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October 19, 2005

ワタシのギター J45

j45 ワタシのギターシリーズの4回目は、ギブソンJ45 67年。シルアルナンバー064450。
 渋谷の楽器屋さんでそのときのワタシが手持ちのギターが、ぶっ壊れているのが発覚し、そのままそこに入院。その後にセッションが控えていたので、何かオススメのものがあったら買ってもいいって言ったら、いきなり勧められた・・。

 って、いきなりオールド勧めるなよ。今まで持ってるどのギターより高いじゃねーか。いやいや、こういうのは巡り合わせです、この機会を見逃したら、こういう出物は二度と無いかもしれません。見てください、このチェリー・サンバーストの美しさ。それに弾き込まれて年季の入った、この塗装の剥がれ方が、何と風格を生み出していることか。それに、とにかくこの枯れた音。一度弾いてみれば、分かります。いやいや、良いのは見ただけで分かるんだ。弾いてみちゃったら、そのまま手放したくなくなるじゃねぇか、駄目だよ、買わねぇからな、イヤイヤ、ちょっと触るだけだよ、あれっ、やっぱオールドのネックはいいねぇ、うひょー信じられない音量、、、、あの、、、カード使える?

 あすこの楽器屋の店員ヤバイって。見事に買わされたよ。しかし、いいもんは良い。オールドの音の枯れ具合がなんとも良く、びっくらこくんですが、やはし変えがたいのは、ネックだね。
 最近もJ45の昔の復刻版みたいなのがお店に並んでますが、ネックだけは復刻されてないんじゃないのか?全然違う。細めでまあるいんだね、60年代のギブソンは。エピフォンもその頃のものは、同じネック。これがワタシにとって、とっても弾きやすい。なんで、復刻だって言ってるのに、最近のはネックもコピー出来ないのかね?
 あんまり弾きやすくて、音も良いので、ステージで使えないか、マイク付けてみるのはどうか?と同じ楽器屋の店員に相談したことがあったんだけど、泣き顔で断られました。音が変わるかも知れないって。それに、状態から言っても、ヘビーに使うのはどうか?ってさ。使えないんだったら、楽器として買った意味がないんだけど、ま、そこは言葉のアヤだし、大事にレコーディングにでも使うべさと、断念したのでありました。家で曲書くときとかには、必ずこれを使ってます。

 珍しく、ギターマガジンに桑田佳祐がインタビューで出ていて(初登場だって?)、ギブソンについても語っていましたが、同じ感想ですね。マーチンのギターは、確かに良く出来ていて、とても繊細なのに対して、ギブソンのアコースティックは、もっとパーカッシヴな印象。あっちはメロを弾くのが似合って、こっちはジャカジャカ行くのが合うんじゃないかと。ワタシの弾き方に向いているし、求めているものなんですね。
 作りもマーチンは繊細だよねぇ。工芸品っていうか。こっちはなんだか、「雑」というと語弊があるんだけど、機能に特化させてるっていう印象を受けます。

 高かったせいもあるんだけど、いとおしい、そんなギターなんです。

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