Franz Ferdinand(Franz Ferdinand)
ロックとしては、久しぶりに出ましたね。新しい匂いのするものが。グラスゴーで結成されたロック・バンド「フランツ・フェルディナンド」です。
聴いた瞬間「なんだこりゃ?」というほど、ぶち抜けています。これをカッコ良いと言わないと、「お前ダサイねぇ」って言われそうな程、昨今のロック・シーンと一線を画きながら、無性に肯定的なサウンド作りで、おっかないです。
その実、よく聴くと、むかーしのブリティッシュ・ロックのバンドが、最新式の録音機材とエフェクターを使ったら、こんな感じなんじゃなかろうか?とも思うし、とにかく色んなモノを吸収していて、熱いんだよね。
ギターのリフがとてもキャッチーで、耳に残るんだけど、どこかインディーな匂いもする。アメリカで言ったら、ドアーズ(ちょっと歌い方がジム・モリソンだと思わない?)。でも、あれだな、70年後半から80年代にかけてのイギリスで流行ったロックを、ゴッタ煮にした感じだろうか?メジャーな所からマイナーなところまで。
これはちょっと面白いですよ。ハナシの種にいかがですか?
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