映画「下妻物語」はノリノリ
ほら、「踊る大捜査線」以来、日本映画が好調なんですよ。この「下妻物語」も、予告編の段階から、「間違いない」と確信してました。映画館で予告みただけで、ちょっと涙が出ちゃったんだもん。何故なのかは、よく分からないんだけど。
原作は、「嶽本野ばら」。読み始めました。スラスラいけます。文体にリズムがあるから。
で、監督は「中島哲也」。サッポロ黒ラベルのCMで、トヨエツと山崎努を戦わせた人ですね。この人は前から注目していて、カルトな人気のあったTVドラマの「濱マイク」で「ミスター・ニッポン~21世紀の男~」の回の監督をしていました。この回は好きですね。その監督だった人という前知識だけでも、観ようと思ってました。
あのCMのイメージそのままの作風ですね。動きのダイナミズム、それとド派手な色の洪水。これはこれでもう完成してしまっているので、後は何を撮るかってだけの事になってしまっているのが、少し惜しい気がしますが、「この味が喰いたい」って時に、必ずイメージ通りの味を出して来る人なのではないでしょうか。。
今回主人公でロリータやってる深キョンは、ミスマッチな気が見る前からしていたんです。あのコ、可愛いけどデッカイじゃないですか。原作でも背の小さいコだし、ロリがハマるのは小柄なのに、どうしてなんだろ?って思ってたのですが、全編、主人公のナレーションが入るあの声は、深田恭子以外なかったでしょうね。あとマイペースで芯の強く、実は雑草の如くって感じ。ワタシとしてはここでの土屋アンナがとってもキュートで、入れあげてしまいそうだったんですが。。
ナンパにそんなこと言ってますが、アイドル映画とは趣が異なる佳作であると思います。
下妻(首都圏の田舎の方)という地域性で笑わすものとも違い、それじゃ「友情」がテーマでありそうに見えますが、もしそこが強く出ていたとしたら、ワタシは「ゴチソウサマ」で終わりにしていたと思います。ベタなのが嫌いだからね。原作もそんな感じじゃないし、それだけじゃない、なにかワクワクするリズムがあるんです。これにつきますね。
最初から最後まで、何か面白いことが始まるぞって感覚が持続するんです。ラストになっても。そういう気持ちが何だか懐かしくて、ホロっときちゃったんですかね。オジサンとしては。
面白かったですよ。出演者からスタッフまでノリノリで作ったのが感じられる映画でした。
The comments to this entry are closed.
Comments
まじ素直に面白かったです(≧▽≦)
私も土屋アンナ大好きです。
3年前くらいから日本のファッション雑誌に稲妻のように登場しましたからね~☆
Posted by: にゃも | June 10, 2004 12:56 AM
まじ素直に面白かったです(≧▽≦)
私も土屋アンナ大好きです。
3年前くらいから日本のファッション雑誌に稲妻のように登場しましたからね~☆
Posted by: にゃも | June 10, 2004 12:56 AM
にゃもさん、はじめまして。
映画のスピード感、テンポがよかったですね。
土屋アンナは、日本人離れした容姿で、モデルもでるしてるのに、演技もイケますね。
Posted by: BARI | June 10, 2004 11:07 PM