« April 2004 | Main | June 2004 »

May 31, 2004

下妻物語(嶽本野ばら)

 原作読みました。「下妻物語」嶽本野ばら。
 驚いたのは中島哲也の映画版のイメージと少しもぶれる事が無くかったことで、普通、原作と比べると映画はしょぼくなってしまうのですが、少しもそんな気にならなかったですね。
 映画版は色んな手法を使って、一般の映画より情報量が多かったことは言うまでもないでしょう。それと小説が、主人公の一人語りというスタイルだったのが、ハマった要因と大きいと思います。
 映画版でも述べましたが友情を強く押したテーマではなく、勿論ロリ道でもヤンキー道でもなく、万人に通じる、人の生き方・スタイルと、夫々の交友という点にテーマは集約されています。人の生き方・スタイルが、登場人物にとってロリータだったりヤンキーだったりと極端なキャラクターを持っているので、大変わかりやすく読み手に訴えられる内容になっているんですね。
 「友情」という言葉をそのまま使うのは、ベタで嫌だとワタシも思います。それは、きっと、その言葉の本当の意味を多くの人が誤解して使っているのを知ってしまっていて、その誤解されたまま受け取られるのを嫌悪しているからに、ほかならないのでしょう。
 そういったテーマの小説は探せば沢山あるんでしょうが、モチーフになっている文化が面白く、文体の持つリズムが大変よいことから、良書といえると思います。面白かったです。映画もこっちも。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 30, 2004

映画「下妻物語」はノリノリ

simotuma.jpg ほら、「踊る大捜査線」以来、日本映画が好調なんですよ。この「下妻物語」も、予告編の段階から、「間違いない」と確信してました。映画館で予告みただけで、ちょっと涙が出ちゃったんだもん。何故なのかは、よく分からないんだけど。
 原作は、「嶽本野ばら」。読み始めました。スラスラいけます。文体にリズムがあるから。
mike.jpg で、監督は「中島哲也」。サッポロ黒ラベルのCMで、トヨエツと山崎努を戦わせた人ですね。この人は前から注目していて、カルトな人気のあったTVドラマの「濱マイク」で「ミスター・ニッポン~21世紀の男~」の回の監督をしていました。この回は好きですね。その監督だった人という前知識だけでも、観ようと思ってました。
 あのCMのイメージそのままの作風ですね。動きのダイナミズム、それとド派手な色の洪水。これはこれでもう完成してしまっているので、後は何を撮るかってだけの事になってしまっているのが、少し惜しい気がしますが、「この味が喰いたい」って時に、必ずイメージ通りの味を出して来る人なのではないでしょうか。。
 今回主人公でロリータやってる深キョンは、ミスマッチな気が見る前からしていたんです。あのコ、可愛いけどデッカイじゃないですか。原作でも背の小さいコだし、ロリがハマるのは小柄なのに、どうしてなんだろ?って思ってたのですが、全編、主人公のナレーションが入るあの声は、深田恭子以外なかったでしょうね。あとマイペースで芯の強く、実は雑草の如くって感じ。ワタシとしてはここでの土屋アンナがとってもキュートで、入れあげてしまいそうだったんですが。。
 ナンパにそんなこと言ってますが、アイドル映画とは趣が異なる佳作であると思います。
 下妻(首都圏の田舎の方)という地域性で笑わすものとも違い、それじゃ「友情」がテーマでありそうに見えますが、もしそこが強く出ていたとしたら、ワタシは「ゴチソウサマ」で終わりにしていたと思います。ベタなのが嫌いだからね。原作もそんな感じじゃないし、それだけじゃない、なにかワクワクするリズムがあるんです。これにつきますね。
 最初から最後まで、何か面白いことが始まるぞって感覚が持続するんです。ラストになっても。そういう気持ちが何だか懐かしくて、ホロっときちゃったんですかね。オジサンとしては。
 面白かったですよ。出演者からスタッフまでノリノリで作ったのが感じられる映画でした。

| | Comments (3) | TrackBack (7)

May 29, 2004

立川談志独演会 国際フォーラム

 久しぶりに家元の高座を見に行くことが出来た。
 東京有楽町の国際フォーラムは、ゆったりした空間で、とても好きな場所だが、あんな広い劇場に落語という芸は、あまり向かない。だいたいPRINCEの来日公演とかやったりするところなんだぜ。今日も隣で、中島美嘉のコンサートをやっていたけどさ。
 立川談志は数年前から新宿の厚生年金会館とか広い所でやる機会を増やしてきたが、やはり落語は100人程度のハコでやるのが好ましいとは思っていて、では、何故やるのかというと、狭いところだと、いつも同じ談志マニアが集まるばかりになってしまうので、門戸が狭くなるのを危惧しているのだ、と語っていた。わかる人だけ判れば良いというスタンスでやっているように見えて、やはり広く門戸を開放することこそ、大衆芸能の基本であることを押さえているのでしょう。
 ワタシは既に談志師匠の大ファンでありますが、ワタシだけの立川談志として在って欲しいとは、つゆとも思いません。TVでは偏屈なオヤジのイメージとなってしまっていますが、あの素晴らしい芸をもっと皆に知ってもらいたいと思う一人です。チケット取るのが難しくなるのは、困るんだけどね。
 さて、今日の演目は、「疝気の虫」と「紺屋高尾」。
 「紺屋高尾」は久しぶりのマニア受けの大ネタですね。でも今回は、ちょっと散漫な印象を拭い切れなかったのは、席が遠かったからかもしれないけど。そういうところが、スペースの広さに対する落語の限界なのかも知れないですね。
 だけど、噺の中で、花魁が「で、裏はいつ?」って詰め寄るところは、流石に凛とした凄みがあって、あの大きな会場全体がシンとなったのに、背筋が震えましたけどね。

 終わった後に一緒に行った友人と、飯でも喰おうかと歩いていたら、例の「中島美嘉」のポスター売ってる露天があって、その中に談志のプロマイドが混じっていたら買ってしまいそうだね、と笑いました。

今回の高座の雰囲気をよく捉えて、また噺の解説もされている、レビューのBLOGをみつけたので、リンクさせていただきます。
猫の夜会ライブラリー(night clowder library)

