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October 07, 2005

いつもクルマでビガバン聴いてるけどさ

 オトモダチであるY.HAGAさんの記事から。

DOWN TOWN DIARY:「A Bigger Bang」なんだけど…

 ワタシも前に書きましたが、ミックのあの歌い方は、何度聴いてもカンに触りますね。やっぱり、同じように思う人がいるんだ。しかもあの歌い方、本人まんざらでもない様子だというところまで、見て取っているところが、HAGAさんと気の合う所以だなぁと。

 ま、歌い方のハナシは置いておいて、ワタシが思うに、70年代の(いや80年中位までか)ストーンズはバンドが集まってから、だらだらとセッションを始めていって、ノリが高まってきてから、曲が出来てくるという作り方が、主だったのではないかと思います。
 「メインストリートのならず者」なんかは良い例で、キースの邸宅のスタジオで酒びたりになりながら、やんやのセッション大会をやっていて、そのうち、この曲を録ってみよう、なんてやってたと聞きました。
 それが「ダーティー・ワーク」以降、ミックとキースの確執から始まって、再び顔を合わせた「スティール・ホイールズ」からは、曲を作ってからレコーディングをするようになっている。
 これが、我々が往年のストーンズらしい曲と認識しているものと、最近の曲との隔たりなんじゃなかろうかと。

 でも、過去のやり方では、多分、身体が持たないんだよ。「だらだらと始めて~」なんて面白おかしく書いたけど、セッションは探りあいだし、この曲をやるってテーマ無く続けるには、極めてあらゆるテンションを張ってないと出来ないわけで、あの頃の酒やドラッグはオマケだとしても、身体に負担がかかるのは当然なんだろうな。
 ワタシのトコも経験ありますが、煮詰まっちゃって、気分が落ち込んでいっちゃうとか、それが怖くてわざと高いテンションで振る舞いつづけるとかね。
 で、曲を作ってからスタジオ入ってやってみたら、「あっ、こっちの方が楽だし、合理的じゃん」となったということを、「スティール・ホイールズ」の後のインタビューでキースが語っておりました。
 
 ワタシ達の心を熱くするのは、グルーヴなんですよ。バンドの持っている。
 最初は個人個人の持っているビートが合わさって、ウェーヴをつくり、グルーヴに育つ。
 ストーンズは老練なバンドだし、ちょろっと合わせただけでも、素人には及びもつかない、グルーヴを産むんだけど、やっぱり脂ののった頃とは、やり方も違うし、というモノだったのかも知れないですね。今回のアルバムは。

 ワールド・ツアーが続いて、終盤に入ると、いい感じになってるんじゃないかなぁと、淡く期待を込めているのですが、セット・リスト変わり映えしないと、もうひとつねぇ・・。それでも、観に行くんだろうけど。

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Comments

ストーンズが動く時って、お金も人も大きく動くから、アルバムをいついつまでに作って、リハやって、ツアーやってっていう風に、最初からきっちりスケジュールを組まざるを得なくなってるんじゃないかなあ。昔と同じような方法でたらたらとアルバムを作ることは物理的に無理なのかもしれません。あまりにもでかくなり過ぎたのかもね、ストーンズ。最近はバンドってよりも、期間限定ユニットみたいだもんね。

Posted by: Y.HAGA | October 07, 2005 at 01:45 PM

ストーンズほどの大物なので、やらされるワケでもないと思うんだよね。結局、彼らが選んだやり方だと思うんだ。時代がそうさせたのかな。
また時がたつと、我々の見かたも、変わるかもしれないけどね。

Posted by: BARI | October 08, 2005 at 11:38 PM

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