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June 30, 2004

ベッカムPK失敗はユリ・ゲラー氏のせい?だと?

 「ベッカムPK失敗はユリ・ゲラー氏のせい?」というニュース・・・。えーかげんにせい!と、切り捨てようかと思ったが、ゲラー氏の涙ぐましい営業努力に、少し胸がキュンとなった。

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私がMINOLTA TC-1を選んだ理由

sakurei ちょっと前に「買いました」なんて言ってましたが、数あるコンパクトカメラからこいつを選んだ理由を、今更ながら語りたいと思います。
 まずデジカメでない理由は、既に持っているから。本当は、写真という作品を作り上げる上で、デジカメの方が安くつくんだよね。フィルムもいらないし、現像・プリントにもお金がかからないし、なんて経済的なんだろうと浮かれていたのですが、写真を撮るにあたっての段取りとか、現像が上がるまでの楽しみとかが、面白くなってしまったって事です。決して、銀盤カメラの方が色が良いとか、そういう理由じゃなかったんですね。写真画像をすぐに素材として使いたいときには、使ってますよデジカメ。でも撮る楽しみとして持ち歩くのは、別になるんですよ。
 これまでに持っているのは、前から読んでくれている人は判ってると思いますが、「LOMO LC-A」と「ROLLEI 35S」。LOMOの方はオート露出で、ROLLEIはフルマニュアル。仕様として共通しているのは、ピントが目測設定であるってことです。で、最近慣れては来たものの、もっとピントのバシッと合った写真を撮ってみたくなった。本当は一眼にしてみたい気持がありました。でもね、スナップが撮りたいんですよ、ワタシは。大きいのは性に合わない。コンパクトカメラで通すのが、ワタシの道だろうということで、コンパクトカメラから良い物を選ぶことにしました。
 色々と物色した上で、候補に残ったのが、CONTAX T3MINOLTA TC-1。使われているレンズで人気のあるものですね。ピントの切れ味と色が良い。T3は、ドイツの名門カール・ツァイス。対するTC-1は、日本が生んだG-Rokkorレンズ。持った感じとか、使い勝手はT3の方が良い気がしたんです。TC-1は少し小さすぎるというのと、T3の方が明るいレンズだし、かなり早いシャッタースピードからバルブまで使える。ピントの最短距離が35センチで、相当寄れる。TC-1は、ライカを除いて、現行売っているコンパクトカメラの中では、一番高いし、T-3の方がお買い得感がある・・・。T3はフルオート(マニュアル設定もある)。TC-1は絞り優先オート。
 どう考えたって、T3だったんです。でもね、最終的にはレンズでしたね。ツァイスレンズは、純正ではないがROLLEI 35Sがある。同じような写りをするなら、増やす必要がないのではないか?カメラ3台の個性として、ロシア、ドイツを持っているのだから、日本のレンズを持ってなくてどうするのだと。
 また、写真を撮る段取りが楽しいのであれば、絞り優先オートにしたTC-1の設計思想に共鳴するだろうと、ね。
 そんなワケで、TC-1に決めたんです。せっかく高い(今では市場価格も-40%近くまで下がってるよ)の買ったんだから、もっと上手くならなきゃね。


- MINOLTA TC-1 何もこんなもの撮らなくてもね 馬入川にて -

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June 29, 2004

路地のアート

roji 平塚の駅の近くにある路地での写真です。壁の絵は、日比野克彦ですね。
 少し前に書いた、街を上げてのプロジェクトでの作品です。そこいらの落書きとは、一線を画していると思います。写真を撮ったときに出来ていた何かの影も、味になっている気がします。
 元々、この絵を撮ろうと思って路地を探したのですが、ウチの近所でも、品川区にある会社の近所にも在る、路地そのものに興味が出てきました。生活に密着した、機能的に使われている路地。その街を活用しなければ、触れられない路地。路地そのものに体温があり、生き方が在る。日比野克彦氏は、ここに書くことで、その路地とのコラボレートを試みたのでしょう。


- LOMO LC-A HIRATUKAにて -

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June 28, 2004

ほうれん草のバター炒めだって?!

