ブランドと人間力
ノベルティー欲しさか懸賞なんだか忘れたけど、某英国系ディーラーのアンケートを出したおかげで、販促の郵便物がよく届く。今回も新車種の宣伝dvdが届いた。
「へぇー最近は紙だけじゃなくて、こういうメディアでも販促してるのか!」なんて妙に感心して、かけてみたら数分で終わってしまって、2回以上見る気にもなれないし、さりとてdvdなので、なんだか捨てるにも忍び無いしで、仕事場で一緒のちょっとお洒落な若手にあげた。
彼は結構喜んで、「うぉぉ、いいですねぇ。私もあと20年位したら、こういうクルマにのれますかねぇ」なんていっているから、「お前くらいならよく稼ぐんだろうから、あと10年もたたずに買えるだろ」と応じると、「いや、お金じゃなくて、ふさわしい人間になれるかって事ですよ」などと言う。
成る程その通り。若いのに良いこと言うね。人間力が伴わないと、クルマもファッションもいくら良い物を揃えても、かっちょ悪くなっちゃうよね。子供の頃からの育ちも関係するけど、いかに良い物を知るかということから始まるわけで、それ相当の知識をえるためには、沢山本を読んで、色んなものを食べて、色んなものを観て聴いて、いろんな人と話をしていくことが、お洒落の一歩だと、淀川長治大先生も仰っておりました。
でもまぁ、そういう理屈は解するんだけど、その先、自分の身の程っていうのはどう計るんでしょうね?
アタシなんかはまだまだ身の程知らずで、ようわかりませんわ。お洒落というよりは、好奇心だけのもので散財しまくっているんですから・・。
-LOMO LC-A だから写真はイメージですって-
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