 実は今年は夏くらいまで、いくつか家元関係のチケットが取れているので、また語っていきたいと思います。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

May 28, 2004

久しぶりに

久しぶりに、朝まで飲んでしまいました
今日は休みます。031116_1359001.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 27, 2004

ロモ☆コン 大賞頂きました

 シコシコ撮りためていたLOMOの写真を、コンテストとかに応募していたんですが、この度、おかげさまでアーバン・リサーチ殿の主催する「ロモ☆コン」にて、大賞を頂きました。アーバン・リサーチのページより、「ロモ☆コン」をクリックすると、観ることが出来ます。

 ちょっと忘れてたんだよね。応募したの。
 仕事帰りに飲み屋でクダ巻いてたときに、携帯が鳴ったんだけどすぐ取れなくて、番号を見たら大阪から。大阪から電話貰う人なんていないから、変だと思っていたら、すぐ留守電が入って、ますます「?」と、聞いてみたら、受賞のお知らせでありました・・。びっくり。

 展示会も、大阪・東京と行うそうで、詳細わかったら、またお知らせいたします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 26, 2004

時差ぼけ状態

 一年続いた仕事のプロジェクトが終わり、ひと段落。
 後半続いた夜勤からも開放されたのですが、日勤に戻って、未だ時差ボケのように、変な時刻に突然、立っていられなくなるほど眠くなる・・。かと思うと、妙に早朝に目がパッチリ覚めたりして。
 早く一般生活に慣れるように、がんばります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 25, 2004

文学賞の勉強

bungaku.jpg この前の矢作俊彦の記事を書くのにあったって、「三島由紀夫賞」というものの位置づけがどういうものなのかわからなくて、読んだのがこの本です。「文学賞メッタ斬り
 軽い対談形式で、日本に数多ある文学賞がどういったもので、その位置づけはどうなっているのかを、忌憚なく語っています。これは勉強になりました。
 「軽い対談形式」なので、暴露的な要素も含むし、対談している方々が、ああいった文学賞の下読みをしている人なので、楽屋落ちのような話にはついていけなくなることもありますが、総じて裏側の雰囲気はわかり、一気に読める「お手軽な情報書」として良書であると思います。
 楽屋落ち、個人攻撃については、軽くしよう・笑わせようという意図も含むので、読んだ人が鵜呑みにして、そのまま別のところで語ってしまったら、イタいだろうな。声を出して笑えるエピソードも多数ありましたが・・。
 ともあれ、こういう世界を解説した本は、なかなかお目にかかれなかったので、興味のある方は、一読してみると良いと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 24, 2004

台風一過を撮る

rakujitu 天気の良い日で別段用事の無いときは大抵、カメラを持って散歩に出かける。
 ワタシのお気に入りの愛機は、LOMO LC-AROLLEI35Sという、コンパクト・カメラという共通項はあるものの、両極端の性質を持つものなので、最初の頃は両方持って出て行っていたものだったが、流石にそれもしんどくなって、どちらか一方を持っていく。
 それでも両方大好きなカメラだし、写り方も全然違う。どっちを持っていくか至極悩むところではある。
 変なオブジェとか、室内で友人と遊ぶときとかはLOMO、自然の景色ならROLLEIと切り分けるようにはしているが、目的なく街をぶらぶらって時が一番困るし、むしろそういう時に写真を撮ることも多いからね。
 まぁ、この日はROLLEIのレンズ・フードを買ったばかりなので、あまり迷うこともなかったんだけどね。
 なぜかROLLEI35ってカメラは、レンズ・フィルタとレンズ・フードを装着する人が多いです。あっ、レンズ・フィルタってのは、レンズの保護とか紫外線をカットして写真の色ノリを良くする効果があって、レンズ・フードは横から光が直接入らないことで、写真の色が飛んじゃうことを防ぐものです。でも、ROLLEIってそんなに逆光に弱いかね?もしかすると、販売していた時は、これが標準装備だったんですかね?プロのカメラマンも、この装備で使ってますよね。
 そんな状況を見てきて、自分も同じ装備で撮ったらどうだろう?と、台風一過のキレイな空の下、写真を撮りましたよ、ってのがコレかよ?レンズ・フードの意味ないじゃん!

ROLLEI35S R129にて (しかも街じゃないし・・・しょうがないじゃん、田舎に住んでるんだから)-

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 23, 2004

Musicology(PRINCE)

price.jpg プリンスの新譜「ミュージコロジー」の評判がとてもよい。
 「私たちのプリンスが戻ってきた」といった評価が多く、まぁファンはどんな時でも味方だからそんなに悪くも言わないだろうけど、「みんなの思っているプリンスが復活」みたいな言い方なので、キャッチーでポップな曲が目白押しなのかと聴いてみると、大衆にひよった感じの産業ロック(もう死語か?)では毛頭なく、プリンスらしさ満載のPOPというよりCOOLと言った方が良い力の入った作品で、プリンスのファンというのはマニア的だなぁと感じ入りました。
 そんな事を言っておりますが、ワタシも自分の持ってるアルバム数でいくと、プリンスが2番目に多いアーティストで、思い入れのあるミュージシャンであることは、いうまでもありません。(ちなみに一番多いのは、ストーンズで、ブートも合わせれば100枚くらいになってしまう・・・売ったりとか、整理してるんだけどね。)当然このアルバムはズッぱまりでした。1曲目から「キターッ!!」って感じ。
 極めて音を少なくした、でも、一つひとつの音が生理的に気持ちの良いファンクで、エロっぽいというにはあまりにもストイックなビートはシビレまくりでしたよ。これはいいや。
 でも、びっくりさせてくれる曲はなかったな・・。かけている分は楽しいので、今回も少し辛く付けて、星4つでどうでしょう?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 22, 2004

鎌倉 失われた石室の謎を解く

 学校を卒業して会社員になるまで、鎌倉に住んでいた。
 山に囲まれた小さな街で、子供の頃は寺院の裏山などに登って、よく遊んだものだった。
 今はどうなっているのか知らないが、そうした山林を住宅地が脅かさない、自然環境の整った街だったのだ。
 そんな街に伝わっている、以下、謎話。