sunday 料理屋の息子に生まれた所為で、子供の頃から冷凍食品にあまり縁がない。
 たまに、宣伝しているカップ・ラーメンとかを食べてみたくて買って帰ると、親にいい顔をされなかったので、あまり食べずに育った。今ではそういうのを食べると、腹をこわす様になってしまっている。
 そういったこともあって、スーパーに行っても、冷凍食品のコーナーにはあまり近づかないのだが、今日初めて「ホウレンソウのバター炒め」という商品があるのを知った。えぇっ?そんなの冷凍食品にするのかよ?
 枝豆とかトウモロコシとか、季節物なら話はわかるけど、ホウレンソウだよ。まぁ、季節が無いとは言わないけどさ。
 ホウレンソウなんざぁ、学生の頃はおひたしにしたやつを冷蔵庫に入れておいて、そいつと飯で1週間食い繋いだものだよ。あれっ?炒め物は保存出来ないって?その通りだけどさ。需要があるのかと思っていたら、さっそく買っているコとかいて、へぇーって感じだった。
 お弁当用なんだってね。よくみると、小さなパックに分かれている。朝、時間の無いおかあさん達に便利なんでしょう。
 良いも悪いもなく、ただ今回は驚いたという事なんですが、改めて自分が家庭文化とかけ離れているということを、知った次第です。


- MINOLTA TC-1 HIRATUKAにて -

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June 27, 2004

サーフ・パンクっていうの? IN WITH THE OLD(PEPPER)

pepper.jpg またまた凄いのを引きました。PEPPERというバンドです。サーフ・パンクというふれこみでしたが、ダブ・ミクスチャー・ロック・バンドといった方が良いでしょう。ハワイ、コナ出身の三人組で、これが3枚目だそうである。
 なんとレーベルは、あのサーファー御用達ブランド、VOLCOM(オフィシャル・ページはこちら)から立ち上げたもので、聴いていないうちからSEXWAXの匂いが香りそうですが、一曲目の「BACK HOME」をかけた途端に、本当に部屋に充満した気がしました。こりゃいいや!ギターの音の選び方から、ボーカルのエフェクトのかけ方まで良いセンスですね。凝りまくってる。トンがってはいないけどね。日本でも局地的に人気があるそうで、湘南の流行物ってところです。日本盤は出てないんだよなぁ。
 ジャケットはもの凄くデスっぽい感じですが、基本的にクリアーなギター・サウンドです。要所要所に歪系のギターが入るんだけど。
 こういうサウンド・メイキングは大好きなんですが、ハワイで録ったのかな?と思ったら、ハリウッドでした。それでも海風のにほひがするねぇ。アメリカ・西海岸で猛威を振るったサーフ・パンクへの、ハワイからの回答って感じでしょうか。曲の中にも、アルバムの中にも緩急があって、エッジの立った攻撃的な部分と、土臭い、否、潮臭い奔放な部分が入り混じったトコロに、とても共感しました。
sesirio.jpg ハワイアンとレゲエとストリート・パンクが混じってるっていうと、もうアタマおかしくなりそうですが、そうなんだもん。最近のパンクと呼ばれるものは確かに、レゲエを取り入れて来ているし、そのレゲエの潮臭さとハワイアンが融合したって、おかしくないんじゃない?まあ、聴く人によっては、アルバム全体を通して散漫な印象を受けるでしょうけどね。
publo.jpg でもねぇ、学生時代にはよく聴いていたのよ、セシリオ・アンド・カポノとかパブロ・クルーズとか、サーフ・シティーで愛されていた様なやつをね。そういった事を思い出してしまうような匂いが微かにあって、サーファー・スケーターに加えて、ストリートというようなキーワードが入ってきた、現代的な匂いも、勿論持ち合わせている。そこはVOLCOMが持ち上げているんだから、当然なんですけどね。
 このバンドについては、もうちょっと掘り下げて聴いてみようかな・・。

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June 26, 2004

BLOG PET 「こうさぎ」を始めてます

batake 数日前から見ている人は、気になっていたと思いますが、ブログ・ペットなるものを始めてます。右のサイドバーの上の方にいるのがそれ。「こうさぎ」っていいます。
 うさぎのアニメーションが可愛いってだけだと思ったら、クリックすると関連するBLOGのリンクを教えてくれたり、これまで書いて来たキーワードを言ったり、勝手に日記を書き込んだりするそうです。又、アクセス解析もしてくれるっていうんで、ちょっと試してみようかなと、置いてみました。
 FLASHの新しい奴がないと、見れないと思いますが、許してくれなはれ。
 背景もカスタマイズできるというので、メルヘンチックに、先日撮ったお花畑の写真なんかで飾ったりして、ちょっとイヤラシイですか?ここに貼った画像がそのオリジナル。
 「こうさぎ」は、まだα版だそうで(β版って言い方しか知らなかったよ、これまで・・)、今後は機能拡張して行きそうです。


- ROLLEI S35 馬入のお花畑にて -

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June 25, 2004

アロマキャンドルって、どうなのよ?

