フラガール
久しぶりに映画が観たくて、なにゾ良いのがかかってないだろうか?と、評判の良いのをチョイス。
似たパターンのものは数あれど、社会状況や人間の人生(それが日本映画ね)を、ミシッミシッと踏みしめながらの語り口と、爆発する感情の小気味良さに引き込まれました。そう、松雪の爆発が爽快だったね。
ダイヤモンドヘッドを思わせる石炭の山が、絵として印象的。ダンスの躍動感は言わずもがな。
よい映画だったと思います。泣けてしまうのは、本当に真剣に人生と向き合って燃焼していく人が描かれているからでしょう。趣味でやってるんじゃないんだっていう切迫感を感じるところが、これまであった青春映画の部活モノと、異なるところだと思います。
もうちょっとスタイリッシュに撮っても良かったんだろうけど、ま、許しちゃおうかな。
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