トム・ヤム・クン!
「とむやんくん」じゃなくて、「とむやむくん」なのね。ちなみにタイ映画にちなんで、邦題をそうしたのかと思ってたら、原題もそうだった。うひょー。
負代をしはらったわけですよ。知人に。それがこの映画。ウチの近所でやってなかったからね。「取り戻したい愛がある。取り戻したい象がいる」ってコピーに、胸躍らされましたよ。マジですよ。
まー、細かいところを突付くと不可解な事象が沢山ある映画なんですけど、そんなことは、終わったあとの飲み屋で、ゲラゲラ笑いながらツッコミ入れるのが面白いので許すのですが、トニー・ジャーのアクションは兎に角圧倒だね。身体能力の凄味とともに、ミエを切るスタイルが、もうカッコいいのなんの。
レストランとなっている塔をザコキャラ倒しながら上がっていくシーンなんて、玄関から最上階までノーカットの長回し。すんげぇ。
金色の仏像の前、炎に囲まれて対戦するカポエラとムエタイって構図も決まりまくり。
子供の象を窓ガラスに投げ飛ばす悪党とか、やってることもケタ外れ。
いやぁ、面白かったですわ。あとあとから考えると、トニー・ジャー殆ど喋ってないんだよな。ただ、悪党の骨を次から次に、ボキボキ折っているのが、目に焼き付いているだけ。言ってた台詞って、「象をかえせー!」だけだったんじゃないか?って。そういうのも、笑える。
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