lump2.jpg ただ、ロウソクを点けて、写真を撮ってみたらキレイだろうなと、小さなキャンドル・グラスを買ってみた。
 このくらいのグラスのサイズのロウソクは、アロマ・キャンドルがほとんどなんだけど、たまにはそういうのも良いかなってね。爺むさいかもしれないけど、白檀とかさ。
 若い頃は、甘い香りが好きだった。クルマに入れてる芳香剤も甘ったるいものが多かったんだけど、あれって多分、虫を呼ぶんだと思うんだ。
 ワタシのクルマは駐車場が外にあるんだけど、休みの日にしか稼動させないからか、2回も蜂の巣を作られた。どうして俺のだけに作るのかなぁ?と不思議に思っていたのだが、ある日テレビで、ゴルフ場やハイキングには柑橘系の香水をつけて行くと、蜂が来るって話を聞いて、合点がいった。芳香剤のせいだったんだと。
 そんなのもあって、最近は甘い系よりもハーブ系のさわやか志向になっている。って、白檀ってハーブ系?


- MINOLTA TC-1 自宅にて -

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June 24, 2004

ポール・マッカートニー、天気を変える

 またまたポールネタですいません。目に付いたこのニュース。やったのは本当かもしれないけど、雨が上がったのは偶然じゃないの?
 そりゃそーと、費用が400万円ってぇのは、意外と安いかもしれないと思った。ワタシは、やろうとは思わないけどね。
 ポールもこんなに色々、へんてこりんなニュースで盛り上げてるんだから、ミックも女関係のスキャンダルばっかりじゃなくて、もっと奇抜なネタを振りまいてくれればいいのに・・。

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June 23, 2004

「ぱど厨、元気でちゅぅ」って・・

 たまたま読んだ風野春樹氏のblog「読冊日記」の"ぱど厨になってみる"で、ネットでのローティーンの実体を知りました。
 ローティーンはbbsをメールの使い方で書いているとか、この中で初めて目にした「はしご禁止」「素通り禁止」という風潮に、ワタシも驚愕を禁じ得ませんでしたが、その後の書き込みでそれがネット固有のものではなく、この世代の、否、日本人が昔から持っていた文化なのかも知れないということに、いくつか心当たりのフシもありました。
 今から少し前にあった、会社の契約社員の女の子同士のケンカとかの原因が、こういった風潮に近かったなぁなんてね。仲裁する方は、その原因を理解出来ないでいたんですが、当人達をとりまく人間関係というのは、こういうものだったのかも知れません。
 ワタシ自身がネットを活用しだしたのは、色々な方々とロックを中心にセッション演奏するのが目的で、全国の趣味を同じくする方々と知り合う場として考えました。このとき、目的は演奏なわけですから、ネットは通信手段に過ぎず、オフ会を行うのが前提なのです。
 そうした集まりなので、ネットの匿名性とかと別の次元で関わりを持っていたものの、ネットに特有なヴァーチャルな自分の分身と他者、又は本当の自分との軋轢みたいなものは、よそには存在するだろうな、ということは予期していましたが、このローティーンの風潮にまでは、考えがいたりませんでした。
 ただそれがネット特有のものではなく、ネットに乗ったことで、多くの大人社会の人の目に触れただけだったというのが、重要なポイントなんですけどね。
 更に勉強になって、改めなければいけないなと思ったのは、少し前に書いた、"「○○道」という考え方が、あるジェネレーションから廃れて来たのが、凶悪犯罪の低年齢化に関係があるのではないか?"という説についてですが、やはりそれは違うだろうということですか。
 凶悪犯罪の多発化の原因としての、モラルの低下はあるかも知れませんが、低年齢化の原因ではないでしょうね。子供は大人と比べて周囲を見回す能力が足りていないのは周知の事実であり、逆に子供に正しく生きる道を最初から期待する方が誤りでしょう。教える立場としては。また、昔は子供が殺意を持たなかったかといえば、持つひとは持ったでしょう。
 要は、それがスッと出来るか出来ないか、手段が取れるか取れないかというところにあるのかも知れません。
 あながち今の世の中、なんでもコンビニエンスになったというところが、クサイ気がします。うまくいえませんが。
 そして言えるのは、決してネット自体が原因なのではないはずだということです。ネットはただ、人を写していた鏡なだけだということが、今回わかったからね。

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June 22, 2004

LOST IN TRANSLATIONの街

sinjyuku 新しいカメラを買うと、とたんにLOMO君の調子が上がるのはどういう訳だ?
 ワタシは新しい物を買っても、それを使いまくるんじゃなくて、古いものと比べようと平行に使おうとするんだけど、そうすると、使い慣れたほうが良いものを生んでくれる率が高いだよね。新しいものが使い慣れてなくて、いいものがすぐ出てこないっていうのはわかるけど、、、
 写真は先日朝まで呑んだ新宿の明け方の風景。映画「LOST IN TRANSLATION」の雰囲気が出てて、切ないかなって。