 昭和の時代、鎌倉・衣張山の南の麓で山イモを掘っていた鈴木さんという人が、石室を掘り当てたという。
 中を覗き込むと、そこには書物がびっしりと詰まっているのが確認出来たが、異様なカビの臭いがして、鈴木さんは何だか急に寒気と恐ろしさが襲い、家に逃げ帰った。
 後日、近所の人たちと見に行ってみようという話になっていたが、鈴木さんは数日後に山の中で、急に心臓マヒを起こして亡くなってしまう。
 自治会で弔いを上げ、さらに数日経ってから、鈴木さんの話をもとに、皆でその石室を探したが、とうとう見つからないままとなってしまった。
 「いやぁ、昔の防空壕の中に、近所のガキがエロ本隠しているのは、見つけたんだけどね・・大量に・・・」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 21, 2004

花びらふきだまり

hanbira 何気なく撮った写真が、偶然に素晴らしく見えることがある。
 その偶然が面白くて、とにかく沢山撮る。
 感受性なのか、思い込みと呼んで良いものが異なる人が見ると、それは屑同然だ。
 ここには屑ばかり集まっている。
 それが屑なのか、美しい花びらと見るかは、人の好きずきだが、面白がっている方が楽しいと思わない?

ROLLEI35S パイロット通りにて(どこだ、それ?)-

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 20, 2004

第17回三島由紀夫賞に矢作俊彦

 発表されました第17回三島由紀夫賞矢作俊彦の「ららら科學の子」。
 大好きな作家が、また、自分が読んで面白かったと思った作品が、受賞するとなんだか自分が誉められたみたいで、うれしいですね。そんなことってないですか?
rarara.jpg 三島由紀夫賞というと、芥川賞をとりそこなった人にあげるものっていうか、ほぼ同格くらいの権威があるそうで、権威はまぁ良いとして、この作品がそういった傾向のものだったかは、すこぉし首を傾げたくなるかなぁ、と思っているのも事実ですが・・。
 じゃ、どういう傾向かっていう話になると、難しいんだけど、これらの賞は純文学という傾向があるのに対して、ワタシ自身は、矢作俊彦が大衆小説というか冒険小説・・ハード・ボイルド作家だと認識していたからなのね。つーか、そう思いたかったワケ。つまんない例だけど、音楽でいうと「これはJAZZじゃなくてROCKだ」って言い張っているみたいなものなので、まぁ、どうでもいいことなんだけどね。第一、ハード・ボイルドってぇのは、文体であって、ジャンルじゃないと矢作自身も言ってるし。

 矢作の文学性について考えてみると、探偵小説やらコミックの原作とか、アクション物・犯罪物に近い作品が多かったところから「スズキさんの休息と遍歴―またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行」で、そのモチーフの取り上げ方から、文体まで大きく変えてきたところが、岐路だったのではと思います。(この作品はNHKで単発ドラマになってたらしいんだけど、見逃してしまって、くやしい思いをしています)
 こうした転換があったにせよ、ワタシの心を惹きつけてやまなかった理由は、出てくる登場人物やストーリーの底辺に流れる雰囲気を「カッコイイ」と思っていたからなんですが、それを上手く説明出来ないでいました。
 それが先ごろ、何かのインタビューを読んで成る程そうだったのか!と分かったことがあります。矢作俊彦の小説のテーマは「真実の探求」なんだと。
 テーマがそれであれば、文体がどうであれ、主人公が探偵であっても、さえないおじさんであっても、矢作作品独特の風合いが出てきて、「カッコイイ」とワタシが思ってしまう要因なのかも知れません。

 ま、とにかく矢作俊彦については、大ファンで、色々影響を受けたので、書き出すと長くなってしまいますから、今回はこれくらいにして、これからもボチボチ書いていこうと思います。
 でも、この人の過去作品って、入手困難になってきているんだよね・・。今回のこれで、色々再版してくれるとうれしいんだけどね。それと、本人がやる気を出して、もっと作品を出してくれるとかさ。どっちも無理か・・・?

| | Comments (0) | TrackBack (1)

May 19, 2004

Baptism(LENNY KRAVITZ)

renny.jpg レニー・クラビッツの新譜です。ジャケットかっこいいですね。赤の色が鮮烈。
 この赤を見ると、ミック・ジャガーdvdに写っていた、レニーのマイアミの邸宅を思い出しますね。リビングが調度品から何から全部真っ赤なの。
 あそこまでいくと、趣味悪いを通り越して神々しさを感じましたよ。アメリカのロック・スターって、すげえなぁって。
 そんなことはともかく、内容はストレートなロックン・ロール。この人のソング・ライティングは素晴らしく、リフもカッチョ良いし、数年前の日本公演を見に行ってワタシは何て良い曲を書く人だろうと、感動しまくりしてましたが、アルバムはあんまり好きくないんだよね。
 これはもう好みの問題なのでしょうがないんですが、グランジからこっち、音の汚しとかも好まないし、今回のレニーは、ドラムのビートがワタシの好まないところでした。ストレートなエイト・ビートなんでしょうが、あのつんのめるような音と、ドカドカと入るオカズは好きになれないんだよなぁ。なんていうか、垢抜けない感じに聴こえるんだよね。
 ま、それは狙ってやっているわけで、例えばファッションでいうと、ジャージを着てる人を見てオシャレに感じるか、「体操服じゃん」と感じるかの違いなんでしょうけど。(この例って古いですか?)
 このアルバムで唯一、「おっ、これはカッコ良いビートだ」って思ったのが、JAY-Zの参加している、ヒップ・ホップチューンだもんな。つくづくブラック・ミュージックに侵されてしまったんですかね?ワタシは。
 んな事言ってますけど、曲によって、こうやってビートを替えてくるあたり、やっぱり大物ですよね。人のアルバムに参加しても、きっちりカッコよく仕上げるし。
 今回は、ワタシなんかの好き嫌いで終始して申し訳ない・・。でも、リフもシャウトもカッコいいよ。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

