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August 17, 2004

忘れえぬ日のモーニング・ムーン

monigm.jpg こんなの出てたなんて知らなかったよ。懐かしいネェ。81年に公開された映画「モーニング・ムーンは粗雑に
 何で話題になったかというと、桑田佳祐が音楽監督をやって、全編サザンの曲が流れるというところなのですが、横浜を舞台にして小道具にも凝ったハード・ボイルドタッチ(渡瀬恒彦が主にそうだっただけだけど・・)の映画は、当時高校生だったワタシの心を切なく掴んだのでした。舞台と小道具が矢作俊彦っぽかったし、高樹澪とか可愛かったし。この頃ATGをはじめとするマイナーな日本映画をよく見に行っていたのよ。話自体は地味ですよ。お金もかかってないし。今の日本映画を思い浮かべて、あまり期待しすぎないように・・。
stetai.jpg サザンのアルバム「ステレオ太陽族」がこの映画のサントラみたいな位置づけになるんですが、それまで「いとしのエリー」とかでも心動かなかったワタシが、この映画とアルバムで、桑田に入れ込むことになったのでした。でも未だにサザンの一押しアルバムはコレなんだよな。
 友人に誘われるとサザンのコンサートなどにも行ったものですが、彼らは未だにこの頃の曲をやるじゃないですか。シングルカットしてない曲でも。観客は皆若い人たちが多くて、この頃のアルバムなんてリアルタイムに聴いていなかったに違いないのに、みんな歌えるのが凄いなぁと感心していたのですが、よーく考えると、ワタシ自身もローリング・ストーンズの昔の曲をリアルで聴いていなかったのに、歌ったりしているわけですから、いつの時代だってマスターピースになりうる音楽は、老若男女を問わず歌い継がれるってことなんですね。また、そうであるからこそ、リアルで聴いていたということは、偉くもなんともないって事なんです。よくいるじゃないですか、「俺はあの頃から聴いていたんだ」って威張ったりする奴が。その頃のライブを見ている人には、「うらやましい」という気持ちは沸くけど、偉かぁないですね。なんだか勘違いして、自分でもそういう気持ちになることがあるのですが、そこは気をつけないといけませんな。
 映画に限らずライブフィルムでも、最近はマイナーな旧作が出てくれるので嬉しい限りです。温故知新ということで、その頃の切ない気持ちを取り戻して、新しく瑞々しいものを作って生きたいなぁと思うわけです。(イイ子になりすぎかぁ)

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