- LOMO LC-A 新宿にて -

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June 21, 2004

新しいカメラの写真

panda 実はこっそり、新しいカメラを買ってしまったんですよ。MINOLTA TC-1てぇんです。
 LOMOだのROLLEIだのマニュアルに近い、時代に逆行したものばかり好んで使っていたのですが、銀盤カメラではあれ、日本の最高技術の結集を手にとって見たくなってしまったのです。嗚呼。ギター買うより安いかな?って。
 まだあんまり面白いものを撮れてません・・。今まで使ってきたカメラは、シャッターが重くて深かったんですが、今度のは軽くて、本体そのものも軽いから、ブレたり失敗多いです。
 徐々に慣れていって、ぼちぼち撮り貯めていこうと思います。


- MINOLTA TC-1 HIRATUKAにて -

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June 20, 2004

どうなんですか?この商品 シリーズ

 えー、今日ご紹介する商品は、こちら
 クッションですよ。気持ちよいそうです。いかがですか?
 で、本当に雲に見えます?どうみても「う○こ」か、「脳みそ」とか、グロ系ですねなどと、夢を壊すような事を言ってはいけません。

 しかしこんな記事、シリーズにしていいの?カテゴリが無くて、「住まい・インテリア」とかにしてるし。煮詰まるって、コワいな・・。

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June 19, 2004

お札の肖像

 数日前に、新渡戸稲造のことを書いたばかりでしたが、今年中に紙幣のデザインが変わってしまうんだよね。(お札の顔、刷新「とある作家秘書の日常」より」)
 新しい方々は、まぁ立派な方々なんでしょうが、リンクさせていただいたblogでも「貧乏くさい」と、言われてます。ワタシも禿げしく同意見ですわ。
 「それじゃ誰がいいのよ?」と言われると、ハタと考え込んでしまうなぁ。そこで参考のアンケート「紙幣肖像、誰がいい?」。
 これみると、慶応の福沢諭吉に対抗して早稲田の大隈重信がアリアリだけど、どうかねぇ。坂本竜馬より、高杉晋作が勝ってるのが意外・・。

 アンケートでは、2004年7月とか書いてありますけど、11月くらいになる見通しだそうです。

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June 18, 2004

湘南潮来

hamahiru 仕事がひと段落しているので、この隙に今まで会えなかった人に会っておこうと、一期一会の精神で予定を詰めて毎日のように呑み歩く。
 流石に今日は疲れて休肝日。風邪もひいちゃったし・・。



ROLLEI 35S 湘南潮来にて -

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June 17, 2004

うまのorz

uma タイトル一発モノシリーズってところですか・・・。
 参考):「くずおれる男コレクション」「パンダのORZ



- ROLLEI 35S HIRATUKAにて -

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June 15, 2004

武士道(新渡戸稲造)