May 18, 2004

関東周辺 一万円以下の貸切風呂のある温泉宿(大黒敬太)

kashikiri-002.jpg ナニゲに仕事場においてあった本を手にとって見て、「これは凄い!!」と驚いた本がこれです。「関東周辺 一万円以下の貸切風呂のある温泉宿
 何が凄いって、オールカラーでほとんどのページに当然の如くお風呂の写真があるのですが、その全てに露出度の高い若い女の子が写っているんですよ、旦那!それも、プロポーション抜群とも言えなく、すごく美人とも言えない、何ていうか、そう、素人っぽい女の子が!
 このちょっとハズしたモデルのチョイスは、ワタシのストライク・ゾーンというかホームランでした(涙)。
 なんだこれ?って聞いたら、「いやぁ、この位の露出度がたまんないんですよねぇー」って、お前は、あの時の!そーか、若いのに益々見所があるぞ!お前が買ったか!
 温泉の場所・交通機関とか料金とか、そこでの名物といった詳細がそれぞれに書いてあるんですが、写真にしか目が行ってくれません。ワタシの目がぁ~。この目が憎い・・・。
 巻末を見たら、「素人モデル募集」とか書いてあるし、どんな本なんだ?って編者をみたら、「大黒敬太」とある。この人が写真も撮っているらしい。いったいどんな人なのかと調べてみると、過去にTVチャンピオンで温泉王になったとか。大層有名でファンとかもいるのだろうか?一人で取材から撮影までこなしているらしく、それはそれで凄いぞ。
 でも、こういう温泉ガイドブックって女性向けのものが主流なのに、この写真の色っぽさは何?って思ったんですが、多分、オヤジが飲み屋の女の子を温泉に誘う為に見るモノなんでしょうね、、、のほほ・・

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 17, 2004

「ビッグ・フィッシュ」はアメリカそのもの?

 観ましたよ。「ビッグ・フィッシュ
 「人生はおとぎ話だ」というコピーに異論はありません。人間の存在自体、何故生まれて死んでゆくのかさえ、解明されていないので、みんなが好きずきに色んな意味や解釈をもって、明るく平和に生きて行こうという試みは、すべからく正しいものです。それが倫理となり宗教となり、法律にまでブレイクダウンされてしまった世の中では、奇異に感じてしまうかもしれませんが、根っこは一緒なんです。
 ティム・バートンの映画は、バットマンからこっち観てなくて、最初からうそ臭い映像を持ってきて、これはファンタジーですよってやるところが、ワタシにとってあんまり熱心に見られない理由でありました。ファンタジーという垣根が出来てしまっているから、リアルに感情移入できないんです。面白い絵だなぁとか、そういう面白がり方はするんですけどね。
 この映画は父と子の邂逅というか愛を描いた映画で、ティム自身先ごろ父上を亡くされたばかりということで、どういう具合に感動させてくれるのかと、楽しみにしておりました。
 特撮の父と母が初めて出会う場面で、周りの動きがみんな止まってしまうとか、魅力的なシーンとあいまって、父と子の愛情がじんわりとくる佳作でありましたが、ここにワタシは別の主題があるのを見出しました。
 この父親は、実はアメリカそのものなのではないかと。
 まず、息子がフランス人と結婚してパリに住んでいるというプロットがあって、父親は大ぼら吹きでかつ自己中心的に話を進めるところを、恥ずかしく思っています。この設定は、ヨーロッパの各国がアメリカに対して思っている感情と、極めて似ているなあと思ったんです。息子がパリに住んでいなければ、こんなこと思いつきもしなかったんですけどね。
 息子はこんな親父がケムたくてケムたくてしょうがない。そこに何の悪意もなく、すべてが愛だということを最初から判っているけど、大ぼらで煙幕を張られた向こうの、本当の実体はどうなのかを知りたい。
 けど、結局楽しくやっていただけの事がわかってきて、そんなことどうでもいいじゃないか、というところに行き着くわけです。
 ティム・バートンは、異端児たちの愛と悲しみを描くのが得意であるという評価がありますが、実はこの異端児というのは、アメリカそのものであり、これを優しい目で弁護しているのだなと、こういう結論に達したわけであります。
 アメリカ映画というのは、正統派ハリウッドでは「正義」が主題になるのが一般的ですが、こうした家庭愛を描いた映画が実は主流です。彼がそうした映画を撮ったこともひとつ、戦争でやつしているアメリカを見つめ直してのことかもしれません。
 世界の中でアメリカが弱くなってきたのも、事実なんだよね。ひとつ、優しい目で見てやってくれよと、いうところなのでしょうか。そこまで勘繰ってみると、さらに涙が出てきます。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

May 16, 2004

ハンドルネーム占い

 もう知ってる?「ハンドルネーム占い
 結構古くからあるサイトなんだけど、思い出したように行ってみた。
 姓名判断があるように、ハンドルにも縁起の良し悪しがありそうでしょ。
 ここのサイトは生年月日も入れるから、その人との向き不向きもあるのかなぁ?なんて思ってみたり。
 ワタシのハンドルの「BARI」は、学生時代からのニック・ネームをそのまま使ったもので、表記だけを自分で考えたのですが、この占いでやってみると、「ばり」と「バリ」でも、半角文字や大文字・小文字でも異なった回答が出てくるので、やっぱり表記のセンスも人となりが出るんだろうなと、感心しきりでした。
 ちなみにワタシは小吉。こういう結果が出ると、欲をかいて、もう少し縁起の良いハンドルに替えてみたくなって来ますが、いまいち保守的な性格も抜けきれないので、今更替えるのもなぁ、、そんなに悪い名前でもないし・・と、思っています。
 ま、遊びの様なものでしょうが、ハンドル変更を考えている貴方、一度試してみては?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 15, 2004

