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May 31, 2007

【告知】侍黒伍Live 6月16日(土)渋谷TAKE OFF 7

Samurai_sinpu 待ってたのは自分達だけだったかもしれないですが、どうにかCDが完パケしました。2曲入のシングルなんだけどね。「DOWN TOWN DAWN/お願いメロディー」
 これを記念しまして、前々から予告しておりました配布LIVEを行います。

6月16日(土) 渋谷 TAKE OFF 7
4バンド目 20:50~ 
前売\2000 当日 \2300 DRINK別
置きチケ承ります

 ちっと時間が遅いんですが、土曜の夜だし、来ていただいた方にはCD配布ということで、皆さん宜しくお願いいたします。
 配布方法の詳細は、置きチケ及び「侍、観に来た」で、LIVE HOUSE入り口渡しを調整中ですが、決定次第、侍黒伍HPにて発表します。

 以上、ほんとにほんとにヨロシクね。

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May 28, 2007

本覚坊遺文 (井上 靖)

02982016 もう、文豪と言って良い井上靖。
 最近のワタシのブームである、古田織部の小説が読みたくて、探し当てたのがコレ。
 もう絶版なんだろうか?古本屋で入手。絶版なんて、もったいない。名作なのに。いやホント。素晴らしい。
 利休の弟子である本覚坊という人は、本当にいたそうです。はしがきでは、この本覚坊の覚書があって、それを現代語訳したとあるのですが、実はこの作品自体は創作だそうで。
 文豪は見てきたような嘘がつけなければなりません。時代考証から茶道具のことから、緻密な調査があるんですね。ワタシは最近、古織の研究書みたいなのを色々読んでいたので、ソコのところが良く分かって、ニヤリとします。コレは凄いねぇ。
 作品は本覚坊の、利休と関わりがあった人との会話や、日記形式で、亡き利休への想いが綴られていきます。
 山上宗二(実際には出てこないけど)・古田織部・織田有楽などが章立て毎に出てきます。なかでも、織田有楽はキャラが立ちまくってて良いねぇ。
 利休を含めて、そういった人たちの生き方や、死の謎(謎といえば、謎の多い世界。利休の切腹を初めとして、山上宗二は、秀吉に耳鼻そぎ落とされてるし、古田織部も冤罪としか思えないカドで家康に切腹申しつけられている)に迫るといった内容を、極めてサラッと読ませてくれる。
 テーマ・伏線などの技法・しみじみした読感。最近、小説といえば、トンがったやつばっかり読んでた気がするから、こういうの読むと、やっぱり文学って凄いなぁと、感動ひとしおでした。

 侘茶と禅は大変似たものですが、異なるものだと織田有楽は言います。利休が茶室で表現していたのは、禅ではなく、やはり茶の道であったと。利休も古田織部も、茶の道に殉じたのだと。
 禅は宗教として、死を、宇宙を、理解するものですが、侘茶も道として同じことをなぞっているように思います。何が異なるのでしょう?
 そこの部分は、ワタシにはまだ良く分かりません。「宗教」と「道」の違いなのか。
 かなり前に、新渡戸稲造の「武士道」について書いたことがあります。
 新渡戸稲造は、その論文の序章で、「日本人は、明確にこの宗教を信じているという人間が少ないが、社会人としての倫理観はどこから来るのか、欧米人は不思議に思ってる。実は日本人には欧米に無い「武士道」の心があるから、無宗教であっても社会がなりたっているのだ。」(かなり意訳です)と言っています。ワタシはここに、「武士道」だけではなく、いろんな、「~道」ってものがあるんだろうなと思っていると。
 茶の道然りということは、この本読んで、切に想う次第であります。
 (今ふっと思い出したけど、先日の村上和雄氏の「科学に対する態度」も似たものがあるなぁ)

 しかしなんだね。古い話を蒸し返して申し訳ないけど、最近の日本の社会の荒れ方は、こうした「~道」が廃れてきたことにあると、切実に思うね。それが「極道」であっても「ROCCK'N ROLL道」であっても、良いと思うんだけどな。
 道を外れちゃ、やっぱり駄目だよなぁ。

