コース・デビュー
前日に病院で点滴を受けるという悪体調で、しかも雨の降る中、初めてゴルフ・コースを回る。
これまでやったことが無かったのは、単にタイミングがなかったから。ロックをやってる人間で、よく「ああいう俗物的なものはやらない」という気持ちの人が居たりしますが、そういうのは全くなかったです。
逆に好奇心がガソリンみたいな人間ですから、ああいうゴルフのクラブハウスとかコースとかカートとか、どうなってるんだろう?なんて気になっていたんですが、バンド活動だ!カメラ買っただ、ギター買っただ、セッションだなんだと、とてもあっちまで手が回らないってぇのよ。金だって自分の趣味に対して湯水のように、そんなに使えないです。ましてや時間をや。
今回の参加は実は渋々で、比較的強引に計画に組み込まれてはいたのですが、時間とカネに制約があるにせよ、イヤだという理由は無いわけですから、身を任せてしまえば面白い世界も見えるだろうと。
で、GW前から本格的に練習して(数年前にクラブのセットもらったり、靴を買ったりして、練習とかショート・コースでふざけていたことは、あったのよ)草臥れはてて、扁桃腺を腫らしたということなんですが、ドタキャンなんてしたくなかったし、もうどうにでもなれ!と、悲壮感もなかったわけです。
早朝はカラダが辛かったんですが、クラブハウスに7時過ぎについて朝食(粥があったので迷わずそれ)を頂き、クスリを飲むと大分落ち着き、雨の中でも元気に動き回れるようになりました。
ああいうオトナの遊び場所って好きなんだよね。なんだろうね?俺は。格調とか権威に弱いのかね?あと、みんな優しいんだよ。初めてなの知ってるからさ。このままハメてしまって、その後ムシリ取ろうと思ってるか知らないけどさ。
ゴルフ初心者の初コースの心得は、とにかく人を待たせない様に最善を尽くすということで、ただでさえ段取りも分からないし、思うところへボールは飛んでくれないですから、走る・次の準備をすぐする等で、スコアなんて覚えてられないですね、全く。
面白かったですよ。皆が優しくフォローしてくれたからなんでしょうが。
贅沢なアソビなので、「贅沢したぁー」って思えるのが一番爽快なんでしょうが、みんなそんな気はサラサラなく、もっと上手くなるんだ!って、気負っているのも、カワイイと思いませんか?
今回行ったメンバーは会社の面々で、ワタシを誘った口火を切ったのは、仲の良い上司でした。嫌がるだろうが強引に連れ出そうという魂胆もあったでしょうが、終わったあとに「面白かったか?」と聞かれ、素直に「楽しかったですよ」と答えると、心の底から嬉しそうにしていたのが印象的でありました。
コースで写真が撮りたかったんだけど、雨の中だったので、持ち歩くのを断念。今回の写真は、帰りのクルマの中から。帰る頃には、いままでの事が嘘みたいに青空が広がりました。また、行くときには、必ず写真を撮るよ。
-LOMO LC-A KODAK GOLD400 成田にて-
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