クルマの中から彼女をみつけた

lady この写真が、その彼女。見つけてすぐにクルマを停めて、SHOOT!
 近くで見ると一寸クセがあって、微笑ましいね。

ROLLEI 35 S 厚木にて -

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 14, 2004

写真にハマったきっかけ

enn ワタシが写真にハマったきっかけは、レインマンという映画でした。ダスティン・ホフマントム・クルーズ出演の、ロード・ムービーの佳作ですね。
 この映画の中で、ダスティン・ホフマン扮する心身障害者の兄が、旅の途中途中にフル・マニュアルのコンパクト・カメラで目に付いたものを撮っているシーンがあるんですが、トム・クルーズは「なにつまらん物を撮ってるんだろう」くらいの表情をするだけで、ストーリーの最後まで、この行動については言及されません。変わった人の理解不能な行動として、ただ描かれているだけなのかと思うと、映画のエンドロールで、この写真がストーリーの時系列で挿入されていくんです。ここで出てくる写真に、ワタシは「やられた!」のでした。
 「こんなのアリなのかよ?」と言う感じで、ワタシは感動してしまいました。良い写真なんです。撮っている時には「?」なのですが、写真になってみると撮った人の意図が初めてわかったっていうか。凄いなって。
 これを見てからですね。ワタシが写真を撮るのが面白くなったのは。で、やっぱり、フル・マニュアルのコンパクト・カメラほしいなぁ、となったわけです。結局、よく使っているのは、露出オートのLOMOなんですけどね。

LOMO LC-A 江ノ島にて -
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

May 13, 2004

「トリビアの泉」の「金の種」は・・

 「トリビアの泉」の「金の種」は、どうして換金できないのか・・・?


 ジョークがもう一つなので、63へぇ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 12, 2004

LOST IN TRANSLATION よかったよぉ

lit.jpg 観ましたよ。「LOST IN TRANSLATION(ロスト・イン・トランスレーション)」これはワタシにはホームランコースでした。映画館出たあとも、切ないムードに溺れたまんまになってましたね。最高によかった。
 まず極めてスナップ・ショットに近い感触の東京の映像がとても美しくて、この映像だけも切なくなってきましたよ。この東京の表現には賛否両論出ているみたいですが、ワタシの目に映る東京もこうです。きっぱりと。日本の心を描くというより、東京を見た印象そのものの目ですね。ワタシも東京に住んでいるわけではないので、同じ様に見えるのかもしれません。
 そしてこうした表現が、いかにも旅に来ている気分を醸し出し、その場にいるよそ者として、主人公のビル・マーレイスカーレット・ヨハンセンの孤独を浮き彫りにしています。
 それが二人が知り合ったとたんに、疎外感のあった街は同じ表情であるにもかかわらず、なんだかヒリヒリとした心躍るものに変わります。心の持ち様で、なんだかよく分からない困った街はスリルとサスペンスの対象になっていくんです。
 見知らぬ街で出会った男女の心の動きを恋愛とも、人間ドラマとも取れる内容は、それがどちらであったにせよ、本当の旅と孤独を知る人には、共感を呼ぶのではないでしょうか。
 実際に旅に出ていなくても、実は今の暮らしぶりに違和感を持っているひとは、旅をしているのと同じことであり、その同志と巡り合ったっていうテーマとも受取れるんですね。別に舞台は東京でなくてもよかった。でも二人を引き立たす舞台は、東京でなければならなかったとも思います。
 ま、何にせよ、ワタシは泣きました。
 ソフィア・コッポラは、もう七光りとは言わせない傑作を作ったと思いますよ。完璧主義の親父は、完璧主義故に予算オーバーとなって、映画を作ってますが、この映画は予算をとにかく押さえたと聞いています。そうした、例えば照明が少ないとか、街の中で少人数で隠し撮りの様に撮るとかした結果が、よい演出の効果になったとも思います。
 あらすじとかが知りたければlinkを参照してくださいね。もっと色んな情報を集めて(HIROMIXが出ててどうとか・・)書こうかと、観る前は思っていたんですが、本当に感動すると、そんなことはどうでもいいかな、と思えてしまうものですね。お勧めです。
 しっかし、スカーレット・ヨハンセンかわいかったなぁ・・

| | Comments (3) | TrackBack (5)

May 11, 2004

ブランドと人間力

car ノベルティー欲しさか懸賞なんだか忘れたけど、某英国系ディーラーのアンケートを出したおかげで、販促の郵便物がよく届く。今回も新車種の宣伝dvdが届いた。
 「へぇー最近は紙だけじゃなくて、こういうメディアでも販促してるのか!」なんて妙に感心して、かけてみたら数分で終わってしまって、2回以上見る気にもなれないし、さりとてdvdなので、なんだか捨てるにも忍び無いしで、仕事場で一緒のちょっとお洒落な若手にあげた。
 彼は結構喜んで、「うぉぉ、いいですねぇ。私もあと20年位したら、こういうクルマにのれますかねぇ」なんていっているから、「お前くらいならよく稼ぐんだろうから、あと10年もたたずに買えるだろ」と応じると、「いや、お金じゃなくて、ふさわしい人間になれるかって事ですよ」などと言う。
 成る程その通り。若いのに良いこと言うね。人間力が伴わないと、クルマもファッションもいくら良い物を揃えても、かっちょ悪くなっちゃうよね。子供の頃からの育ちも関係するけど、いかに良い物を知るかということから始まるわけで、それ相当の知識をえるためには、沢山本を読んで、色んなものを食べて、色んなものを観て聴いて、いろんな人と話をしていくことが、お洒落の一歩だと、淀川長治大先生も仰っておりました。
 でもまぁ、そういう理屈は解するんだけど、その先、自分の身の程っていうのはどう計るんでしょうね?
 アタシなんかはまだまだ身の程知らずで、ようわかりませんわ。お洒落というよりは、好奇心だけのもので散財しまくっているんですから・・。

