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March 14, 2005

パソ通のオフ会に行ってくる

 ご存知の方も多いと思いますが、ニフティーがパソコン通信から退きます。寂しいとか言うよりは、ここまでインターネットも普及し、簡便なシステムも構築されてきておりますので、ワタシ自身、パソコン通信の利用が億劫になってきた感もありますが、10年近く前から、このニフティーのパソコン通信を経てネットに入って来た人間ですので、時代の流れを感じ、感慨深いものがあります。
 ワタシはパソ通では専ら音楽系のフォーラムに出入りしていまして、例えば同じバンドのファンの集いのようなオフ会に参加したのを始めとして、バンド演奏を主体に行う、セッション・オフへの参加というカタチで、関わりを持って来ました。ここで知り合った方々との交友は、やはりパソ通を通じて得られた、かけがえのない財産だと思っております。インターネットのようなボーダーレスの世界よりもう少し閉じた世界だったので、入り口として入りやすかったのも、こうしたきっかけを作ったのかもしれません。
 パソ通はヴァーチャルな世界というより、やはり、コミュニケーションのツールとして考えられるのが健全ですから、その時代による衰退も、「それもそうだよね」と受け入れることが自然にできました。しかし、先に述べたかけがえの無いものを与えられるきっかけをもたらしたコトに対して、感謝の念に堪えません。

 さて、そのパソコン通信を退くにあたって、ニフティーの音楽(ロック)セッションフォーラムも今月末に閉鎖になるということで、最後となるセッション・オフが12日に行われ、参加しました。

 このセッション・オフっての、初めて参加したときは、びっくりしましたよ。もう何年も前のことだったけど。
 だって、それまで会ったことの無い人と、一緒に一度も練習もせずに一発合わせでステージやるんだもの。しかも、みんな上手いんだ。こんなの続けてたら、やっぱり上手くなるんだろうなって。しかも総じてみんな優しいの。

 久しぶりの方々と旧交を暖めあい、また今回初めて出会った方々と、飲み喰い歌い演奏した一日は、大変有意義なものでした。
 こうして一度に沢山の人と会い、思ったのは、やっぱり人と人との繋がりが一番であり、感謝すべきは、出会った人たちへなんだろうということです。パソコン通信へじゃないんだって。
 だから、こうしたセッション・オフはまだまだ続くと思います。
 

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