« 120分9000円 | Main | 金沢 »

February 14, 2007

解読「地獄の黙示録」(立花 隆)

4167330172 特に大好きな映画だと意識したことはないんだけど、コッポラのこの映画は、たまに見たくなる。何でなのか、自分でもわからない。
 ロードショー公開したときに、友人と見に行った記憶があり、それが懐かしいということだけかもしれない。
 でも観るたんびに、違った印象を受け、新たな発見もある。結局、こういった解説が出版されるように、理解するのに容易でなく、それをクリアしたいという気持ちが働いているのか?
 大体、再び見たくなる映画といえば、「あの感動をもう一度!」みたいな気持ちが前提にあるのだが、この映画について、ワタシはそれこそ、大きな感動を抱いたとか、泣けてしょうがなかったというような、気持ちを持った記憶がない。
 それでも何故だか、またじっくり観たいなぁという気持ちが出てきて、それなら再度観る前に、読んでみようと思ったのがコレ。
 ベースとなったコンラッドの「闇の奥」という小説や、マーロン・ブランド扮するカーツの部屋に置いてあった本「金枝篇」、テーマ曲となっているドアーズの「ジ・エンド」などを手がかりにして、この映画を解説している。
 そこで語られる映画の意味は、ワタシにとって驚くほどのものでもなく「ああ、そうだったんだよね」と、自分の理解を確認整理出来たのはよかったが、それでは何で再び観たいという衝動に駆られるかについては、ワタシ自身、謎のままだ。
 実は立花隆という人の著作は初めて読んだので、このひとの文章って、読みやすいんだな、ってのがこの本の感想として新鮮だった。
 当映画のマーロン・ブランドの部分が難解だと思っている方は、読んでみるとよいと思います。
 しかし、不思議な魅力の映画である。

|

« 120分9000円 | Main | 金沢 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30554/13883198

Listed below are links to weblogs that reference 解読「地獄の黙示録」(立花 隆):

« 120分9000円 | Main | 金沢 »