busi.jpg 新渡戸稲造という人は、5千円札の肖像になっている人ですね。この人の「武士道」という本が先日、ネットの本屋にてベスト・セラーにランク・インしていたことがあって、不思議に思っていて、手にとりました。
last_sa.jpg ランク・インしていた理由は、その後調べたところ、映画「ラスト・サムライ」に出演するトム・クルーズが、勉強のために読んでいたのがこの本だったとのことで、それを聞いて自分も手にとってみるという行動に出るとは、なかなかマニアックというか、日本のファンも捨てたもんじゃないなと、感心しきりでありました。ワタシは単にミーハーに、みんなが何で読んでるか知りたかっただけなんだけどね。
 さて、この本は、新渡戸稲造が欧米向けてに、日本の武士道について説明した、原本が英語で書かれた論文を逆に日本語訳したものです。それゆえ日本の文化を知らない人にとって分かり易く書かれており、また、現代の日本人が読んでも「成る程」と改めて理解出来る良書でしょう。
 武士の在り方・しきたり・作法がいかに合理的であり、生きること・死ぬことを慮ったものであるかということに、目から鱗が落ちた文面は枚挙に暇がありませんので、興味がある人は是非手にとって頂くということで、ここでは触れませんが、ワタシの心を打ったのは、この論文の書き出しにて、「日本人はその多くが決まった宗教を持っていない。欧米人はそこが理解できないのであるが、何故、無宗教で社会が成り立っているかというと、日本人の心に武士道があるからである。この武士道こそ、日本人の倫理を決定する役割を果たしてきた・・」という論旨で、では武士道とは何か?に至っていくところでした。
 「多くの日本人が宗教を意識していないのは、武士道がそれに代わっているからである」という解説は、「成る程そうだったのか!」と、ワタシの目を見開かせてくれたのです。これで合点が行くことが、今の世の中にもなんと多かったことか。
 人間社会を語る上で、こういった宗教の重要性を垣間見たのは、カール・セーガンの書いた小説「コンタクト」ですね。
 この小説の中で、主人公は、異星人とのコンタクトを目的とした宇宙船のクルーの選考会に残ります。この選考会の中で「あなたの宗教は何か」と問われ、「無宗教です」と答えると、これが大問題になってしまうというエピソードがあったんです。初めて地球外の者と会う人間が無宗教であってよいのか?この人の倫理観とは何なのか?主人公は、悩みます。自分が信じて来たのは神ではなく、科学なのだと。(この小説も凄く面白いですよ。映画にもなってたな。)
contact.jpg ワタシはこれを読んだとき、科学に生きて殉じて行くなら、それは立派な科学道という宗教に近いものなのではないか?と、思ったのですが、それは極めて日本人的な、日本人にしか持てない発想だったかも知れません。
 要するに、日本人は宗教と同じ感覚で、「なんとか道」という範疇の中で、社会規範であったり、生きること・死ぬことを学んでいたのです。「道」は、武道・剣道・茶道・華道・まんが道・・・といろいろありますが、その全ては、目的を達成するための動作の定義であり、目的は例えば生け花だったりお茶を立てることだったりと、目先のものもありますが、どれも生きる道に通じ、生きる覚悟=死ぬ覚悟まで昇華しています。そして、こういった「○○道」って言い方を、これまでの日本人は好んできました。
 しかし、あるジェネレーショーンからか、なにかのムーブメントからか、こういった「○○道」という考え方を排除する傾向が出てきたような気がします。今の若いコ達が、「「○○道」を追求するぜぇ」なんて言ってるのを聞くのも、少し気持ち悪い気がしてきたのも、事実です。多分、都会からヤンキーが消えてから、こっちのことかも知れないですね。
 しかし、そうした風潮から、日本人の心が何かの宗教に改宗したとか、そういうことはないため、倫理が荒廃して来たという考えは、極端に過ぎるでしょうか?
 凶悪犯罪の低年齢化は、こうした風潮に基づくものだと思えてなりません。別に、宗教を持とうとかそういう考えは、ワタシにはなくて、生きること・死ぬことを真摯に考える環境があるのか?という問題提起なんですけどね。

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June 14, 2004

TO THE 5 BOROUGHS(Beastie Boys)

beast.jpg 聴いた?ビースティ・ボーイズ新譜。COOLで抑揚のなくなっちゃったHIPHOPの中にあって、突き抜けて明るいっていうか、いいよね。
 最近のHIPHOP事情はよく知らないので、この作風が昔ながらのものであったにせよ、古くなってるとはちっとも思わないな。
 それより、近年のRAPとかが、面白く思わないからね。日本でやってるものにしても、どれも好きになれないモノばかりだった。唯一これは!と思っていたのはスチャダくらいだったけど、スチャダといえば、ビースティなんだよね、戻ってくるところは。
 今回もジャケットの懲り方から、PVまでセンスが煌きまくっていて、なんだかイタズラ小僧軍団みたいな彼らだけど、こういうセンスから育ちとか、インテリジェンスが香ってしまうんだよな。

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June 13, 2004

矢作俊彦・石丸元章 対談

 前に書いた矢作俊彦の三島由紀夫賞受賞のその後が気になって、「新潮7月号」を買った。
 矢作石丸元章の対談がとにかく抱腹絶倒。
 でもさ、みんな思っていたんだね、矢作が賞を取るのが遅すぎたってさ。でもしょうがないよなぁ、数年に一冊しか出さないんだからさ。土俵に乗れないっつーの。
 対談の中でも、「もう小説を書くしか、収入を得る道はない」みたいなことを言っていたので、書いてくれるでしょう。生きていくために。
 楽しみに待ってます。

