ずばり面白い ボーン・スプレマシー
ええ。タイトルの通りです。面白かったです「ボーン・スプレマシー」。
前作「ボーン・アイデンティティー」も、期待薄で見に行ったけど、とてもよかった。
前回は、なにがよかったかというと、ああいうスパイ・アクション物のヒロインって、これまでは、なっちゃいないキレーなだけの娘が多かったのにもかかわらず、あの作品のコはとっても良い演技をしていたところが、作品全体を、本気で作っているねと、思わせたところにありました。
(以下ネタバレあり)
今回冒頭から、前作を彷彿とする路地裏コンパクトカーチェイスがあって、「おお、すげえ」と思っていたところに、クダンのヒロインがいきなり死亡。。。そーですかぁ。。死亡。。どうするの?と不安でいっぱいだったのですが、マット・デイモンの緊張感は緩むことなく、グイグイ話を引っ張っていきます。
クライマックスのモスクワでのカーチェイスは凄いです。もんの凄いです。
しかしよぉ、自分が暗殺した夫婦の娘捕まえて(世間では、母親が父親を殺して、自分も自殺したことになっている)、「あれは俺が殺した。母親は悪くない。俺が悪い。」なんて懐述するのを、アメリカでは誠意だと思ってるのかね?まぁ、そうするしかないんだけどね。
クラいんだけど、なにか小気味の良いアクションに、観た後の爽快感があります。困ったことです。
多分シリーズになっていきそうなので、楽しみですが、ランボーみたいなドハデ噴飯モノのシリーズにならないことを願います。
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