文章表現方法の癖とか
もともと詞を書くにあたっては、直接的な感情表現をせずに、暗喩をもちいる書き方が好きで、それがその感情のまま伝わらなくても、好しとしているところがあったが、ま、ビジネス文章というか、プレゼン資料とかの作成では、そんな書き方にあまり得はないですな。
会社でそんな資料を作っていると、癖でヘンな表現が出るんですよ。素直に依頼したい要件を書けばすむのに。
もとより日本人の表現方法は、ストレートな言い方を避ける傾向もありますからね。謙譲表現なのか何かわかりませんが。ボカしてしまう。ホントに言いたいことを。
考えすぎの文章でもないんだよね。もう、癖なんだろうと。もうすこしコントロールできるようにならないと、所謂、手癖の文章になってしまうよなぁと。
結局、詩作も一緒で、ある程度のボキャブラリがあると、使い慣れたフレーズを組み合わせるだけで、ソコソコに、なんだか雰囲気の良い作品が出来上がってしまう。スパイスがないと、本当は駄目なんだけどね。
そのスパイスが言いたい主張であっても、語感が面白いと思っている言葉だけでもいいんだけどさ。くっきり聴こえてこないと。面白くならんのですよ。
ま、ビジネスで作る文書も、結局は同じなんだよなと思いつつ、まだまだ勉強ですねと思っているわけです。
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