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July 31, 2007

Tanz Walzer(Quruli)

51ptl6ibcbl_ss500_ くるりというバンドを気にかけたのは結構前に、村上隆とか奈良美智とかがコンテンポラリー・アートのイベントかなんかをやったときに、ライブステージに呼んでいたという情報くらい。
 そのときには、特に聴きたいとも思ってなかったんだけど、この間TVに岸田繁が出ていて、この新譜をウィーンで録ったときのことを語っていたのが、なんだか爆笑で、手に取った次第です。
 岸田的な語り方でいう「スムーズなメロディーを心がけた」「もう我々はロックバンドですらない」と語った姿勢は印象的で、そうしたスタンスを貫いた本作は、心惹かれるものがありました。
 ロックというカテゴライズがどんなものと思うかは人それぞれですが、ロックという範疇にある音楽は、トリッキーな言葉のビートを捕まえて、そこにカタルシスを感じる方向にありがちです。
 本作の詩作の流れとして、言葉のビートの捕まえ方はロックのそれと変わることはないのですが、なんというかとっても素直な響きをもったビートだったと思います。
 そういった素直な響きから、クラシックのストリングス、ウィーンでの録音という発想が、うまいところを突いてるなぁと、しみじみ思いました。

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July 30, 2007

The Traveling Wilburys Collection(Traveling Wilburys)

51pekoxpzcl_ss500_ 三年ほど前か、友人のDaddy Blues氏らとコラボでバンドをやったんだけど、その前準備として話し合っていたとき、トラベリング・ウィルビリーズの話がでた。
 存在は知っていた。まさしくリアルタイムのときは1988年で、その頃ワタシのバンドは渋谷のBYGってカフェ(あの頃はそんな言葉はなかったろうし、今もそんな洒落た店構えじゃないんだけど)の地下スタジオでリハをやるのが常で、そのBYGでよくかかっていただろうことを覚えていた。どんな曲かは忘れたけど。
 ボブ・ディランとジョージ・ハリスン、ロイ・オービソン、トム・ペティー、ジェフ・リンなんて超大物が集まってるけど、誰かを救済するための企画モノなんだろってイメージが自分の中で先行していたので、あんまり真剣に聞いていなかったし、2枚もアルバム出していたことすら、知らなかった。
 それが2004年になって、音楽仲間から、良いので是非機会があったら聴くようにと、言われたものだったのだ。そのときのコラボ・バンドの名前は、トラベリン・グレイハウンドという名前として、トラベリング・ウィルビリーズにあやかったものとなったのです。
 そこまでされると、ワタシだって探して真面目に聴きなおしてみるかとなるんですが、3年前のその頃は、廃盤だったんですねぇ。なんと。結局そのまま借りることもせずに、忘れちゃってたんですが。
 そのいわくつきの音源が先日まとめて発売になりました。1枚目と2枚目に加え、PVやドキュメンタリー映像のDVDを含めた3枚組セット。こら凄い。
 聴いてみて、観てみても、こら凄いという言葉しか出なかった。かっちょイイじゃないですか。舐めてました、ワタシは。
 ドキュメンタリー見てこれまた驚いたのが、歌詞も曲も全部5人で集まって、みんなで意見出しながら作ってたんだってこと。なんども言うけど、こら凄い。完全に民主主義。まあジョージ・ハリスンがまとめてたって話ですけど。
 もともとジョージのCloud NineのシングルB面のために、スペシャルな曲を作ろうってのが発端だったから、ジョージ主導だったんだろうけど、単に仲の良い仲間が良い機会を得て集まった集団だったんだね。スタジオ・ワークの風景とか、とても楽しそうだし。
 誰が抜けてもあのサウンドにはならないだろうという楽曲は、やはり5人でワイワイ作った感触そのまま。
 ロイ・オービソンが残念ながら他界した後のセカンドも、悪くないですけど。
 ファースト・アルバムの名前がVolume 1 で、セカンド・アルバムの名前は何故かVolume 3。諸説あるようですが、そういった洒落っ気が好きです。ウチのバンド名もそんな感じだし。
 今回のセットも、1枚目にVolume 1が。2枚目はVolume 2としてDVDが。3枚目にVolume 3というセカンド・アルバムが配置されてます。
 持っていなかったロックファンはこのタイミングで是非。日本版は限定だという話ですので。
 