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May 27, 2007

カリブの海賊 3番目

 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンドって奴です。
 出演者全員、信用出来ないヤツら(笑)。ここまで信用できないと、監督まで信用出来なくなる。
 ヤンキー娘丸出しのキーラ・ナイトレイは、なんだかヤだけど、今回のジャック・スパローはいいねぇ。自由な感じが。
 ラストの(エンドロール前ね)独りで大海原に向かって行くところとか、胸打たれますね。自由って、何の束縛も無い代わりに、安心・安らぎもない。それと対照的なシーンが、エンドロールの後なんだよ。
 キース・リチャーズ御大も出演しておりますが、その存在感たるや恐るべし。ギターまで弾いちゃったりして。
 メイク無しでもイケたんじゃないの?カッコ良いのは、声だったりするんだよなー。

 そんなこんな言ってますが、物語は前々作・前作から色々伏線作りすぎ。もうワケ分からなくなる。
 堪え性の無いお子ちゃまが、席の周りでワサワサし始めちゃって、困るよ。
 理屈抜きでスカッとする映画が観たいなら、足を向けなくてよいでしょう。1作目だけで十分。
 でも今回は、皆の悲しさが良く出てたよ。上手くエンターティメントとして纏めきれなかったんだろうね。
 ジョニデと御大に免じて、今回は星みっつ。

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May 24, 2007

遺伝子のスイッチをオンに・・・

 先日、日本でもっともノーベル賞に近い人と言われているらしい、村上和雄氏の講演を聴く機会がありました。
 筑波大名誉教授で、専攻は遺伝子。この遺伝子の暗号解読を成功させた人ですね。
 心と遺伝子というとっかかりから、吉本興業と共同研究を行ったという驚きネタに、しっかり心を摑まれ、感銘を受けました。やはり、どんな世界でも第一人者は、話術も素晴らしく面白い。
 遺伝子の研究というのは、生物・人間の謎を探る最先端の科学でありますが、生命の源をたどっていくと、どうしてもスピリチュアルな展開になります。
 生とは何か?死とは何か?を理解するのは、元来、宗教家の仕事だったからなのでしょう。
 科学の言葉でいうならば、生きているとは細胞が分解と合成をしていることで、死んでいるとは、細胞が分解も合成もせず、バラバラになることだと、氏は言います。
 しかし、どうしてそうなるのか?がまだ分かっていません。逆に、絶妙なバランスをもって、細胞が生きていること自体が、不思議といいます。
 もとより、遺伝子は同じ形で何億年も受け継がれて来ているが、どうして出来たのか?誰・何が作ったのかも、わからない。
 宗教家は、それなら、今を良く生きる方法を探しますし、科学者は「何故」を繰り返します。
 実はどちらも同じベクトルをもっているんだろうなというのが、ワタシの感想であります。

 この方の話は面白かったので、是非、本も読んでみたいですね。
 遺伝子のスイッチというは、全ての人間が同じものを持っているので、そのスイッチをオンできるかどうかで、その能力が花開くのだというものです。
 自己啓発セミナーは、なんだか胡散臭いものが漂ったりするのですが、こういった先生が言うと、なんだかこちらもその気になってしまいます。
 事実、人間の可能性は当たり前に沢山眠っているものなのでしょう。

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May 21, 2007

笑い栗

070521_22510002 主に酒の席が多いんだけど、ここのところ予定が詰まって草臥れているところに、お土産といって頂いた栗が、思いのほか旨くて元気が出てきた。
 大粒の栗の皮を包丁でパックリ割って、焼いてあるだけなんでしょうが、半端でなく旨いゾ。
 諏訪湖SAの名物らしいです。冷凍モノなのだろうか?それにしても旨い・・・。驚いた。

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May 17, 2007

It Won't Be Soon Before Long(Maroon 5)