LOMO LC-A だから写真はイメージですって-

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 10, 2004

POWER OF SOUL: A TRIBUTE TO JIMI HENDRIX(VA)

jimi.jpg 新しく出たジミヘンのトリビュート・アルバムです。もうこういうの買うのやめようと思っていたんだよ、よっぽどの事がない限り。ジミヘンのトリビュートなんて山の様に出てるんだし、93年に出た「STONE FREE」がほぼ止めを刺しているしね。
sf.gif まず右のジャケットの「STONE FREE」から説明すると、ジミのエンジニアだったエディ・クレイマーの発案の元に、大御所ミュージシャンが集合し作成されたアルバムで、ワタシもコレには1も2もなく飛びつきました。どんな人がやってるかは、link先を参照してもらえればいいけど、圧巻はジェフ・ベックプリテンダーズだったなぁ。ホントこいつはよかった。
 トリビュート・アルバムってやっぱり参加メンバーがどうかってことなんですが、今回買ってしまったよっぽどの事とは、プリンスEW&Fの参加でしょう。プリンスってこういうの参加する人だったけ?アースってどんな感じになるんだ?
 今回も、その他大御所がゾロゾロ参加してますよ。サンタナスティングS・レイ・ヴォーン・・・
ifs.gif 「レイ・ヴォーンって死んじゃってるじゃん」は言うに及ばず、よく調べてみるとサンタナもスティングも95年に出た「IN FROM THE STORM」というトリビュート・アルバムに既に入っているじゃありませんか。このアルバムは聴いたことがなかったんですが、誰か聴いたことがある人、同じバージョンなんですか?当然、レイ・ヴォーンもこの企画の為の録音ではなく、既発のものですな。そうそうジョン・リー・フッカーもそうだ。
 別に、企画物のアルバムなんで新録でないことにケチつけたってしょうがないですが、こういう企画に必ず参加してる、お馴染みクラプトンのやってる曲も、「STONE FREE」の時に同時に録音したもので、そのときにボツにした方の曲らしいって聞くと、少し気持ちが萎えてきますね。確かにクラプトン、あんまり良くなかったです。あっ、サンタナはよかったですよ。スティングも水を得た魚だったし。
 で、肝心のプリンスはいつものプリンスでした。参加したってことが凄いです。やっぱりジミヘンにリスペクトしてるんでしょうね。アースもかっちょ良い。
 一番の当りはレニー・クラビッツでした。これはよいです。
 全体を通していうと、なんだか皆が自分の我を張っているみたいで、散漫な印象を受けましたね。一個イッコは、まぁ良いんだけどね。
 今回は珍しくあまり良い評価をしてなくてすいません。気分的なものもあるかも知れませんが・・。でも、ジミヘンのトリビュート聴きたいなぁって人で、「STONE FREE」を聴いてないなら、まずそっちから聴きなさいってことです。はい。

 今後も少し辛めにいこうかな。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

May 09, 2004

Me and Mr. Johnson (Eric Clapton)

kurap.jpg 前にも少し書いたのですが、今度は1枚通して真面目に聴きました。クラプトンの新譜です。
 人気アーティストだし、ワタシがあれこれいうことはありません。「買おうと思ってるけど、どうなのかな?」と、ワタシに相談するのであれば、「買いです」と答えます。
 ロバート・ジョンソンという人は、説明するまでもなく、bluesの祖として崇め奉られているような人で、弾き語りのイメージがありますが、このカバーアルバムは、弾き語りではなくバンドでやってます。このメンバーを集めたバンドの音が、悪いわけがありません。スティーブ・ガッド、ネーザン・イーストといつものメンバーに加え、今回ワタシが「あれっ」と気を引かれたのは、 ビリー・プレストンの参加です。この人って最近クラプトンと一緒にやってたんですか?BLUES BROTHERS 2000では、一緒にやってたの知ってますけど。(ビリー・プレストンの詳細説明linkが見つからないので、あえて書くと、アメリカのR&Bミュージシャンで、ビートルズとかローリング・ストーンズのレコーディングに参加したりしてるベテランです。ビートルズのGET BACKのピアノ・ソロは彼のものですね)
 なんつって最近のクラプトンのアルバムは全然聴いていなかったワタシなんですが、こいつは聴く気になりましたね。まず、ALLロバ・ジョンのカバーということで、サウンドの統一感があり、またハズレの曲がない。聴いてみて驚いたのは、音の良さというかリアルさで、やっている部屋の大きさみたいなところまで分かるような、音の定位とか臨場感が凄かったです。
 ヘビ・ロテです。楽しく聴きましょう!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 08, 2004

8万文字の絵(日比野克彦)

8manji.jpg 日比野克彦という人を最初に認識したのは、段ボールアートの時だから、初期の頃からということになりますが、圧倒的に気になりだしたのは、94年に平塚市美術館にての展覧会を観てからです。
 この展覧会は街を上げてのプロジェクトで(確かこのときだったと記憶している)、酒屋のトラックにペイントしたり、民家を装飾したりと、街全体を会場にするという、かなりプログレッシブな展開をして、正直、ワタシは感動したものでした。
 この本は、よく行く本屋でたまたま見つけたんですが、少し手に取ってみて、よくいるアーティストにありがちのスピリチュアルに走った難解な文章と違って、いたって論理的にかつユーモアを交えて読みやすく、アートを語っているという点で、購入に至りました。さすが芸大の助教授です。
 随筆集とも違う、書き下ろしのアート論と位置づければよいでしょうか?ワークショップのテキストという感じの本ですね。実践に向くというか。ワタシにとって目からウロコの論理があって、とても勉強になりました。
 個人の無意識の中の美意識があるんだ、というところから話が展開していくのですが、この「無意識の中の美意識は、言葉を覚える前に(言葉で表現できない)体で覚えたものである」よって「言葉=脳で考えたものと、身体(触覚等)で感じられるものがシンクロしないと、その人の本当の表現にはならない」という論点(注:括弧内はワタシの要約です)には、とても感銘を覚え、これはコンテンポラリー・アートのみならず、全ての芸術にあてはまるものだなぁと、思いました。
 これは、絵画とか彫塑を例にとって説明されています。頭で考えて「こういう形を作ろうと思っても、実際に手で作成しているうちに変更が入ってくる。これは身体が持っている美意識が、頭で考えたものに対して、修正を加えているということであり、あるべき所作である」という内容は、音楽にも同じことが言えるなぁと思ったわけであります。
 これは、ワタシの経験から申しますと、頭で考えたものが詩となり、身体から出てくるものがビートということになると思います。
 詩が先にあって曲を作る場合、文章を書いたものがそのまま歌詞にあることはありえません。歌ってみて言葉は練磨され、気持ちのよいビート感を得るために、更によい言葉・語句に置き換えられ、しまいには当初の意味と異なった詩になることさえあります。こういった作業を経て、はじめて自分の歌が出来上がっているのです。
 この本を読んで、前に紹介した笹川美和という人の詩は、今の例とは逆に、頭脳ではなく身体の無意識から出ている言葉(音)なのかな?と、おぼろに感じました。なんだか体に滲みるんですよ。あの人の歌って。

