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June 02, 2004

崑崙遊撃隊(山田正紀)

konron.jpg 山田正紀の「崑崙遊撃隊」を読みました。
 これは、前に「虎口からの脱出」について書いたときに、ネットで色々調べていたら、「虎口からの脱出」はこの作品のパクリであるという文章を見つけたからなのです。
 「ふーん、そうなのか」くらいに思って、それじゃその元ネタでも読んでみるかと、探して読んでみたんですが、舞台となる国とか時代設定が同じだけで、ワタシにはパクリとは思えなかったですねぇ。それよりなにより、あんまり没頭して読めるほど熱くなれなかったし・・。
 まず、1933年の上海という想像力を掻き立てる設定であるにもかかわらず、その場の匂いをかいだ気になれない淡白な書き込みだし、ゴビ砂漠に荒唐無稽な生物が出てくるのは願ってもないことで、アナーキーで面白いエピソードなんだけど、読んでるワタシの気持ちが盛り上がりませんでした。なんでだろうね?ストーリーは面白いと思うんだけど・・・
 こういう冒険小説は感情移入できないとスカッとしないんだけど、あれだけの情報量で感情移入出来るだけのイメージが自分に無いと、ついていけないんだろうね。ワタシでもついていける様になるには、もっと細かい書き込みを沢山してもらわないと、駄目だったんでしょう。
 面白い小説は、素敵な少しの嘘と、どうでも良い沢山の本当からなっているって、矢作俊彦も言ってたし。(誰かの引用だったけ)
 ま、もうひとつだったです。もう少し、違うの読んでみようかな?

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