷口ジロー画の劇画だよ。それが、司城志朗ってどういうことだろう?またぞろ喧嘩別れしたという二人のコンビが、あのマンガの原作を小説にしたのか?

Samunon01 矢作俊彦/司城志朗のコンビは、もう20年くらい前にカドカワ・ノベルスに3作発表しています。
 もともとは、矢作が映画用に書いた脚本が沢山あって、映画作るには金が足りないから、小説にして売ろうと、小説に書き直すのを手伝ったのが、司城。この3作が、滅法面白かった。冒険活劇。
 実は今回のこの小説は、その時「海から来たサムライ」というタイトルで出ていたものを大幅に改稿したものだという。
 なーんだ、新作じゃないのか。でも、また読みたいぞ。しかし、矢作も語彙が少ないなあ。少なくとも、自分の過去の作品のタイトルと、カブってしまうってしまうとは、いかがなものか?

Samunon02 今は情報が少なくて、この改稿は誰がやったのか?(多分、矢作がやってるなぁ)どうして、改稿する気になったのか?何故、この作品なのか?が凄く気になるねぇ。まさか、本当に映画化するとか?
 カドカワ・ノベルズの3作は、2つが現代劇で、ひとつが明治時代を舞台にしたもの。
 現代劇といっても、まだベルリンの壁が壊れていない頃、米ソの冷戦を前提とした世界の状況の中での話なので、そのまま出すなら知らず、今風にアレンジするのはしんどいでしょうね。で、明治時代のサムライが、ハワイでアメリカのガンマンと決闘するという、今作になったのだろうか。
 「海から来たサムライ」は何度も読み返していたんだよね。大改稿とありましたが、あらすじは、全く変わってないです。何故か人物の名前が少し変わっていたり、表現がマイルドになっていたりしますが。昔読んだ印象そのままだった。面白いものは、面白い。
 あっと驚く冒険活劇なので、ネタバレせんようにストーリーには触れずにおきたいし、ちょっとしたエピソードにも味があって、ニヤリとしてしまうので、これも触れにくい。読んだ者同士でないと、なんか分かち合えないのが、辛いねぇ。
 興味が湧いた方は、是非。

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