 まだまだ本を読んだばかりで、とりとめがなくなりそうなので、今日はこの辺にしておきますが、今後もあとをひくものでありましょう。

| | Comments (0) | TrackBack (3)

May 07, 2004

久しぶりの街

mati 所用があり、高校時代によく遊んでいた街の駅に、久しぶりに降りた。
 高校卒業以降にも何度か来ていたが、前回来た時からは数年ぶりになる。今では家と会社を行き来する時に、通り過ぎるだけの街になっていたのだ。
 久しぶりに降り立った印象は、なんだか駅の周辺が狭く感じた、ということだ。もしかしたら、よく来ていた頃と比べて、私自身が大きくなったからなのかとも思ったが、流石にそれはないと、ひとり笑った。
 なんのことはない、以前より高い建物が増えて、見渡しがきかなくなったせいなのだろう。
 でも少し、自分が人間的に大きくなったからという理由も、ほんの少し、ほんのちょっとだけだけど、あったんじゃないかと思いたい。

 -LOMO LC-A 写真はイメージです(w -

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 06, 2004

事実(笹川美和)

jijitu.jpg この人の曲について、初めて心に引っかかったのは、有線に流れてきたピアノのイントロで、「これはいいなぁ、誰だろう?」なんて思ってたのですが、そのうち「わらい~わらへぇ~」という歌詞で、「ああ、あのCMで流れてたやつかぁ」と認識したのでした。
 「もう一度最初から聴きたいな」と思っていたけど、テレビ自体あんまり観る暇もなくて、誰の曲かも分からなかったし、小岩井純水果汁のCMであると認識出来たのがつい先日。そこからはインタネで検索しまくって、笹川美和という人の「笑」という曲だと調べがついたわけです、部長。
 エイベックスの大型新人なんだってね。気合十分で、ジャケットはなんと荒木経惟だし、CMソングにゃなってるし、ドラマの主題歌もやってるっていうじゃありませんか。プロデュースの林有三という人も、この人の個性を立たせまくったアレンジをしていて、これは間違いないなぁ。
 農耕民族特有のオン・ビートとコブシは、本当に個性的で、日本人の郷愁を呼び起こしますよね。

 アルバムを買ってみて思ったことが2点あって、ひとつは、アルバムを通して全ての曲のタイトルが、歌詞の中で使われている単語だけだということ。これは意識してやってるんですかね?「笑」とか「金木犀」とかいうのは素直に受取れるのですが、「尽くす」とか「ならば」「ただただ」になると、何か尋常でない思惑を感じます。
 ワタシも詩を書くので、この辺のところを自分の体験に当てはめて憶測すると、こういうタイトルをつける時って、「こういうことを書こう」というプロットがなくて、ただただ感情の赴くまま書いた詩に、「さてタイトルはどうする?」「ええぃめんどくせー、これでいいやぁ!!」とつけるパターンがほとんどなのですが、これも同じパターンなのでしょうかね?本人に、とても聞いて見たいです。
 色々検索をしていて、この人は音楽をやりたいというより、元来は詩人だったんだということが分かったので、やはり感情が溢れ出たときに書き留めたものに、メロディーをつけているというのは、当っている気がしますが。
 もう一点は、これも全体を通して共通のテーマが「無償の愛」であると見て取れることです。気になったのは、そうした詩が一人称で書かれていることで、「私は無償の愛を以って、あなたを愛しているのです」と公言する事自体、どこか見返りを期待しているような感じが出るじゃありませんか。「かわりにあなたも、もっと愛して」なのか「こんな私を哀れに思って下さい」みたいに。でも、中島みゆきが狙って作った「うらみ節」みたいな印象とも違うし、どこか、そういう「見返りを期待しているように取られないようにしないと・・」という言葉の作り方が見えるような気がして、興味深いところがあります。
 まだまだCDは出して行くのでしょうから、2作目は違ったテーマが来るのか、それとももっと吹っ切れた形での愛の在り方が提示されるのか、はたまたこのままの姿勢を貫くのか、楽しみですね。

 話は最初に戻って、アルバムバージョンの「笑」のイントロは、思っていたピアノのものとは異なって聞こえました。エイベックス以前にインディーズからも同曲が出ているらしく、そっちのバージョンなのかな?これも聴いてみないと・・・

| | Comments (6) | TrackBack (3)

May 05, 2004

キース・リチャーズに映画出演オファー!?

 敬愛し毎日チェックしているD姐のABC振興会で、驚きのニュースを見つけました。「デップが熱望する「パイレーツ・オブ・カリビアン」続編の父親役オファー
depp.jpg ジョニー・デップがこの映画で役作りにキース・リチャーズを手本にしたというのは有名な話ですが、その御大を直接出演させてしまおうというのは、ちょっと反則っぽいよなぁ。どのくらい反則かというと、日本のプロ野球オールスター戦で、パのピッチャーがイチローになったのに対して、セが怒って「バッター交代して、長嶋茂雄」というくらいの反則技だよなぁ。絶対ウケるのが分かっているっていう。

 実際、1996年のオールスター戦で、セのバッター松井秀喜に対して仰木監督イチローを出しちゃった時、野村監督は苦虫を潰したような笑い顔で「代打 高津」としてしまったんだけど、あんときはコーチに長嶋が入ってたんだし、ゴジラと対決させないならこうだったろう、なんて今でも思っているワタシだ。オールスターなんだし。(しかし今書いてみると凄いメンバーだな。プレイヤーみんなメジャー・リーガーじゃん)

 例がとってもマニアックですまんそん。でもそのくらいマニアックなネタであり、反則って言いながらとても喜んでしまうファンならではの心理をついたお話ですね。
 本当にキースが引き受けたとしたら、なんだか演技が素人で大爆笑だったりしてね。ひょうきん族に出てた「吉田君のお父さん」みたいな感じで。
 でも、出演料高そう・・。あんまり期待せずに待ちますか「カリブの海賊2」。

 (関係ないですけど、今回のリンク引っ張ってくるのは骨が折れましたわ。仰木監督のLINK FREEなプロフィールが中々見つからなくて、単なるニュースをリンクしてるし・・・ごめんね)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 04, 2004

