俺たちは神から許されるだろうか? マイ・ボディーガード
クリスマス向けのアニメ大作とか特撮映画の中で、ジミに控えている映画。出す時期を間違えたのでは?と思いつつ、前に見た予告編が忘れられず、観たいなぁと思っていたんです。「マイ・ボディガード」
15歳未満は入れないっていうから、結構ハードだろうなと思ったら、相当ハードでした。観たいと思ってた人は、注意です。ほんわか心温まるものとは違いますよ。もっとチリチリとした、人生の緊張感と無常がある。
ハンドカメラのような画面の揺れとか色彩の効果は、先に言った緊張感の演出なんだろうけど、すごく神経質に感じて入り込めません。もっと丁寧に普通にすればいいのに。ストーリーが面白いんだからさ。驚くほどではないが、意外な顛末に事件が向かっていって、それはこれでアリなんですが、つまらない効果に時間かけすぎなんじゃないか、と思いました。ストーリーを立たせる演出にしたほうが、よかったんだよ。たっぷり観られるような。
文句ばっかり並べてすいません。ハナシは面白いですよ。女の子もかわいいし、ほのぼのキュンとする場面もあります。アクションというより、暴力描写がハードなので、好みの分かれるところですね。デートには向かないんじゃないだろうか。
いろいろ言っちゃったけど、こういう作品をこのように作った姿勢は、買ってやってもいいかな。単なるカタルシスで終わる、可愛い子供をウリにしたアクション映画とは違ったものを、作りたかったんだろうね。惜しい!と言っておこう。
ミッキー・ロークは見る影もないね。名前を失念したが、リドリー・スコットの映画「ハンニバル」で、イタリアの刑事をやってた人(レクター博士に殺されちゃった役よ。フィレンツエで。)が、連邦捜査官役で好演。(名前調べました。ジャンカルロ・ジャンニーニ)いい味出てます。この人でこの役が主役の映画観てみたいね。
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