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July 28, 2007

時計の営み

 梅雨が明けたのかどうかわかりませんが、最近寝苦しくなって困りますねぇ。でも寝室でエアコンつけるの嫌いだし。
 この間も、夜中に目が覚めて「何時なんだろう?」って時計を見たら、結構な勢いで針がぐるぐる回っているの。
 電波時計の営みなのでしょうか?自動で時間の補正中だったんでしょうが、ひどく驚きましたね。ヒヤッとした。
 そういうものだってわかっていても、ふとしたときに見ると、やっぱりビビリます。なんかオカシクなったんじゃないか?って。
 見てはいけないようなものを見た気になって、布団かぶって寝ました。寝られました。

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July 23, 2007

うっかりハマったdvd

413yokxjfql_ss500_ 某氏のblogで拝見して興味を持ったdvdを観て、まんまとハマる。マルホランド・ドライブ。
 デビッド・リンチって監督は、あんまり好きだと広言したくない監督だったんだよなぁ。なんでだか。なんかマニアックな人気が、感情的に気に入らないだけなのかもしれないけど。淀川先生もキライだって言ってたし。
 でもこれは、面白かったです。ハッキリ。いいもんは、良いです。
 映画の中の現実と、現実とは別の次元のシークエンスが、時系列を変えて提示される映像は、そこで起こった事件がどんなものだったかを、見た者が反芻し謎を解く面白さがあり、また単に映像作品として刺激的です。
 先のblogでチラとネタバレ的発言があって、そんなストーリーの映画だろうとは想像出来ていたのですが、そんなところが分かっていても、オモロかったもんな。2時間半の作品なんだけど、なんだか癖になって、2回も続けて観たゾ。
 なんだろね。あの癖になる感じは。謎解きとも違うんだよな。エロス漂うところなのかなぁ?むーん。
 この映画でブレイクしたと言われるナオミ・ワッツが、とにかくいいです。

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July 17, 2007

やもり

 ずいぶん前からなので、何代目かなのだろうか。雨が沢山降ったあとには、ウチのお風呂場のガラス窓のところに、ヤモリが出現する。
 ヤモリは家守と書いて、縁起が良いとされる。害虫なんかを食べるんですね。
 ガラスの向こう側に、白いお腹と吸盤のついた足をひっつけて、歩いているんですが、よく見ると足なぞは、赤ちゃんの手か、ミッキーマウスの手みたいで、カワイイぞ。しっぽもクネクネ動かして。
 風呂場は湯気ボーボーだったので、写真は撮らなかったけど、機会があれば次には。

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July 15, 2007

二日酔い

 土曜の夜は、久しぶりに大酒飲んで、ベロベロ状態。
 あんまりどうやって帰ってきたのか、覚えていない。
 どうやら、コンビニでオニギリとか買って、帰ってから食っていたらしい。
 なぜか、バームクーヘンも買っている。食いたかったんだろうか?覚えてない。
 本日、日曜日は、ワタクシ使い物にならず。

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July 09, 2007

よそ者か?

Yosomono2

 「見慣れない顔だな。」「ココは、お前のようなモンが来る所じゃないんだよ」
 と、言われているような、このムード。

-LOMO LC-A 平塚港-


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July 06, 2007

今年も始まる

 平塚は、本日(7月5日)より七夕祭り。
 最寄の駅は、そらもう、えらいことになる。人も凄いが、匂いが特に凄い。屋台食べ物の残骸ね。
 毎年この時期は、あまり早く帰らないけど、大好物の焼きとうもろこしは、必ずこの時期、一度だけ買う。
 気が向いたら、写真も撮ろう。
 

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July 03, 2007

サムライ・ノングラータ(矢作俊彦/司城志朗)

51djanqtf7l_ss400_ 知ったのは、ネットの新刊お知らせメールからだった。好きな作家・キーワードを登録しておくと、新刊が出るときに、お知らせメールが届く。
 で、「サムライ・ノングラータ」とある。
 「サムライ・ノングラータ」といえば、知る人ぞ知る2巻くらいで打ち切りになった、矢作俊彦原作・谷口ジロー画の劇画だよ。それが、司城志朗ってどういうことだろう?またぞろ喧嘩別れしたという二人のコンビが、あのマンガの原作を小説にしたのか?