51sbn9hhqbl_ss500_ ずいぶん待たされました。MAROON5の新譜。
 ファーストを出してからブレイクするのに2年かかってましたが、それでもセカンド出すまでに5年かけたってのは、バンドとして苦労したってことなのか?それでも1枚目が売れまくっていたからねぇ。
 5年っていったら、その辺のバンドは解散して再結成とかしちゃうくらいの期間じゃねぇの?それでも地に足をつけているような、ところが見えるのが、凄いといえば凄い。
 今回のアルバムはダンサブルだ踊れるだ言ってますが、そんなことは思わなかったなぁ。一回聴いただけですが、今。
 もうひとつ、最初に聴いたときのインパクトが薄く感じる。期待しすぎていたか?ファーストは、狂いまくって聴いてましたが。そいや、1枚目を聴きまくっていたネート・ジェームスのセカンドも、店頭でちょっと聴いたけど、もひとつだったので、買わなかった。
 MAROON5については、インパクトだけじゃなくて、噛めば味が出る魅力もあるから、も少し付き合ってみるか。
 サウンドは凝りまくっているみたいに聴こえて、先日、自分達もスタジオワークで色々悩んだりしていたから、もちっとじっくり聴こうと思います。
 そうは言っても、出会い頭的に、イッパツでこりゃイイぞ!と思わなかったのは確か。

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May 13, 2007

言い訳

 この2、3日、驚きショックを受けることがいくつかあった。
 そのことについてコメントしようと思うと、実は予見していた自分にも気がつく。
 きっと自分のコメントは、自分に対しての言い訳にしか過ぎないかもしれない。
 そういうとき、ワタシは「馬鹿ヤロー」と呟く。
 それは、自分に対してだったり、天に対してだったりもする。
 恥ずかしく生きている。

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May 11, 2007

狼花 新宿鮫IX(大沢 在昌)

516stdg83wl_ss500_ おなじみのシリーズ。1作目から読んでいる。
 去年に出たのを、正月にでも読もうと置いておいて、やっと読んだ。
 今回はレギュラーだったライバル達が一新される?といった節目のような内容。
 刑事アクションモノであるが、ハードボイルド文体ではない。
 先日のロング・グッドバイで、ハードボイルド漬けとなっていたワタシなので、やっぱり持って回ったような文体がもどかしい。説明口調の会話もハナにつく。
 それでも読んでしまうのは、ストーリーが面白いのと、登場人物達が生命の重さを感じさせてくれるからなんだろう。日本のこういったアクションもので、その様に、人の命を軽々しく描かないのは、珍しく良心的な作品だと思う。
 今回のテーマは都市論とか組織論で、考えが面白いのは確かだが、登場人物達がこれみよがしに議論するのは、なんか、青臭くていけん。語るんじゃなくて、感じさせて欲しかった。
 クライマックスがギリギリ最後なので、読むスピードに加速度がついたよ。エンタメ作品。

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May 05, 2007

古田織部の茶道(桑田 忠親)

1589321 例の「へうげもの」というマンガにハマってから、へうげもの official blogをよく見ていて、気になった書籍を買い求めています。
 前に読んだ久野 治の「古田織部の世界」というハードカバーより、古い発行の今回の本は、文庫版。内容もとっつき易くて、面白かったです。
 久野治版と異なるのは、「織部正」と「織部助」という署名の解釈の違いが上げられますが、これは発行の新しい「古田織部の世界」の解釈が多分正しいのでしょう。
 なんのことかと申しますと、「織部」というのは、名前ではなく役職名で、手紙の最後の署名で「織部正」と書いていたのが、ある時期「織部助」と書いている事実についての解釈です。桑田忠親は「手紙の相手に遠慮をしている」という解釈に対し、久野治は「隠居し長男に織部正という役職を譲り、自分は織部助を名乗った」というものです。
 こういうのを読み比べていると、人の研究の進歩を感じて、大変面白く感じます。
 古い発行の研究書だといっても、切り口が違えば信用に足りないということはありません。新しい研究書は新しい切り口と、新しい発見を書きますが、古い研究書にすでに書き足りていることは、あまり書かないものです。
 「古田織部の茶道」で面白い切り口のひとつは、「織部好み」というものが具体的にどんなものかというものを、茶碗茶道具や、建築、料理に至るまで解説していることですね。
 また、家康から切腹を命じられるまでの過程についても、合点の行くものでした。
 興味のある人には、お勧めできる本です。

