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November 12, 2004

LC-Aの逆襲

lomorose1 この写真はTC-1ではなく、LOMO LC-Aで撮った。先日からアップしているTC-1の写真と、とても似たニュアンスを持っている。
 かねがね口を酸っぱくして言っている事であるが、LOMO自体、そんなに性能の良くないカメラではないし、変な効果が必ず得られるわけでもなく、極めてちゃんとしたカメラである。壊れやすかったり、初期不良が不思議でなく出たりするのは、ご愛嬌かもしれないが。

 普通に写せば普通に撮れるし、凝ってとろうとすれば、そりゃ言うとおりに撮れるでしょうよ、というハナシである。
 たまに、LOMO LC-Aで撮ると、どんなものでも面白おかしく撮れるんじゃないかと思っている人がいるが、それは間違いですよ、と言っているのです。面白おかしく撮れるのは、撮った人のセンスなんだって。
 それじゃ、どうしてそんな普通のカメラが持て囃されているかというと、やっぱり普通じゃないポテンシャルを隠し持っていて、それが何気ないところで表面化するからでしょう。それとルックスがクラシックな感じで良いっていう理由もあるけどね。

 コツはとにかく沢山撮ることである。数を打てば、偶然でも当たるという考え方が流れているのは事実ですが、持つ人の生活習慣から、その人の個性が結晶化していくというプロセスなんでしょうね。
 やっぱり一般的なスナップカメラのコツと同じなんですよ。何が撮りたいかハッキリ決める。一歩でも踏み込んで撮る。

 LC-Aのポテンシャルのハナシに戻りますが、決まった時のピントのキレは、ぞくっとするものがありますね。こういう明るいトコロで撮ると、絞りもぐっと絞られたものになるし(絞りが絞られることでピントの合う距離が長くなるのです)、シャッタースピードも速いんだろうから、ブレも少なくなるし、被写体の発色も良くなる。今回は、よい条件が揃ったということでしょう。
 この発色はたまらないですね。あと、背景のボケにも味がある。トンネル効果となっている空の青さも、グラデーションとして綺麗だし、定価で5倍以上するTC-1に負けてないんじゃないかと思いますよ。いつも同じように撮れるわけじゃないですが。まぁ撮影者のコンディションが一番左右するところでしょうと。
 フィルムはFUJIのSuperia。これも極めて普通。っていうか、ワタシはあまり使ってないね、コレ。やっぱり舐めてちゃいけないの?でもKODAKが腐るほどあるんだもん・・

-LOMO LC-A Fuji Superia X-TRA 400 平塚にて-

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