ふとした会話の中から
オリジナルのバンドやってる人間にとって、自分の演っているものを説明するにあたって、ある程度他の人とのイメージ共通項が無いと、なかなかシンドいものがありますよね。俺は俺の音楽をやってる!って言っても、なんじゃワカランから、どれ聴いてみようかってならんし。
ま、jazzなのかクラシックなのかポップなのか、くらいの大きなカテゴライズである程度わかって貰えますが、更にどんな感じの?って問われてロックだよと答えるとその先が難しい。
ロックって何だよ?っていうのは、結構話題に上がることが多いんですが、明確な答えはひとりひとりがもっているものであって、今となっては共通項を見つけるのが難しくなっています。
ロックがこの世の音楽を飲み込んじゃったのか、ロックの方が大衆に飲み込まれてしまったのかは、分かりませんが。
先日とある席で20代の女の子なんかと話しているときに(not キャバ嬢およびホステス)、この子達はロックと言ったらどんなイメージを持つのかなぁ?と思って聞いてみたんだけど、「自分がロックだと言っていれば、それがロックです」という答え。
はい。間違いじゃないです。やっぱり、知り合いのliveの打ち上げに来るような方ですから、その辺は分かってるんでしょうね。ロックは今や音楽というより、思想に近い。
ワタシが知りたいのは、リアルに70年代を経験したことの無い人が、ロックという言葉で何を感じるのか?なんだよなぁ。それを聞いたところで、自分の音楽が変わるわけでも無いんですけどね。
今年はそういうこと色々聞いてみようかな。音楽に携わって無いような人たちが、面白い答えを持っている気がする。
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