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June 12, 2004

Franz Ferdinand(Franz Ferdinand)

franz.jpg ロックとしては、久しぶりに出ましたね。新しい匂いのするものが。グラスゴーで結成されたロック・バンド「フランツ・フェルディナンド」です。
 聴いた瞬間「なんだこりゃ?」というほど、ぶち抜けています。これをカッコ良いと言わないと、「お前ダサイねぇ」って言われそうな程、昨今のロック・シーンと一線を画きながら、無性に肯定的なサウンド作りで、おっかないです。
 その実、よく聴くと、むかーしのブリティッシュ・ロックのバンドが、最新式の録音機材とエフェクターを使ったら、こんな感じなんじゃなかろうか?とも思うし、とにかく色んなモノを吸収していて、熱いんだよね。
 ギターのリフがとてもキャッチーで、耳に残るんだけど、どこかインディーな匂いもする。アメリカで言ったら、ドアーズ(ちょっと歌い方がジム・モリソンだと思わない?)。でも、あれだな、70年後半から80年代にかけてのイギリスで流行ったロックを、ゴッタ煮にした感じだろうか?メジャーな所からマイナーなところまで。
 これはちょっと面白いですよ。ハナシの種にいかがですか?

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June 11, 2004

訃報(レイ・チャールズ)

 レイ・チャールズがなくなりました。
 親日家だったよね。あんまり大物ぶったところも、なかったんじゃないかな?どうかな?
 ハンディがあったから、やさしかったのかな?スパイもののパロディー映画で、バスの運転手の役とかやってて、大爆笑だったけど、あんなことやってたんだから、優しい人だったんだろうね。
 映画といえば、映画「ブルース・ブラザース」での、楽器屋のオヤジをやったやつは、凄かったなぁ。トリハダもののパフォーマンスだったんだよ。観てない人は、是非みてよ。
 ご冥福をお祈りいたします。

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入梅

flo3.jpg 梅雨に入っちゃったので、気持のよい晴天は暫く無さそうだね。
 最近、酒ばっかり呑んでいるので、いかんね。本も読めなくて、時流にも遅れてきそうだし。これはいかんです。写真を撮りにいくにも、雨だとしんどいしね。
 天気の良い写真を見て、なごみますか。


ROLLEI 35S HIRATUKAにて -

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June 10, 2004

昨日の続き

tokyo2 今はね、T3にしようかTC-1にしようか悩んでるところ。楽しい悩み。
 今日は、そうとう呑んだので、これくらいでゆるして。


LOMO LC-A 東京駅にて -

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June 09, 2004

赤レンガの駅

tokyo 皇居周辺が好きだ。別に中に居る人に思いを馳せるとか、その象徴的なものをどうとか思うことは露ともなくて、ただ大きな建物の林立する真中に、広大な緑が広がって急に空が広くなり、公園や美術館や博物館、ホテルが並ぶ空間に、胸がワクワクする。
 東京駅はその玄関だ。この赤レンガも建物も捨て置けない魅力がある。歴史を感じさせる風格がそうさせるのか、子供の時にただ、楽しく遊びに来た記憶がそうさせるのか、何故だか見入ってしまう。


LOMO LC-A 東京駅 -

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June 08, 2004

使ってみたい落語のことば(長井好弘)

rakugo.jpg 声を出して読みたいとか、世界の真ん中で叫んだりとかありますけど、普通に使ってみましょうよってことで、演芸評論家の長井好弘が編んだ本です。「使ってみたい落語のことば」。
 別に使わなくてもいいんだけど、落語に出てくる江戸言葉とかの解説が読みたくて、買ってみたんですが、落語という話術の中で洗練された言葉は、リズムというかビートがあって気持ちがいいですね。
 「BEAT(ビート)」というのは、直訳すると「鼓動」となるわけで、人間の生理にちなんだものなワケです。ですから、単に文章として文字を並べて、表現者の意図を伝えるよりも、ビート感を加えて伝えることで、その意図とする人の体温まで伝えることが出来るのではないか、というのが、歌詞などを書いているワタシの持論です。もっとも、ワタシはビート感のない文章ですと、読むに耐えなくなってしまうんですけどね。
 そうした背景があって、この本を読むと、落語、江戸弁がいかにビートを大切にしているかが判ります。カッコいいですよ。
 それでも、落語というのは口移しの伝承芸ですから、言葉自体は世相を反映したものになって、江戸の言葉そのものが、いつまでも残っているかというと、そうでもないでしょうし、又、噺にしてもいくつかは実は江戸のものではなくて、上方のものだったりするので、落語=江戸弁という図式をそのまま信じ込むのはどうかと思いますが、落語という話術の中の言葉が流れるように気持のよいものであることは、間違いありません。
 ワタシは「入費を帳面の方で、どがちゃがにする」って言葉がよかったですね。「どがちゃが」ですよ。言葉自体に意味は無いんでしょうけどね。リズムと意図が気持ちよく入ってきて、尚且つユーモラスな言葉ですよね。
 この本では、タイトルどおり「使ってみよう」という意図で書かれていて、現代での使用例みたいな雲行きになるんですけど、そんな使用例なんて、大きなお世話だよな。結局ギャグなんだからさ、そこまで書かれると逆に冷めてしまって、これほど不粋なことは無いとおもうなぁ。淡々と、古語の説明とか原作の噺の解説に終始してもらっていてくれればと、少し残念に思います。それと値段にくらべて読み応えが無いかな。もうちょっと沢山ページが欲しかったか。
 ま、そんなこと言ってますが、面白いですよ。興味のある方はどうぞ。

