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April 16, 2006

ローリング・ストーンズ 海賊盤事典(原 勝志)

486119055x01lzzzzzzz ええ、ストーンズマニアです。ワタシは。
 最近になってからは、出るものの情報がみんな似たり寄ったりになってしまったので、あまり買っていないですが、一時期は、ストーンズ関連の書籍・音源を集めていたものです。
 で、ブート(海賊盤)です。ぱっと見て思ったのは、「懐かしいなぁ」という印象です。ストーンズブートはワタシも集めていて、自分のサイトでも紹介ページを作ったりと熱入れていたものです。
 2000年以降なのかな?バンドの所帯が大きくなり、アレンジや演奏が安定してきて(それでもストーンズなのでバラツキがあるんだけど)、どのライブを取ってみても大きくクオリティーが変わることない演奏になってきた事と、映像メディアへの移行で、ブートCDを手に取ることがなくなってきたんですね、私としては。
 ブートの楽しみって、口伝いに聞く「そりゃもう凄かったという、あの伝説のLIVE」を聴くことが出来るってことと、未リリース及び作成過程の曲を聴いて、そのミュージシャンの思考を感じられるということなんですが、伝説のLIVEはDVDで出る世の中だし、そおいえば、最近のアウトテイクの噂は聞かないしで、ご無沙汰していましたもんね。
 そんなワケで、この本がストーンズブート解説の決定版になるんじゃないでしょうか?ブートの最盛期を網羅出来ていて尚且つ、これ以降は大きな進展をしない予測がたちますからね、ストーンズブートCDの存在は。何故今頃出たのかも興味のあるところですが。
 内容は、liveの年代別に、それぞれのツアーで行われたものが収録されているブートの紹介と解説。
 ワタシも90年代後半には、ミニコミのようなストーンズ専門ブート解説雑誌を定期購読していたので、もう慣れてますが、知らない人が初めて読んだら、そのマニアックさにあきれ果てること必至です。
 何日のどの曲はイントロをちょっと間違えているとか、このCDはイコライジングしてあって、ちょっと高音がキツイとか。正規盤LIVEのあの曲は、いつどこで行われたものの間奏部分をちょん切ってあるものだとか。
 いやね、そういうのにここ数年触れていなかったから、久しぶりにこれ読んで懐かしかったと。そんでまた、「へぇ、そうだったんだ」という事が、まだまだ沢山書いてあって、しばし読みふけりました。
 フィラスペとかナスティーという言葉にピンとくる人向け。っていうか、普通にそういう専門用語(ただ単に有名ブートのタイトルを省略しているだけだけどね)が書かれているので、知らない人にはなんだかサッパリ分からない本です。そういう事を面白がっているから、ストーンズファンは閉鎖的だと思われるのかな?でも説明するには多大な時間がかかるし、きっとそれ聞いて(読んで)いる間にも、知らない人は退屈しちゃうんだろう。マニアはマニアの中で自己完結する所以ですね。

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