おんじの名前

031202_0359001.jpg 今や泣く子も喜ぶ「アルプスの少女ハイジ」ですが、「あのおじいさんの名前って、なんて言うの?」という話になりました。
 「ヨーゼフじいさんじゃなかったっけ?」
 「ヨーゼフは犬の名前だろ!」
 「えっ?犬はパトラッシュじゃねーのか?」
 などと、一向にラチが開きません。
 インターネットで調べてみると、「アルムおんじ」とか言われていますが、「アルム」って土地の名前じゃないですか。
040120_0143001 結局、名前は不明の偏屈なじじいなのだという結論に達しましたが、せめて人形には名前をつけてやろうと、お腹に「と」の字を書いてあげて、ウチの職場では「と金じいさん」と呼んであげています。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 03, 2004

気攻とヨガ

 学生時代に劇団員から教わった発声練習・呼吸法を続けている。
 そんなにつらいものでもなく、早い話が腹式呼吸なのだが、これが健康にも良いらしい。
kokou.jpg ワタシの大好きで、いまだに繰り返して読む冒険小説、景山民夫の「虎口からの脱出」(でもワタシにしてみれば、これが彼の処女作にして最高傑作で、以降これを超えるものは書けてなかったなぁ・・直木賞取ったやつも、もうひとつだったし)の初めのシーンで、主人公が太極拳だか気功法の深呼吸を行っているシーンがあって、これが教わった劇団の発声練習にそっくりだったんだよね。発声は気功に通じるっていうのか。健康に良いのもわかる気がする。要するに、横隔膜を鍛える運動なんだと思います。これをやることで、内蔵脂肪も付き難くなるとのことで、ダイエットにも効果的らしい。
 ま、人にも薦められる健康法だと思って此処に書いているのですが、これを続けていたにも関わらず、去年の秋口から続いた夜勤のストレスからか、人生で最大級の体重になってきて、昼勤の時に着ていたスーツが入らなくなっちゃったのが死活問題なんですよぉ。間食が多くなって運動量が減っているという直接原因もありましょうが、何か簡単に運動したことになんねぇかなと、インタネで見つけた「つるのポーズ」を始めたワタシだ。
 片足で3分立つっていうヨガのポーズなのかな?これは確かに簡単なんだけど、やってみたら辛いわぁ。スゴい効きそー。体重は適正に落ちるんだけど、胸は大きくなるんだって。
 少なくても数ヶ月は続けてみようかと思います。別に俺は、オッパイ大きくならなくたっていいけどね。

| | TrackBack (1)

May 02, 2004

KILL BILL vol.2

kil2.jpg ワタシのGWも昨日で終わってしまいました・・。3連休で終了。今日は仕事場からこっそりアップ。内緒にしてね。
 さて、これも公開日に観てしまっているものですが、色んな所に感想がアップされているし、その評価についてあえて言うべくこともなく、やっぱり大好きなものなので、暫く放置しておりました。タランティーノexciteの方の人物紹介は生年が1936年になっていて、おもいっきり間違ってますね)のKILL BILL vol.2です。
 巷の噂どおり、今回はアクションよりもドラマに重点が置かれた構成になっていて、どんでん返し的なストーリーにもドキドキしますが、前回から引き継がれている、彼のリスペクトする映画に対してのコダワリが徹底していて、面白かったですね。
 一番分かりやすいのは、中国での拳法の修行のシーンですが、画面の粒子がいきなり荒くなって、いかにも昔の香港映画の雰囲気をかもし出します。
 更に極めつけは、この拳法の師匠が見得を切るとカメラがドーンとアップになるんですが、このときに画面が微妙にブレるところまでマネていて、これに気がつくとスンゴい笑えますね。
 あとで、ユマ・サーマンのインタビューを読んだら、やっぱりこの撮影方法について語っていて、やっぱりカメラの人が上手くてブレないから、監督がもっとヘタにやってくれ!と頼んでいたそうな。
 後は観てちょうだいよ。こいつについては趣味を突き詰めた映画なので、人間描写がどうのなんて野暮なことは言いません。でも、何と言うかよく分からない人間の業みたいなものは、ヒシヒシと感じる映画でしたねぇ。
 きっと、DVDも買うでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

May 01, 2004

Honkin' on Bobo(Aerosmith)


bobo.jpg
 発売と同時に買っていたんだけどさ、書く暇がなかった。決して書くべきことが無かったわけじゃないし、クルマの中のCDチェンジャーのローテに入ってます。
 これはエアロのBLUESカバーです。やってる曲目は、ブリティッシュ・ロック黎明期の頃、イギリス人が一生懸命カバーしてた曲が揃っていて、ストーンズの初期のブートレグとかを聴くと、これらが揃って入ってたりします。
 そういうのを感じると、アメリカのバンドがアーシーなスタイルでオリジンに戻るっていうよりは、ブリティッシュ・ロックを経由して逆輸入されたのかな?って思ってしまうのですが、中々とビートはアメリカオリジナルなものなので、スカっとノれますね。ブリティッシュだと、もう少し屈折するでしょ。クラプトン以外の人たちは。ローリング・ストーンズもベースがアメリカ人になってから、ビートが変わったしね。
 この間、ウチのバンドのギターと久しぶりに呑んでいて、このアルバムの話になったけど、感想としては「なるほど、そうなんだよなー」という感情で、意見が一致しました。何をいっているかというと、もう少し、渋みのある(アコースティックとは限らないんだけど、そんな様な)ものを期待していた自分がいて、だけどこのアルバムは、まさしく今のエアロを体現するロックのビートが全開となっていることについての、正直な感想なんだよね。
 多分、渋く作ることは出来るんだろうけど、そうしたら、逆に「あざとさ」がハナにつくっていうかね。「僕たちはこんなに器用なんですよ」って宣伝しているみたいな、そんな感じになってしまうのではないかと。
 だから、第一線のバンドなんだし、自分の王道を行くんだっていうスタイルに、我々は「そうなんだよねー」と言わずにいれなかったわけです。
 このアルバムみんなはどう聴いているんだろう?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« April 2004 | Main | June 2004 »