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May 04, 2007

三沢厚彦 アニマルズ+PLUS

Misawa05 GW前半戦はビデオ三昧とはいえ、昼間に色々用事あり、フル回転だったけど、後半戦は特に用事なし、マッタリしております。っつーか、疲れてんだよね、なんだか。
 近所の美術館で動物をモチーフにした彫刻の展示があると聞き、散歩がてらに訪れる。
 三沢厚彦の表現する動物は、デフォルメされたマンガというか松本太洋の画に近い。目が実際より上に付いている感じ。絵本から飛び出たような。そういった動物達を、楠で作っている。しかも原寸大。
 そういうモチーフの展示で、GWということもあって小さい子供を連れた家族連れがほとんどでした。展示室には、楠の香りも漂って、なんだか和んでしまうね。
 絵本の立体版みたいなものかと、少しナメていたんですが、実際に展示を観てみると、ユーモラスな顔だけでなく、例えば尻尾の表情が半端でなく豊かなのに驚きます。
 特にCATという作品郡は、床に直接置かれた猫達が、今にも歩き出しそうな雰囲気を持ち、とても不思議な感覚を覚えました。こういった感覚を引き起こすというコトが、おもちゃの置物とは一線を画く、アートたる所以なんでしょうか。

070503_14130001 とってもフレンドリーな展示は、疲れた身体を癒してくれました。
 展示室だけでなく、ロビーにも展示が沢山。右の写真は、玄関先に置いてあったキリン。「記念撮影をどうぞ」という看板があったので、携帯にてパチリ。

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May 03, 2007

スパイダーマン3

 痛がっていたGW前半のビデオに引き続き、こいつもイタい映画だったよ。
 サム・ライミは只者じゃないと思っていたけど、こういう風にイタがらせるとは思わなかった。
 スパイダーマンは単なるヒーローじゃないです。とても不完全な若者なんだよね。この不完全さが、観ている者にとって、イタい。そこがキモ。
 正義とかがテーマでないのがよい。登場人物の心の成長。ありがちなんだけど。
 よくよく考えると、スパイダーマンはアメリカ国旗の色なんじゃん。あそこで描かれている若者は、アメリカそのものなんだろうな。あの身勝手なイタさ、ダサさ。最後には許すことで自らも救われるという、サム・ライミのメッセージ。
 B級映画でカルト的人気監督のサム・ライミですが、スパイダーマンシリーズで一躍ドル箱監督になったけど、なんだか反骨精神を忘れてないのが良いね。ふつうのアメリカ映画だったら、3作目なんて派手になるだけで、その映像に「スゲー」とは思うけど、心に来ないもの。
 それはそうと、ウイリアム・デフォー(大好き)は、絵だけでも存在感が凄いな。息子役のジェームス・フランコも、楽しみな役者だよな。

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May 01, 2007

連休のビデオ三昧

 連休はタイトルのごとく。
 一日に何本も見ることは無いんですけどね。一本がやっと。
 「SAW3」なんての観ました。痛い映画。文字通り。
 結構ああいったスプラッター的刺激には、耐えられると思っていたけど、演出がエグイのか、嫌な感じだけが残る。
 痛いといえば、「嫌われ松子の一生」も痛かった。結構ポップな感覚で観られるかと思っていた自分が甘かった。
 多分、今の自分が無防備なんだろうな。疲れてんのかな?心に響くイタさだな、あれは。繰り返し観られるかな?今は無理だな。ここまで心に響くんだから、名画なのかな。
 ちょいと軽めの映画を観ようと、「ルチャ・リブレ」なんてコメディー。ベタなアメリカン・コメディーは、やっぱりイタかった。ドタバタは面白いんだけど、アメリカ人のボケは、なんだか観ているこっちがテレないですか?
 しかし、南米の強い太陽の光を受けた極彩色の色合いは、すげえなぁ。中島哲也の色よりも濃かったんじゃないか?
 と、痛いずくめのGW前半戦ビデオ三昧でした。

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