Samunon01 矢作俊彦/司城志朗のコンビは、もう20年くらい前にカドカワ・ノベルスに3作発表しています。
 もともとは、矢作が映画用に書いた脚本が沢山あって、映画作るには金が足りないから、小説にして売ろうと、小説に書き直すのを手伝ったのが、司城。この3作が、滅法面白かった。冒険活劇。
 実は今回のこの小説は、その時「海から来たサムライ」というタイトルで出ていたものを大幅に改稿したものだという。
 なーんだ、新作じゃないのか。でも、また読みたいぞ。しかし、矢作も語彙が少ないなあ。少なくとも、自分の過去の作品のタイトルと、カブってしまうってしまうとは、いかがなものか?

Samunon02 今は情報が少なくて、この改稿は誰がやったのか?(多分、矢作がやってるなぁ)どうして、改稿する気になったのか?何故、この作品なのか?が凄く気になるねぇ。まさか、本当に映画化するとか?
 カドカワ・ノベルズの3作は、2つが現代劇で、ひとつが明治時代を舞台にしたもの。
 現代劇といっても、まだベルリンの壁が壊れていない頃、米ソの冷戦を前提とした世界の状況の中での話なので、そのまま出すなら知らず、今風にアレンジするのはしんどいでしょうね。で、明治時代のサムライが、ハワイでアメリカのガンマンと決闘するという、今作になったのだろうか。
 「海から来たサムライ」は何度も読み返していたんだよね。大改稿とありましたが、あらすじは、全く変わってないです。何故か人物の名前が少し変わっていたり、表現がマイルドになっていたりしますが。昔読んだ印象そのままだった。面白いものは、面白い。
 あっと驚く冒険活劇なので、ネタバレせんようにストーリーには触れずにおきたいし、ちょっとしたエピソードにも味があって、ニヤリとしてしまうので、これも触れにくい。読んだ者同士でないと、なんか分かち合えないのが、辛いねぇ。
 興味が湧いた方は、是非。

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July 01, 2007

藤沢ナイト

 またまた久しぶりの街、藤沢へ行く。
 あの街で店に腰を落ち着けて酒なんぞを飲むのは、数年ぶりである。
 元々、学生時代にはよく見知っていた街なのだが、ずいぶんと様相は変わっている。もしかしたら、自分が変わってしまっているのかもしれないが。
 なんかね、昔はワクワクしたのよ。あの街へ行くと。その期待感って、たとえば海の匂いのするものであったりとか、ロック・音楽の匂いのするものであったりとかで、要するに当時若者のサブカルチャーの発信源みたいな位置づけに、ワタシ自身が思っていたのかもしれないなぁ。藤沢って街を。
 いまでもあんまり変わっていないのは、ビンテージっぽい(あくまで「ぽい」)アロハをぶら下げている古着屋を、ちらほら目にする程度か。飲み屋はちょっと分からない。

 そんな街に行ったのは、友人のバンド、プラソルのライブを観に。
 プラソルは吉祥寺をホームグランドにしているような経緯があるので、中央線沿線バンドのようにカテゴライズしそうなんだけど、凝ったコード使いの曲たちをきいていると、意外と藤沢という海の入り口の町にマッチしているなぁと、感じたなぁ。しかし、何よりあの小さなハコでのボリューム調整感に、老練なものを感じたのでした。さぞかしやりにくかったのではと、思うのだが。

 子供の頃からの街で、30過ぎてから知り合った人たちとお酒を飲むのは、なんかジンワリ良いんだよなぁ。上手く言えないけど。

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