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August 06, 2004

トイカメラ的撮影

qsu 知人に写真アルバムを見せていたら、この土瓶の写真は何だ?と聞かれた。
「土瓶じゃなくて、急須だよ。気に入っている急須。接写したんだ」
「意味が分からない」
「気に入っているものの写真を撮ったってコト」
「自分で作ったの?」
「いや、市販されている物」
「ふうん・・」
 記念でもなく、珍しいものでもなく、表情を持っていない日常品を撮るという行為が、解せないらしい。

 ワタシは自分の好きなモノ・面白いと思ったモノを撮る。そういえば、先日相模川の河口付近で、巨大な鯉の死体が打ち上げられているのを発見して(まさかコイヘルペスじゃなかろう・・沢山上がっていたわけでもないし)、珍しさと、そのデカさに驚いたものだったが、写真は撮りたいと思わなかった。後で見て楽しめるものじゃないし、好きなものでなかったから。そう言った意味で、ワタシはアマチュア、趣味の世界で写真を撮っていることになる。
 話を戻して、被写体の表情というものは、その「モノ・人」自体が持つものとは別に、撮影方法で大きく変わることは、ちょっとでもカメラをかじった事がある方なら、察しがつくだろう。珍しいモノの発見記念といって鯉の死体を撮るよりも、自分の愛用している急須に如何に表情をつけようかと、撮影している方が健康的ではないかなぁ・・・両方とも病的だっておっしゃる?(泣)

 さて、この写真は先ほど述べたように、接写を試したものです。
 ワタシの持っているカメラの最短接写距離は、LOMO LC-Aで0.8m、ROLLEI35Sが0.9m、MINOLTA TC-1が一番近くて0.45mとなっていますが、こいつはまだTC-1がウチに来ていなかった頃に撮ったもので、接写距離を縮めるのに、直径10cmのルーペをROLLEIのカメラレンズに当てて撮りました。
 やり方は、まず肉眼でルーペを覗き込みピントが合う最短距離を探し、ピントが合ったところでルーペを固定。固定したルーペに密着させるようにカメラレンズを当て、ピントは最短に設定して撮影。という工程になります。大体この大きさのレンズですと15cmくらいまで近寄れますから、最短接写距離の6分の1まで稼げることになります。
 トイカメラでの遊び方だよね、こういう発想の撮影って。写っていればしめたものって考え方で、確実性の無い遊び的なやり方。でも、そういったスタンスで使うことが多いLOMO LC-Aではまだ上手くいった試しがなく、ROLLEI35Sでは比較的成功率が高いんですわ。焦点距離とか色々な関係があるんでしょうけど、あんまり真剣に調べたりとか計算したりとかはする気がなかったです。まずは、やってみようと。上手くいったらウレシーって遊びなんです。
 結局、そういう実験・段取りが面白くて撮ってるだけなので、その過程が分からなければ、ましてやそんな過程に興味も無ければ、見せられる方も困惑するだけなんでしょう・・・。

-ROLLEI 35S KODAK GOLD200 自宅にて-

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