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May 27, 2007

カリブの海賊 3番目

 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドって奴です。
 出演者全員、信用出来ないヤツら(笑)。ここまで信用できないと、監督まで信用出来なくなる。
 ヤンキー娘丸出しのキーラ・ナイトレイは、なんだかヤだけど、今回のジャック・スパローはいいねぇ。自由な感じが。
 ラストの(エンドロール前ね)独りで大海原に向かって行くところとか、胸打たれますね。自由って、何の束縛も無い代わりに、安心・安らぎもない。それと対照的なシーンが、エンドロールの後なんだよ。
 キース・リチャーズ御大も出演しておりますが、その存在感たるや恐るべし。ギターまで弾いちゃったりして。
 メイク無しでもイケたんじゃないの?カッコ良いのは、声だったりするんだよなー。

 そんなこんな言ってますが、物語は前々作・前作から色々伏線作りすぎ。もうワケ分からなくなる。
 堪え性の無いお子ちゃまが、席の周りでワサワサし始めちゃって、困るよ。
 理屈抜きでスカッとする映画が観たいなら、足を向けなくてよいでしょう。1作目だけで十分。
 でも今回は、皆の悲しさが良く出てたよ。上手くエンターティメントとして纏めきれなかったんだろうね。
 ジョニデと御大に免じて、今回は星みっつ。

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