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June 07, 2004

The Very Best of Chic(Chic)

chic.jpg 何故いまさらシックかというのは、秘密です。ワケありですが、秘密なので明かしません。
 ま、あんまりちゃんと聴いた事がなかったので、聴いておこうかというわけです。
 ナイル・ロジャース、バーナード・エドワーズという人は、80年代までブイブイゆわせていましたね。デビッド・ボウイとかマドンナのプロデュースなんかまでやって、一時代を築きました。「おしゃれフリーク」っていう邦題もイケてますね。シビれます。
 こういう何と言うかグルーブしたビートと、あのギターのカッティングの音がたまんないです。
 でもね、ヒットしていた頃は、ワタシはもっと泥臭いのばっかり聴いていたから、こういう洗練されたのに近寄らなかったんだよね。お金の無い頃でもあったので、幅広く色々聴くって事が出来なかった理由もあるだろうけど。
 一時の熱で聴くよりは、こうして冷静になって聴いてみるのも、また勉強になるってもんです。

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June 06, 2004

「モンティ・パイソンの故チャップマン役、選考会に奇抜な参加者が集結」

 モンティー・パイソンネタがタイムリーに続きます。
 「モンティ・パイソンの故チャップマン役、選考会に奇抜な参加者が集結」という記事を読んで吹き出しましたね。
 パイソンズっていう集団は、いわばインテリのエリート集団じゃないですか。グラハム・チャップマンだって、ケンブリッジ大医学部卒なんです。その人役のオーディションに、全身真っ赤に塗って、肩に死んだ七面鳥を乗せた人とかが集まってくるんですよ。なんだか奇人変人大集合になっちゃって、どーなるんでしょうね?
 オーディションだけを記録して公開するほうが、面白かったりするじゃないですか?むしろそっちが観たいですね。
 すごくイタかったりしてね・・

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June 05, 2004

ポール・マッカートニー、日本での逮捕を語る

rutles.jpg 「ポール・マッカートニー、日本での逮捕を語る」の回顧記事を読んで、まぁ、あの頃のアティストは色々やってたろうし、ショッキングでもなんでもないんですが、我が目を疑ったのは、「ジョン・レノンは紅茶中毒だった」というくだりだ。
 ジョンがゲラゲラ笑いながら紅茶を飲み、TとEとAが頭につく詩を書いているところを、ポワポワと想像してしまった。
 実際の記事を読むと、パイプに詰めて煙を吸っていたとあるが、オカシーだろそれ。絶対ウソなんでしょうけどね。ポールってこういう冗談平気で言うし。
 なんでこんなこと取り上げているかっていうと、「ラトルズ」という「ビートルズ」のパロディー・バンドがあって、このビデオの中に、ドラッグにハマっていた頃のパロディーで、「紅茶中毒になっているメンバー」というエピソードをやっていたのを思い出して、懐かしく思っているからなんですけど。
 「ラトルズ」というのは、「モンティー・パイソン」のメンバーであった、エリック・アイドルとニール・イネスで作ったバンドなんだけど、もうビートルズ好きにとっても、コメディー好きにとっても、必須科目です。知らなかったって言う人は、必ず探して観ないといけません。音楽的にもコメディー的にも、最上級の英国のエスプリが薫ります。

 いや、しかしホント、さっきの回顧記事に戻りますが、「ジョン」がやっていたというところが、絶対に、「これは冗談だよ」って匂わせていると思いますよ。笑ってやって下さい。

