デビルス・ファイヤー
ブルース・ムービー・プロジェクトのboxセットを、ようやく見終わる。最後に観たのが、これ。
プロジェクト中唯一の黒人監督で、これまた唯一、ドラマ仕立ての作品。
昔のモノクロ・アーカイヴ映像と、ドラマの映像をシンクロさせて、なかなかの演出。そして、ミシシッピのカラーの風景は、なんとも切なく、美しい。
テレビ番組としては、保存版級の佳作ですね。黒人監督って、どうしてあんなに美しいカラーが撮れるんだろう。
作品の主旨として、bluesに関わる人たちの説明っぽい描写が、どうしても切り離せなかったのでしょう。そういうこともあって、物語として少し消化不良になってるんですが、それでも切なさみたいなものが伝わり、最後、じんとしました。
ブルース・ムービー・プロジェクトの中のオススメは、これと、「レッド、ホワイト & ブルース」かな。
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