美術館の生活 パリ・ルーヴル美術館の秘密
東京の小劇場で上映されていて、気になっていたドキュメンタリー「パリ・ルーヴル美術館の秘密」がDVDになって発売されました。
これ、興味がない人が見たら間違いなく寝ます。グゥグゥ。
ルーヴル美術館の展示品を紹介する本、ムービーは数多ありますが、これは美術館の裏方の仕事をしている人たちを延々と追いかけるもので、ナレーションも無しに、とても淡々と進行します。さすがフランス映画ですね。
話には聞いていましたが、これをみていると本当にルーヴルは広いねぇ。展示室よりもその裏の倉庫とか、地下なんていうところも迷路の様に広くて、メールボーイなんてローラースケートで移動しているし、その規模に驚きました。これは歯が立たないなって。別に対決しようと思っていたわけじゃないけど。
登場人物のひとりがルーヴルを説明するにあたってこう言ってます。「ルーヴルは何度も参照できる書物を目指している。それゆえ、項目を沢山用意しているのです。」観光の為に人気のあるものを見やすく並べるのではなく、数を並べるんだという姿勢ですね。まぁそれでも見せ方や、管理には人一倍気を使っているのだという苦労がよくわかるドキュメンタリーであります。
豪華そうで厚く見えるパンフレットが付いてますが、読み応えがもう一歩。ちょっと高いし、ワタシはあまりオススメできないDVDだなぁ。
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