« 垣根に花が咲いている | Main | 田舎道 »

May 04, 2005

Shall we Dance?

 リチャード・ギアのやつである。彼の必殺ワザといえば、正装でラストに女を迎えに来ることだ。高倉健が制服で敬礼するのと同等に、それをやれば誰だってオチるぜっていう反則に近い必殺技なのだが、今回は失笑してしまった。
 日本版のオリジナルを見ているので、どうしても比べてしまうが、社会環境が違う中、向こうの人はどんな風にみるんでしょうね。そういうのが気になる。
 でも、わるく無いんじゃないですか?ワルツを踊りだすときの恍惚とした爽快感・陶酔感というのだろうか、ああいうものは、オリジナルには無かった。アメリカ人はきっと、生きているだけで、ああいった陶酔感を味わっているに違いない。ラストは、オリジナル版の方が、カタルシスがあったかな。
 スーザン・サランドンがとにかくイイ演技をしていてこれは見もの。主役とヒロインは喰われていたんじゃなかろうか。

|

« 垣根に花が咲いている | Main | 田舎道 »

Comments

>彼の必殺ワザといえば、正装でラストに女を迎えに来ることだ

思わず、納得してしまいましたよ♪
TBさせていただきます。

Posted by: distan | May 04, 2005 01:08 PM

distanさん、こんにちは!
ハリウッドのスターって、必殺かどうかはおいておいて、
技を持ってるんですよね。
シュワルツネッガーの「I'LL BE BACK」とか。

こんごとも、宜しくお願いいたします。

Posted by: BARI | May 04, 2005 06:57 PM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Shall we Dance?:

» 「Shall we Dance?」劇場にて [xina-shinのぷちシネマレビュー?]
昨日『ハイド アンド シーク 暗闇のかくれんぼ』を見た後、『Shall we Dance?』を観ました。 ご存知「周防正行」監督『Shall we ダンス?』のハリウッドリメイク版でございます。主演は「リチャード・ギア」「ジェニファー・ロペス」。共演に「スーザン・サランドン」 弁護士の『ジョン・クラーク(リチャード・ギア)』は真面目な弁護士、二人の子供と美しい妻と幸せな家庭生活を営んでいた。 ある日毎日利用す�... [Read More]

Tracked on May 04, 2005 09:28 AM

» Shall we Dance? [distan日誌]
ものすごく面白いかと言われると、微妙ですが、けっこう楽しめます。どうしても、オリジナルとの比較にとらわれてしまいがちですが……。 意外と、オリジナルに忠実なのには、驚きました。 キャストの中で、オリジナルの雰囲気が最も生きていたのは、渡辺えり子役の女優。彼女そのままと言ってもいいぐらい。たま子先生役も、オリジナルとよく似ていました。 一方、ヒロインに、ラテン系のジェニファー・ロペスを持�... [Read More]

Tracked on May 04, 2005 01:08 PM

« 垣根に花が咲いている | Main | 田舎道 »