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September 26, 2005

ソウル・オブ・マン

B0006ZXESE ブルース・プロジェクトの2つ目を見る。ヴィム・ヴェンダースの監督だ。
 テレビ向けだからと言ってはアレだが、ストーリーにコクのあるものは、期待しない方がよいでしょう。それでも充分濃くて、成る程と唸る様な内容だったです。
 ブラインド・ウィリー・ジョンソン、スキップ・ジェイムス、J.B.ルノアーの3人を軸にした映像は、ブルースが個人的なボヤキから叫びへ、宗教を経て社会的なテーマへと発展して、今では宇宙に達している(ボイジャーに録音が乗せられた)というものと、見て取れました。
 ブルース・マンの弾き語りは、その耳触りが日本の民謡に近いよね。暮らしの中から生まれてきたビートなんだからなのかな?
 日本の民謡は、地域の人々が育んでいるから地域・社会性の色合いが濃いけど、ブルース・マンは個に帰結しているから、民謡と違って地域を越えて共感を呼んでいるのかも知れません。

 ストーリーに挟まって、綿畑から解雇された黒人たちが、ハイウェイ61沿いにワラワラと集まって、移り住んでいるエピソードがあって、ふと、ボブ・ディランのあの曲は、こういう背景を基にして、陰惨な歌詞になっているのかな?と、思い巡らした次第です。

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