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June 04, 2004

空気を撮る

flo2 昨日は癖のある色の写真を掲載したので、今日はその逆の写真をアゲます。
 ROLLEI35というドイツのコンパクト・カメラは、カール・ツァイスのレンズを使っているので有名ですが、ワタシのROLLEI35Sはカール・ツァイスのレンズそのものではなく、設計されたものをシンガポールで製造したというものなので、正式にツァイス・レンズとは呼ばれませんが、その実力は評価されています。
 拡大してみると(ここの写真は、クリックすると大きくなるよ、前からね)なんていうか、その自然なままの描写が伝えられると思います。
 何処かのページでも書かれていましたが、空気感が写っているんですね。わかります?俺だけかなぁ・・。
 ま、思いは人それぞれですが、LOMO LC-Aと対極を行くカメラだということは、わかって頂けると思います。
 そうした二つのカメラの共通点は、コンパクト・カメラであるということと、ピント設定が目測であるということですね。
 で、これだけカメラもってて、二つとも大のお気に入りだと言っておきながら、何故かもう一個欲しくなってるんだよね。今度は超高性能のオート・コンパクト・カメラ。どうしてもコンパクト・カメラからは離れられません。一眼はちっとも欲しいと思わんね。持ち歩きに不便で、スナップに向かないからね。
 そのうち、買いましたぁって書くでしょうね。賞与沢山もらえるかなぁ・・・

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June 03, 2004

フィルムの話

flo LOMO LC-Aで写真を撮るのに、フィルムの選択は何がよいか?という議論がたまに出ます。
 ロモはコントラストがどぎつく、また黄色みを帯びたエキセントリックな色合いが出るのが特徴的ですので、こうした特徴を更に伸ばして、普通のカメラで表現出来ないようなものを撮りたいと思うのに、こうしたフィルムの選択にまで及ぶのです。
 この話で、よく聞くのは、ダイソーの100円ショップで売っている、ダイソーブランドのフィルム(当然、100円)ですね。実はこれ、ちょっと前まで、中身がドイツのフィルムメーカーであるAGFAのVISTA 100が使われていて、箱書きが変えられていたものだったそうですが、今はKodak Gold 200になってますね。
 でも、コダックも捨てがたい色合いがあって、なんにせよ、ISO200っていうのがかなり有効です。ワタシは専らコレを使用しています。安いし、躊躇なくバンバン撮る気にさせてくれますね。
 特に気合を入れて撮るときには、AGFA ULTRA 1OOを使います。これはもう、神話になりそうな組み合わせとして、一部で有名になっています。
 ただでさえAGFAの色ってエキセントリックなんですが、ULTRAときたら、もうペンキで塗りたくったような凄い色がでるんです。高いけどね。
 で、今回の写真は、その組み合わせです。レタッチなんか、かましてません。本当にこのままの写真が焼きあがりました。写真屋のおばちゃんはびびってました・・。なんかもう、色が出すぎて、印刷が滲んじゃったみたいになってますね。
 こういうのオモロがっているんです。最近。映画のタッチもこんなの多くなってるしね、日本映画でも。

LOMO LC-A 馬入川にて -

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June 02, 2004

崑崙遊撃隊(山田正紀)

konron.jpg 山田正紀の「崑崙遊撃隊」を読みました。
 これは、前に「虎口からの脱出」について書いたときに、ネットで色々調べていたら、「虎口からの脱出」はこの作品のパクリであるという文章を見つけたからなのです。
 「ふーん、そうなのか」くらいに思って、それじゃその元ネタでも読んでみるかと、探して読んでみたんですが、舞台となる国とか時代設定が同じだけで、ワタシにはパクリとは思えなかったですねぇ。それよりなにより、あんまり没頭して読めるほど熱くなれなかったし・・。
 まず、1933年の上海という想像力を掻き立てる設定であるにもかかわらず、その場の匂いをかいだ気になれない淡白な書き込みだし、ゴビ砂漠に荒唐無稽な生物が出てくるのは願ってもないことで、アナーキーで面白いエピソードなんだけど、読んでるワタシの気持ちが盛り上がりませんでした。なんでだろうね?ストーリーは面白いと思うんだけど・・・
 こういう冒険小説は感情移入できないとスカッとしないんだけど、あれだけの情報量で感情移入出来るだけのイメージが自分に無いと、ついていけないんだろうね。ワタシでもついていける様になるには、もっと細かい書き込みを沢山してもらわないと、駄目だったんでしょう。
 面白い小説は、素敵な少しの嘘と、どうでも良い沢山の本当からなっているって、矢作俊彦も言ってたし。(誰かの引用だったけ)
 ま、もうひとつだったです。もう少し、違うの読んでみようかな?

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June 01, 2004

空の写真

sirokumo 空の写真を撮るようになったのは、LOMO LC-Aを覚えてからなんだけど、それ以来、写真を撮るとき、ぼんやりしているときでさえ、どんな空なのかを気にする癖がついた。
 そんな癖について、特に何も解説すべき事はないです。ただ、いろんな空があるんだよってだけで。
 こいつは珍しく、LOMOではなくてROLLEIで撮りました。


ROLLEI35S R129にて -

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